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コミュニケーションって大事!

先日SRL感染症フォーラムに行ってきました。
久しぶりにあのような場に参加したような気がします。

コミュニケーションって大事というタイトルなのに全然関係ないじゃないような冒頭かもしれません。
しかしここでの話の中でやっぱりコミュニケーションをしっかり取ることは大事なんだと改めて思わされた内容があったんです。

術後透析をしていた患者さんの血漿分離器と血液濾過器のつけ間違い事例や、少しの検査結果の異変から、報告多職種が代理ミュンヒハウゼン症候群(自分の子供に病気をつくり、熱心に面倒みることで自分の心の安定をはかる)に気付き、その家族を救えた事例の話

正直話を聞いて怖くなったのもあります。

いつもと違う動きをしたり、誰かがやってくれているだろうと確認を怠ったり、運用や医療的知識不足などインシデントが起こる要因になるものがすべて重なったことによる最悪の結果と
異変に気づいたことで報告。それぞれの担当においての観察力やその連携がうまくいったことで救えた良い事例

本当に両極端の話でした。

どちらも思うのがコミュニケーション。
異変に気づいたときにコミュニケーションがとれればそこで気づけたかもしれません。
コミュニケーションがうまくできたからこそ連携がうまくいったのでしょう。

例えば検査をして異変に気づいたとき
間違ってて怒られたらどうしようと伝えるのを悩んだりしてませんか?

以前教えてもらったことでわからないところがあったとき
聞きづらい、怒られたらとわからないままやってしまうことはありませんか?

これはその場の環境も大事かと思います。
ではどんな環境が良いのでしょうか?

  • 雑談を含めて普段から会話がある。

  • 個人個人だけでなく部署全体でコミュニケーションがとれている。

  • 新しい人であっても輪に入りやすいように会話する。

  • 聞かれた方は話を聞き、答えたり、ヒントを言ったり、何か次に繋がる反応をする。

  • 報告を受けたことに対して怒らない(感情的にならない)

また環境が整っていても聞く人自身も寄り添わなければ意味はありません。

  • 入れてくれた輪に入る

  • 会話に対して応える

  • お礼や挨拶、返事などマナーはしっかり

どうしてもその場や人に慣れていないと自分からいきにくいという人も少なくないのではないでしょうか。
割と僕もその1人です。
しかしどんなに環境を作ってくれて話しかけてくれたとしても、それをきっかけに自分も応えなければそこから先発展しません。
社会に生きる上で人との関わりは多かれ少なかれ発生します。

コミュニケーションがうまくできるかどうかで、その場が楽しく感じるか、苦痛に感じるか
そういった自分のメンタル面にも関係があると思います。

特に職場においては1日の1/3はいる場所です。
いつでも自由で楽しい!
というのは難しいかもしれませんが、やることはやって、息抜きするときは自由に、
困った時には寄り添える
そんな環境にしたいものです。

なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが
自分の生活が楽しくなるためにも
ミスを減らすためにも
コミュニケーションは大切!
そしてコミュニケーションを取るためには、話し側も聞く側もお互いが受け入れ合うこと
これが大事なんじゃないかなと思います。

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