【黒】アニオリへの熱き思いという名の営業
皆さんお久しぶりです。
初めましての方ははじめまして。
おしゃべりクソ野郎こと黒です
MT基地にて捕虜業を6年ほどさせて頂いてます。
浦安の黒ちゃんから神戸ディビジョンの黒ちゃんになり1年半ほど経ちましたが、、、
黒は今日も元気ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
自己紹介ということだったのですが…
日々の好きなものはTwitter(@kuro_96_horyo)でやかましく叫ばせて頂いております故… 今回はせっかくなので私の人生の中で欠かせないアニメ作品の一部をご紹介したいと思います。
最近でこそゲーム実況者にハマってしまい、来る日も来る日もあらゆる動画配信媒体でゲーム実況及び関連動画を漁る毎日ではありますが(早く皆とゲームの話したい…推しの話聞いてほしい…)、
ときに…『ツキウタ。』や『アイドリッシュセブン』と言ったような二次元アイドルを推し(布教して頂いた皆よ…ありがとな。)、
ときに…工藤新一のモンペと化し『名探偵コナン』の映画を見に映画館に通い、
またあるときには…歴代のマクロスシリーズやディズニー作品を見て泣き、洋楽を聴いてはビートを刻むという一面を持ちます。
しかして…
「黒さんと言えば『ジョジョの奇妙な冒険』でしょう?
そうお思いのそこのアナタ様…
正解です。
(ジョセフはこの世の全ての魅力を兼ね備えた奇跡の天使ですから。彼が神です😇)
⭐︎一昨年のジョセフ生誕祭より
ジョジョが私の人生の中に欠かせないことは否めないでしょう。
しかし今回はこのジョジョを一旦横に置き、私のヲタク遍歴において欠かせないアニメ作品の中から2つほどご紹介しようと思う次第です。
(ジョジョについて語ると1回では文字数が足りないからというのもあったりなかったり…)
その2つとは…
○仙界伝封神演義(1999)
○HUNTER×HUNTER(1999-2001)
時代を感じますね(ゲンドウポーズ)
当時、ハマりまくったアニメ作品は他にもたくさんあります(ガンダムSEED、ゾイド、最遊記etc...) 。 しかしてこの2つに共通して言えるのはこの作品きっかけに腐女子街道を駆け昇ったということとアニメオリジナルの演出が個人的にとても素晴らしかったということです。
☆当時ファイリングしていた切り抜きの一部より
原作大好きマン故に、アニメからハマろうとも原作を愛し、原作を敬愛する私(アニメも好き)ですが、この2つのオリジナルアニメストーリーは未だ忘れることが出来ません。
アニメオリジナルストーリーとは、原作付きの作品を映像化した時などに付け加えられる、原作には存在しないストーリーのことです。 これには様々な要因が存在し、主に
●映像化するにあたって、原作のストックが足りていない(原作のストーリーにアニメが追いついてしまう)
●原作が未完であり、結末が不明
●原作の補完
●別媒体の製作者の独自解釈にるエピソード追加
●原作からキャラクターと設定のみをかりている状態
…なとが挙げられます。
(byニコニコ大百科)
上記の2つの作品ももちろん作品事態が未完であり、結末が不明なうえストーリーが追いついてしまうという理由があったのだと思いますが、それだけでなく原作の補完及び独自解釈によるエピソードの追加。これが大変素晴らしいと感じる次第であります。
この原作補完及び独自解釈によるエピソード追加については賛否両論がはっきりと分かれると思います。
ですが、原作そのままであるならばそもそも原作厨の私は原作を読んでるだけでいいのです。
嘘です。キャラクターが動いてることに感動を覚えますし、演出の素晴らしさに打ち震えます。(主にジョジョ。ありがとう関係者の皆皆様😭)
話がそれましたが…原作のストーリーに新しいものを加えるというのは、アニメスタッフと原作との化学融合なのではないかと考えております。
その化学融合をするうえで、自分との解釈違いが起きるという悲しい事件は確かにあります。 (何度「解散!」と叫んだことか…)
が、作り手の愛に溢れたアニメはその作品が好きであればあるほど伝えたいこと、この話が好きだよという思いがエピソードを通して伝わってくるように思うのです。
もちろん話が原作と変わりすぎるのが無理だという人もいるでしょう。
とくに話数が決まっている以上アニメとして完結させなければならない…しかし作品の終わりが決まっていない…だからこそアニメの中での終わりを作りそれに向けきちんと作られてるアニメはそれでもう一つのアナザーストーリーとして完成された一つの作品だと黒さん個人は思うのであります。
…と語った上で、上記の2つの作品についてとくに心に残ったエピソード(多分基地でも何回か話してると思う)を紹介したいと思います。
紹介に際しストーリーのネタバレがありますので苦手な方はここでストップを(`_´)ゞ
○ 仙界伝封神演義より 第五回 『西伯侯姫昌朝歌を脱出す』
皆さんはハンバーグ事件をご存知でしょうか?
