見出し画像

CRF250L 初心者の林道ソロツーリングは…やめようね!③

はい、どうも皆さんこんにちは。ノリスです。ご覧頂きありがとうございます。

5月にCRF250Lを購入しました。
ロングツーリングをしたり、街乗りで移動手段として使用していました。
でもやっぱり折角のオフロードバイクなんだから林道に行ってみたいよなぁ…と思い立ちます。

生粋の根暗おひとりさま体質の私。
コソコソとYouTubeで林道の走行動画をチェックし、オフロード用装備のレビューを覗き見てバイク用品を通販で買いました。

よし、準備はできた。
動画で見た範囲なら私でも走れそうだ。いけるいける。やっちゃえOSSAN。

その結果。

想定外発生!焦り!転倒!体力切れ!!

なんとか家には帰れましたがレッカーのお世話になり、車体もメンタルも修理が必要になりました。
無理すんなOSSAN。

そんな私の反省点を6つにまとめました。

目次


①暑さの危険性

②装備不足

上記2点は前々回記事をご参照ください。長くなったので分割しています。

林道ツーリングはスポーツみたいなものだから暑さ対策と動きやすさと防御力の両立を考慮した装備にした方がいい。
という内容です。

※参考 前々回記事

CRF250L 初心者の林道ソロツーリングは無謀すぎた①|ノリス (note.com)

③運転スキル不足


「③運転スキル不足」は前回記事をご参照ください。
こちらも長くなったため分割しました。

ガタガタの道は怖い。ですが怖がるほどコケやすくなるから意識して姿勢を正してバイクに乗ったほうがいい。

という内容です


※参考 前回記事
CRF250L 初心者の林道ソロツーリングは流石に…………②|ノリス (note.com)

今回は「④情報収集不足⑤撤退の勇気不足⑥ソロツーの危険性」について記載します。


④情報収集不足


〇林道の状況は日々変わります。


・えっ!?予習した林道走行動画と荒れ具合が違う!?

・おっ!?この林道通行止めになってますが!?

・ファッ!?ここ崩れて通れないじゃーん!?

・うわっ!?…私の年収…低すぎ…!?

林道ツーリングではこういうことが日常的にあるのだと痛感しました。

事故の際は数か月前の林道走行動画を見て、自分でも走破できそうな道、と判断しました。
しかし、いざ林道に突入すると状況が違っていました。

想定以上に道は崩れ、轍の掘りが深くなり、通り抜けられると思った林道は通行止めになっていました。

そういった予想外によって発生した焦り、不安、緊張。
それらが運転判断ミスや操作ミスに繋がりました。

※どれくらい林道の路面状況が変わるのか。
 参考に同じ林道で異なる時期の画像を掲載します。

山中林道 2024年6月①
山中林道 2024年9月①

・6月より9月の方が轍が深くなっていることがわかります。

山中林道 2024年6月②
山中林道 2024年9月②

・こちらの画像でも轍が深くなっていることがわかります。

山中林道 2024年6月③
山中林道 2024年9月③

・角度が違いますが6月に崩れかけの道が完全に崩落しています。

3ヶ月の間にこれだけ状況は変わります。
公道ならちょっと考えられないことです。
一般的なツーリングとは常識が違うことを思い知りました。


〇今後の対策として



・ネットを利用して直近の情報を集めること。
X(Twitter)などはリアルタイム性の高い情報が得られるので積極的に使用していきたいです。
もし林道情報のおすすめアカウントがあれば教えてください。


・林道の状況が想定と違っていても焦らないこと。
林道の状況は変わって当然ということを強く刻んでおきます。


・想定より荒れていて自分には無理そうだと感じたら撤退すること
 次項で詳しく書きますが、ぼっち林道ツーリングは非常にリスクが高いので勇気ある撤退をした方がいいでしょう。


※画像引用元のYouTube動画を以下に掲載します。
動画で比較して見たほうがわかりやすいです。

https://www.youtube.com/@rindou1/videos


⑤撤退の勇気不足



◯まずいと感じたら引き返そう!!



前述の通り同じ道でも林道はコロコロと姿を変えます。

1ヶ月前の情報と違う…
パラッと雨が降っただけでも路面の滑り具合が違う…
登りと下りで難易度が違う…

せっかくの機会なんだからこの先行ってみたいけどちょっと怖いな~。どうすっかな〜俺もな〜。

そんなとき、安全を最優先して来た道を帰ろう。
先に進んでもどうなってるかわかりません。
しかし、少なくとも来た道の状況は変わりません。

撤退の判断が早いほど損失は少なく済みます。
車体やメンタルが壊れる前に撤退して、恐怖を感じないまで準備を整えてからまた来たら良いのです。

自分の安全のためグッと好奇心や冒険心を抑えねばならぬときはあります。

⑥ソロツーの危険性




◯一人で行くと詰む。



自分の体験から感じた林道ソロツーリングの危険状況を挙げます。



⚠️自走不能になった⚠️



そんなとき


・ソロ

⇛誰かが通るのを待つ。
 バイクを捨てて歩いて下山。

・複数人

⇛修理の部品を持ってる人がいるかも
 バイク故障の直し方を知ってる人がいるかも
 2人乗りで下山させてくれる人がいるかも
 

 
レッカー車は林道まで来てくれません。
そもそも山の中は電波がないの電話もできません。



⚠️転倒、もしくはスタックして抜け出せない⚠️


そんなとき


・ソロ

⇛誰かが通るのを待つ。
 バイクを捨てて歩いて下山。

・複数人

⇛押したり持ち上げたりしてくれる人がいるかも。
 抜け出し方を知ってる人がいるかも。
 

CRF250L:車重141kg
※装備品除く

うん、1人では持てません。
段差でつっかえたときなどになんとかリアを抱え上げられるくらいでしょうか。
傾斜の強い道で倒れたら、ただ起こすだけでも難しいです。

⚠️ケガして運転できない⚠️


・ソロ

⇛誰かが通るのを待つ。
 自然回復を待つ。

・複数人

⇒助けを呼んできてくれるかも。
 二人乗りで病院まで連れて行ってくれるかも。

崖下転落。転倒して重症。枝や石が刺さり流血。
恐ろしいですが色々と考えられます。


〇ソロツーの危険性まとめ

 
結局取れる選択肢が人の助けを待つことになりますね。
有事において一人では無力すぎます。
公道なら使えるロードサービスが使えないというのも大きなデメリットです。
何回か通ったことがある道。人がちょこちょこ通るような道でなければソロツーリングは危険ですね。


みんなでいこう

■総括

今、初心者で林道ソロツーリングをしようと思っている人は…やめようね!
装備整えて、情報集めて、友達作ってみんなと一緒に…走ろうね!
そして、誰か私と一緒に…走ってね!








いいなと思ったら応援しよう!