フィリピン語学留学-Edhen Miles-
※これは2009年の回想記事です。
2009年6月。私はフィリピンのケソンシティにある語学学校
『Edhen Miles(エデンマイルス)<現:Story Share>』に向かいました。
周囲の人にフィリピンが危ないだの、気を付けろだのを散々言われ、
かなり警戒していた私は、空港から学校への送迎を依頼していました。
1年前から海外へ行くための準備を初めており、
英語の勉強は「スピードラーニング」と
英語のテキストを3冊ぐらい買いましたが、
結局テキストには全く手を付けず、
「スピードラーニング」を聴き流していました。
はい、全く何にも話せない状態でフィリピンに降り立ちました。(笑)
「スピードラーニング」は全く話せない時に聴くよりも、
ある程度聞き取りと話せるようになった時点で聞くと語彙や言い回しを増やせますが、
私は聴き流しているだけでは全く話せるようになりませんでした。。
空港に迎えに来てくれたのは学校のスタッフであるというフィリピン人の女性でした。
英語が話せなくて心配でしたが、簡単な日本語を話せるその女性にホッとし、
早速車に乗り込んで学校へ向かう事に。
学校へは空港から約1時間程で着きますが、フィリピンは酷い渋滞に巻き込まれるので大抵1時間半ぐらいかかっていたと思います。
フィリピンは左ハンドル・右車線。
まず、小さい道に入ると車線が入っていない事が多いので、
車やバイク、トライシクル(バイクの横に1人座れる荷台が付いた乗り物)が入り乱れて走っています。
また、車の運転がかなり荒く、5-6車線ある広い道で
2-3車線を豪快に車線変更するなんてザラで、
そのスピードたるや想像を絶する速さです。
運転をする私はそのフィリピン人女性の運転の荒さに驚愕し、
進む方向を見ていると恐ろしくなるので、
運転の具合に集中しない事にしました。(笑)
しかし、道路を見れば、2人乗りのスクーターが歩道を走っていたり、
お父さんとお母さん、そして子ども2人を乗せた4人乗りのスクーター(しかもノーヘル)が縦横無尽に走っており、正に驚きの連続。
無事に学校に着いた時は心底ホッとしました。
学校に着いて早速入校手続きを済ませる事となりましたが、
最初のまとまったお金をATMにおろしに行くことに。
まず1人で外に出るのがこわい。。(←だいぶ脅された為)
更に額の大きなお金をおろして持ち歩くのがこわい。。
そこで学校の男性スタッフについて来てもらい、
無事に入学できました。
私が入校した当時のエデン・マイルスは、
住居、学校、食堂が一体型の学校でした。
住むお部屋、食事、洗濯、夜間のフリークラスが込み込みで
確か月47,500円ぐらい。
その金額に、自分が取った分だけの授業料が追加されていきます。
授業料は先生のレベルによって金額が変わるというシステムでした。
食事は食堂でビュッフェ形式になっていて、
朝・昼・晩と先生も生徒も一堂に会していただきます。
学校内では日本語は禁止。
よって食堂内での会話も全て英語で話さなければならない為、
英語の話せない私は、つたない英語の単語で自己紹介をしたのを覚えています。
部屋は1人部屋、2人部屋、先生とマンツーマンで同室になれる少し高めの部屋等が選べたので、
私は少しでも英語環境になればと先生と同じ部屋をチョイス。
部屋が生徒と相部屋になると、同室同士で話し合って授業を部屋でするか、
それとも共同で使う場所でするかを話し合わないといけないのも理由の一つでした。
同室となったのはバギオ出身の20代前半で年下の先生J(左)。
私は英語が話せなかったので、最初はぎこちなかったJと私ですが、
根気よく英語で話してくれるJに少しずつ慣れて、
お互いの事を話すようになっていきました。
部屋で一番驚いたのは、トイレの紙をトイレにそのまま流せない事です。
何でも流すと詰まってしまうとの事で、小さい方でも大きな方でも、
拭いたらトイレの横にあるゴミ箱に捨てなければなりません。
これは最初、かなり抵抗のあるできごとでしたが、人間慣れます。(笑)
ちなみにバスタブはなく、シャワーとトイレが一緒になっているバスルーム。
あとは雨季のフィリピンでは雨が降り続くと道路が川の様になります。
水浸しとかではなく、もう川のように流れていくのです。
膝をゆうに超える高さまで道が水没した時はかなり驚きました。
学校内には運動のできるスペースがありました。
私はバスケを長らくしていましたが、この学校にはゴールがありました♪
高さと板の感じはおかしかったですけど。。(笑)
最初はリングに網がかかっていませんでしたが、
友達になった男の子が街で網を買ってきてくれてつけてくれたんです。
やっぱりゴールは網があるのとないのでは大違い!
他にも人生初体験だったビリヤードや。
卓球台まで。
卓球はあまりにはまり過ぎて、暇な時間を見つけてはトレーニングに明け暮れていました。(笑)
フィリピンでは、英語よりも卓球をがちんこで頑張っていたような気がします。(←ん?)
不思議なもので、私は上手な人とやればやる程上手くなり、
その中でいきなり下手な人とやるとかなり下手くそになる事が判明。
やはり上手い人とやる方が伸びますね。
そんなこんなで始まったフィリピンでの学校生活。
この濃厚な3ヶ月の間に、本当にいろいろな事が起こります。
そのお話はまた次のnoteで♪
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