第五回は完全アニメオリジナルストーリーという訳ではなく、原作では第4巻の第25回『妲妃・喜娓の3分間クッキング』にあたります。
ストーリーとしては、王都・朝歌に囚われている父、西伯侯姫昌を何とか救うため、長子である伯邑考が禁城で紂王に謁見するも、妲己の企みにより危機的状況に…!結果的に伯邑考はハンバーグにされ父の昼飯(アニメでは晩飯だったはず)として出されてしまうというトラウマもののストーリーであり、ハンバーグ事件と称されているとかいないとか。 原作では昼食ばんざい!!という突如として始まる3分間クッキングよろしくなポップなシーンとそのハンバーグが実の父親の前に出されるというシーンとが隣り合わせという藤崎竜ワールド全開の話なのですが…
当時の黒さんは、「なぜハンバーグを見ただけで息子と分かったのだろう?」と幼いながらに疑問に思っていました。
この疑問を見事に補完し、かつ思い出深いシーンにさせたのがこのアニメの第五回なのであります。
原作では琴の名手である伯邑考ですが、アニメでは胡弓の名手と云う事になっており、妲己により自分の美しさを称える曲を所望されます。
囚われの父を思い胡弓を弾く伯邑考の弦の音が禁城内の牢の中の父・姫昌届き、姫昌もまた胡弓を取り、伯邑考の曲に応え奏でます。
その二重奏により互いに存在を感じ取り、思いを弦の音に乗せてあわせる2人のシーンがその後に出されたハンバーグを泣きながら食べる紀昌への繋がりを補完し、より印象深く黒さんの心に残した訳です。(この二重奏がまためっちゃ良い!)
*ちなみに…この二重奏は仙界伝封神演義のサントラ『封神計画音楽傍・天』の21曲目にて聴いて頂けます( ͡° ͜ʖ ͡°)b
仙界伝封神演義は様々な所でオリジナルな演出や改変、保管がありますが、終盤に近づくとより顕著になり原作とは違ったストーリー展開になります。この終盤に向けてのストーリー展開がガッカリだったという方も少なくないと思います。
正直…その気持ちも分からなくもありません(笑
今になってみると黒さん的にも最終話に向けての解釈違いは感じていなくもないのですが…当時未完だった封神演義が仙界伝封神演義として完結する上でその頃の私は「展開早っっ!」とは思ったものの気にはなりませんでした。 (それを言うと、旧鋼の錬金術師のアニメは劇場版を含め見事にゴールインしたな!と感心したものです)
むしろ、終わりが定まっていない中でしっかりと作品を受け止めて下さり、ここではまだまだ紹介できませんでしたが、そこに辿り着くまでに様々なキャラの背景を丁寧に描いて下さって、今見返しても本当に大好きな作品です。
(今でもなぜ天化に歌わせたのかは分かりませんがw)
さて次に参ります(まだ続く)
○HUNTER×HUNTER(1999年版)より 軍艦島シリーズ(18話ー20話)
この旧HUNTER×HUNTERとよばれる1999年のアニメシリーズほどオリジナル要素を利用して原作部分をより魅力的に描いた作品を黒さんは知りません。
中でも好きなこの軍艦島シリーズはアニメの18話〜20話にあたりハンター試験の3次試験と4次試験の間を描いたオリジナルストーリーで、話をざっくり説明すると、、、 巨大戦艦をライバル同士であるハンター試験の参加者達が力を合わせて発進させ襲りくる竜巻と渦潮を突破するというストーリーになります。
