FXのATRとは? 基本的な部分の解説
FXや株のトレーダーで使われるATRについての説明です。
ATRの基本的な知識について記載していきます。
ATRはどういうものか?
ATRですが、このように表示されるインジケーターであります。
MT4やMT5では標準で入っているオシレーターのインジケーターです。
ATRの言葉の意味
ATRというのは略語であります。
言葉の意味としてはこのような意味かと思います。
・ATR
・Average True Range
・アベレージ・トゥルー・レンジ
・正しい範囲の平均
ATRの計算
ATRの意味を理解するには計算式を理解することが重要です。
ATRというのは設定した期間のTRの平均値を示しています。
期間:14の場合には14分のTRを平均値を意味します。
このTRを計算する際に使用される値は3パターンあります。「TR候補」みたいなものです。
(1) 高値 – 安値
(2) 高値 – 1つ前の終値
(3) 安値 – 1つ前の終値
この3つの絶対値が最大のものをTRとして使用されます。
というのがよくいろんな所にて記載されていますが...
ほぼ「(1) 高値 – 安値」が使われます。
なのでそれだけ紹介します。
この値がTRを意味しています。
そしてATRはこのTRの平均値を意味しています。
ATRは期間:14で使用されることが多いです。MT4でもデフォルトでは14になっています。
この図のように期間14の場合には、このように14分のローソク足の平均値を示しています。
ATRの意味
ATRの計算を理解できた人にはこのATRの意味することが分かるかと思います。
言葉の意味、Average True Rangeのままです。
「本当のレンジの平均」です。
値が高いほど...ローソク足の上下の幅が大きい。
値が低いほど...ローソク足の上下の幅が小さい。
たったこんだけです。
トレードする環境においてはスプレッド以上に値が変動しないと不利ですので、ATRが高いほどトレードとしては有利な状況になります。
逆にATRが低いということはスプレッドを考慮すると不利なトレード状況です。
ということでATRが高いほど時を狙ってトレードする際の指標として役立てると良いかと思います。
インジケーターの使い方としては人それぞれですので、その他にも使い道はあるかと思います。
参考にしてください。
最後に
記事をご覧いただきまして、毎度おおきに。
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