MT4のインジケーターやEAのファイル名拡張子「.mq4」「.ex4」って何が違うの？
MT4のファイルに「○○○○○.mq4」「○○○○○.ex4」という２種類のファイルがあります。
これって何ですの？
「○○○○○.mq4」しかもらってないけど、大丈夫？
「○○○○○.ex4」しかもらってないけど、大丈夫？
という疑問持つ人も多いかと思いますので記載します。
拡張子とは？
拡張子はファイルの種類を識別するものです。ファイルは「○○.△△」のようになっています。
ピリオドの後に書かれている内容が拡張子です。ファイルが「○○.△△」の場合には「△△」のところが拡張子です。
よく見る拡張子ですと、画像のファイルのファイル名のピリオドの後にある「jpg」「jpeg」とかがそうです。
MT4の場合には「mq4」や「ex4」のような拡張子があります。それぞれ特徴が異なりまして、それに関して説明します。
mq4とex4の特徴
まずそれぞれのファイルがどういうものかについての説明です。
mq4ですが、ファイル自体はこう言うものです。
つまりプログラムが書かれているファイルになっています。
そしてex4というのは開こうとしても、開けません。
このファイルはMT4内でしか読み込めないファイルなのです。
余談ですが、mq4ファイルはMT4以外でも開くことができます。例えばテキストエディターのようなアプリやプログラミングに使うソフトで開けます。
mq4とex4の違いについて
それで何が違うのか？という点ですが、「保護されたファイルか？」「保護されていないファイルか？」という違いです。
つまり「ex4」は保護されたファイルであり、内容を見ることはできないのです。
専門用語でいうと、コンパイルされています。
MT4を起動させた際に、実はこのようなことが起きています。
MT4を起動→mq4がコンパイル→ex4ファイルを生成→MT4がex4ファイルを読み込む
ということです。
この一連の動きを動画で撮影しましたので、こちらをご覧ください。
mq4しか持ってないけど、大丈夫？
はい、大丈夫です。
上に記載しましたが、mq4からex4が出来、ex4をmt4が読み込んでいますので使用できます。
むしろmq4を持っていると言うことは、中身のファイルを見れますのでどういうプログラムか？というのを見ることが出来ますので一番いいパターンです。
ex4しか持ってないけど、大丈夫？
はい、大丈夫です。
ex4ファイルさえあれば、MT4で起動して使用することができます。
こちらのファイルはコンパイルされており、中身を見ることができないファイルになります。
そのため、プログラムの中身を公開したくない人はex4ファイルで譲ったりします。
これは普通によくある話です。
実はex4ファイルの中身を見れる
実はコンパイルされているex4ファイルをmq4に戻すことができます。
これを専門用語では「デコンパイル」と言います。
このでコンパイルには2パターンあります。
「build600以前」「build600以降」です。
この「build600」というのはバージョンだと思ってください。
古いバージョンか新しいバージョンかという話です。
まず古い「build600以前」なんですが、これは簡単にデコンパイルできます。
次に新しい「build600以降」なんですが、こちらは一般的にはデコンパイルできないです。
中にはデコンパイルできる人もいます。
ということでMT4のファイル形式、ex4とmq4についての説明でした。
さいごに...
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