洗濯物干すのもHiphop
朝起きて洗濯機のスイッチを押す。それから掃き掃除をはじめる。最近この時間が気に入っている。
落ち葉の数が増えるたびに季節の移ろいに気がつく。
近所のおっちゃんと野球やラグビーの話をする。
通学中の小学生があいさつをしてくる。友だちだと思われてるのか、最近の「不審な大人にはあいさつをしよう!」という教育の賜物なのか、まぁどっちでもいいや。
「今日は一時間目が体育だから体操服で学校に行くんだ~」
そりゃいいね、楽しい一日になりそうだ。でも君、着替えの洋服持ってなくないか?汗かいたらちゃんと着替えないと風邪ひくぞ。いってらっしゃい。
そうか、もうあれくらいの子どもがいてもおかしくない年齢なのか。
もしいたら、誕生日に手紙をもらったり下手な似顔絵もらったり公園で自転車の練習したりすんのかな。お前らの為じゃなくてお前らのおかげとか考えられるんだろうか。
印鑑だけじゃない責任感はまだないから、やっぱ難しいよな。
ああ忘れてた、洗濯物を干さないと。乾くまでずいぶん時間がかかるようになったからなぁ。干し終わったらタバコとエメマンで一服しよう。
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今日はなにをしよう。どんな日にしよう。題名なんてついてない日だ。
なにをしようとか言ってるけど、やらなきゃいけないことあんじゃん。今月は過去最高にたくさんの締切をもらえてて嬉しい。あいかわらず金はないけど、いい。これでいい、そうじゃなくて、これがいい。
シーチキンのおにぎりとシャウエッセンが買えるくらいがいい。欲しいのは高級車じゃなくて60wの栄光だから。
書いても書いても終わらねぇ。なんで書いてんだっけな。どうなりたいんだっけ。未来は教科書何ページ目?不安の二文字以外は空白だった。
あんまり人に話したことないけど、花屋やりたいんだよね。詳しくないし早起きも苦手なんだけど。花は生活を豊かにしてくれる。そして買いに来てくれるお客さんには愛がある。お誕生日も記念日も、忘れちゃったお詫びも、お見舞いもお葬式も、そこにあるのはやっぱり結局愛じゃん。
店先で絵を描いて、なぜか懐かしいような甘い香りがする彼女と出会いたい。
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アメトーーク見てたら夕方になっちゃった。散歩でもしよう。
散策してみる駅の反対、床屋で髪を切ってセンター分けにしたい。
やっぱり地元はいいな。覚えておこう、忘れないでおこう。あちらこちらに昭和が置き去り、義理人情そんな街、博多ラップソディー。
美味しそうなにおいがたくさん。きっと愛情をこめてお料理をしてる、まな板の音もブルースだ。テレビを消してゆっくり話ながら食べたいよね。晩ごはんが温かい、当たり前なんかじゃない。
そんなことを考えながら。歩こうか歩こうか、こっから色んな街に行く。
大体こんなもんさMy life 昨日も今日もまあ変わりない。
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