2022年のアニメを楽しみにしてる

以前から、マンガはマイペースにこつこつ楽しんできたけれど、数を読んで、ああだこうだ考えるようになったのはここ2-3年の話です。仕事も家庭も落ち着き、精神的にちょっと余裕があるおかげ。かもしれない。昨年からはコロナとnoteという要因もある。

雑多に読んで思うのは、やっぱりマンガ、多彩で魅力的なメディアだなぁということ。ティーンズ向けもオトナ向けも、絵で魅せて、話で引き込む作品が、たくさんある。

マンガにとって、アニメ化はひとつの勲章で、もちろん出来上がったアニメの質がいいかと言えば、また別の話なのだけど、「アニメ化決定！」は心躍るニュースには違いない。原作ファンは、放送が始まるまでの数ヶ月、本当に、生きる目的が増えたといってもおおげさではないのだ（だから、スタッフの皆さま、ちゃんといいもの作って！　笑）。

マンガを読めば読むほど、必然的に、読んだことのあるマンガがアニメ化する機会も増えます。2022年、そんなアニメ化作品がいくつもあって、おおいに楽しみにしてる。

サマータイムレンダをまっさきに挙げたい。

ひと夏の孤島サスペンスホラー。これ、原作は、本当に本当に本当に面白いので、もう読んじゃってもいいと思いますが、ここまで来たらアニメをお待ちになってもよろしいかと。

PVを見た印象では、絵は真夏をそのまま持ってきたように透き通っているし、キャラクターデザインもいい。しっかり尺をとって、変なアレンジさえしてくれなければ、きっと名作になるでしょう。

主人公・慎平の声、花江くんらしい。慎平はもうちょっと低い声のイメージでしたけど……ってそんなのスタッフも分かってるか。なんとかしてくれるはず。ウシオと澪はほぼ新人さん？　声聞いただけで分かる有名声優さんでなくて安心しました。期待してます。頑張って！

サマータイムレンダと同じ、ジャンププラス連載陣から、スパイファミリー、阿波連さんははかれないも2022年中のアニメが決定してる。どっちも面白いよね。ジャンププラス、躍進の年ですね。

からかい上手の高木さんは3期も映画も決まってますが、同じく原作・山本先生のそれでも歩は寄せてくる、くノ一ツバキの胸の内も来年のアニメ。

山本先生……似たような題材でよく何本も、クオリティを保って連載できるものです。

先日テレビドラマがやってたハコヅメのアニメも楽しみにしてます。モーニング連載からのアニメ化は珍しいですね。

ドラマも決して悪くはなかったけれど、気になったのは、なんだかドラマって最後「いい話」にして終わる傾向がありません？　もとは全然「いい話」ではない、イヤ～な気持ちになる話でも、ちょっとしんみりさせようとしたり。アニメ版は、原作のダークな部分も、しっかり再現してくれるといい。

こちらも青年誌、アオアシは週刊スピリッツのサッカーマンガ。よりリアルに近いのかな。読者にたんまりストレスを与えてくる作品です。途中まで読んでたけど、今どうなってるんだろう。

よふかしのうたは、つい先日アニメ化決定の報が出ました。吸血鬼のお話。原作の、暗くてどろっとした、気持ちの悪い雰囲気が、アニメ化であんまりシュっとしすぎないことを望みます。

いろいろ挙げてみましたが、原作に思い入れのある作品って、アニメになると「声違う！」とか「尺が足りない」とか「変なオリジナル展開入れるな！」とか「キャラの解釈合ってる？　ちゃんと原作読めや」とか、そういう余計なもやもやが出てきてしまって、純粋な意味では楽しめないことも多々あります。本当に好きになれるアニメは、それまでまったく知らなかった作品だったりするのは面白い。

2期や3期、映画が予定されている作品もたくさん。また別の記事で。

皆さまは、楽しみにしてる2022年アニメ、ありますか？