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私たちは、何を見せられているのか考えた。

こんにちは。kushaです。
今日は風がめっちゃ強いですが、来週から始めるこども食堂のチラシのポスティングに行ってきました。ポスティングの間は、風もそんなに強くなく、むしろ陽が照っていて暑いくらいで、風が気持ちよかったです。ハレルヤ~・

さて。それとはまったく関係なく。
退職してから夫の薦め・・・というか唆しに乗って、CroudWorks に登録して案件を観たりしています。何のスキルもない初心者のため、アンケートに答えるだけのチロルチョコもうまい棒も買えないような金額のお仕事や、
こつこつとデータを入力する内職案件に挑戦。
・・・なんだろう、このモヤモヤする感じ。
金額と作業時間が全く釣り合わない。ていうか、時間を搾取されている感じ。
・・・ということで、そういうのは辞めました。
やたらとLINEで友達登録しろとか言われるのも、なんのためなのかと不審に感じるし、少しでもガイドラインから外れていそうなものはかたっぱしから断ることにしました。

長く会社員をしていたので、頼まれた仕事を断るという選択肢がなく、また断る時にはものすごい労力や覚悟が必要だったので、こんなに簡単に断っていいのか、と目から鱗でもありました。
しかし。
1時間頑張っても数十円にしかならないような仕事がたくさんあるように見えるのですが、これは本当に受けている人がいるんでしょうか・・・?
もし、そういう仕事を受けている人がいることで成り立っている”何か”があるのだとしたら、とても気持ち悪いなと感じるのです。

アンケートに答える案件もたくさんあり、まぁ、答える分には正直に答えれば良いのですが、こういう風に答えてくださいとか指示がある案件もあり(お断りしたのですが)、あとは聞いたこともない商品のレビューを書いてくださいという仕事もあり(商品知らんがな・・・)そんな風に成り立っている集計を見せられているのだとしたら、もう、私たちは何を目安に判断すれば良いのか分かりませんね・・・。

学生の時に統計学の上澄みを学んだことがありますが、最初に先生が言った言葉が「世の中には三つの嘘があります。1つは良い嘘。2つ目は悪い嘘。3つ目は統計です」で、かなり衝撃でした。
統計は嘘ではなくても、必ず印象を操作して相手を動かそうとする意図があります。同じ内容でもグラフの作り方ひとつで印象が変わります。
社会に出て、自分が資料を作る中でもとても考えさせられた部分です。
そして今、上記のようなアンケートやレビューの取り方があるのだと知ってしまったら、もう何を信用すれば良いのやら。

仕事を辞めて3か月。
通勤時間にスマホで芸能ニュースを漁ることもなくなり、世の中の大事な情報にも疎くなったのは否めませんが、これまで私自身がどれほど必要のない情報に振り回されていたかということも実感しています。
情報を入れれば入れるほど、真実からは遠ざかっていたのかもしれません。
芸能ニュースが好きな人のスマホには、芸能ニュースがたくさん表示されます。ネットの世界は広く、なんでもあると思われていますが、自分に入ってくる情報は、どんどん狭く限定的になり、世界を狭くされています。そういうロジックが組まれています。
気づいている人と気づいていない人の差はどんどん広がっていきます。

浅はかな者はどんばことばも信じるが、賢い人は自分の歩を見極める。

箴言14章15節

何千年も前の教えが、インターネット時代の今も輝いています。
所詮、人の作った仕組みですし、人が使っていますから、そこにはいろんな思惑があります。
主よ、どうか真実を見分けられるよう知恵を与えてください。
そして、私自身が悪意に流されたり、利用されたりしないよう、正しいものだけを選択できるように導いてくださいますように。祈ります。


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kusha
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