その前まで騙し合い、蹴落とし合い、自分こそが勝ち残りたい!出し抜きたい!と思っていた試験参加者達が、いざこざをやめ、最終的に協力しあい危機を乗り越え、試験を通過するというそのストーリー自体に見応えがあるのですが、この軍艦島のエピソードが4次試験の前というところがこのアニオリの憎い所なのです。
第4次試験ではそれぞれが持つネームプレートを奪い合います。
細かいルールは省略しますが、協力しあって試験を突破した参加者達に次の試験ではお互い狩る者、そして狩られる者としてのサバイバルが課せられるのです。
とくにゴンのプレートを奪ったゲレタは、軍艦島にてゴンに救われ、またゴンのことを救った相手なのです。
このような関連性が他の参加者達にもそれぞれあり、軍艦島のエピソードがあることによりこの4次試験のストーリーがぐんと濃い内容になっているのが…もぅ本当に…ありがとうございます!!!!(あと軍艦島の20話の作画…大好き!ってか松島さんの作画全部好き🙌)
軍艦島から話がそれますが… 第4次試験と言えば24話も忘れられません。
○HUNTER×HUNTER(1999年版)より ダメージ×再会×からげんき(24話)
この回はほとんどゴンが呻くだけという今では考えられない贅沢な尺の使い方をしています。ヒソカにプレートを返そうとしてぶっとばされたゴンが、他の試験者達に見つからないように木のうろに隠れ、まわった毒やダメージから回復をしていく様を描いているのですが…かなりの尺を使いゴンが呻きます。
この原作(原作では28話の最後のページにあたり、蹲ったゴンが一点を見つめるというコマで終わる。)にはない大胆な演出がゴンの心と体のダメージを痛いほど伝え、その後ゴンがクラピカ達のもとに向かうというシーン、そして4次試験を終えた後の飛行船の上でクラピカの前で流す涙への繋がりを補完したのだと思うと…このシリーズ構成の脚本家様並びにスタッフの皆様へに五体投地をしたくなります。(五体投地)
⭐︎黒さんの代わりに五体投地に励むジョセフ氏(18)
…とここまで長く語ってきてしまったのですが、
あくまでも原作あっての作品だと思っているし、原作が1番素晴らしいという考えは変わりません。ですが、アニメになる上で化学融合・変化したような演出や構成、脚本が見せてくれる発見と楽しさ、考えが私はとても大好きでその中でもこの2つの作品に出会えて当時の私は幸せ者です。
仙界伝封神演義は見てないぜ!というそこの貴方も、旧HUNTER×HUNTERは見てないなぁぁというそこの貴女もこの機に是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?((営業))
そして良ければ感想を私めにお教え頂ければ ... 恐悦至極(土下座)
自己紹介とは?というくらい只々封神とハンターについて熱く語ってしまい、知らない方にはなんじゃそら?だったと思いますが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました┌○ペコリ 他作品や漫画原作の実写化についての見解もまた機会ありましたらお話ししてみたいもんです…ネv
もし興味をお持ちの方は、帰還の際にでも熱く語らせて下さいまし…さらにキャラソンにまでご興味ある方はいつでも貸出をさせて頂きたく候。
封神も旧ハンターもカラオケに入ってるんだZE⭐︎
ってな所で今回はこれまで! 以上、本日の担当は黒がお送り致しました(敬礼)
黒