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サンドラはいかにしてメタを乗り越えるかっていう話

 お腹が空いてもMonster。こんにちわバネアン後藤です。間違えましたbarnetです。
 ちなみにご飯はたくさん食べますが、食べれば食べるほど太ります。なんでやろなぁ。

 さて、今回も懲りずにサンドラの話です。サンドラが環境にバンバン出てきだして困っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

なんやねんあいつら倒しても倒しても死なねえ!
「どこの効果止めればいいのかわからんわ!」
「レヴィオニア対象取れや!」
トレミスお前機械族なんかい
「アンジュ結婚してくれ」

といった声を至るところから聞いております。
ちなみにアンジュ・カトリーナについては私個人の感想です。つーかこれ前にもやらなかったっけ?

 サンドラ(聖騎士とかもね)をボッコボコにしたいがために、様々なメタカードをデッキに投入する方も多いのではないでしょうか。
 そしてサンドラ使いは、そんなメタカードにビクビクしながらレヴィエネアードで全てを無に帰そうと努力していることでしょう。

 実際どのデッキにおいても同じだとは思いますが、明確なメタカードを使われるとめちゃくちゃ辛いです。でもメタを張られる以上、こっちもメタを乗り越えるための行動をしなくてはなりません。

 ということで今回は、サンドラに対するメタカードへの対策及びメタの乗り越え方について、個人的に意識していることを書きます。
 毎回のことで恐縮ですが、こちらはあくまで私個人の感想、プレイングに過ぎないので、必ずしもこれが答えというわけではありません。一つの参考程度にご覧くださいませ。
 あと例によって、各カードの画像はページ自体が重くなりがちなので割愛します。ご了承ください。

 また今回の記事は試験的に有料記事にしています。が、有料部分は何も記述はありません。💩しか書いてありません。いわゆる投げ銭的な感じです。
 もし良かったと思っていただけた方はどうぞ。

1. 王家の眠る谷 - ネクロバレー

 恐らくサンドラのメタとして一番使われているカードですね。まぁ環境トップの聖騎士や、最近注目されている炎王など様々なテーマに刺さるメタとして機能するので、特段サンドラオンリーというわけでは無いのですが。

 サンドラ目線、墓地にカードが行きがちな以上ネクロバレーを処理できないと、一気に展開ができなくなってしまいます。

 基本的にはコズサイかアドレウスなど破壊効果を持つカード(後述)で対処する必要があります。しかし、先攻1ターン目にネクロバレーを張られてしまうと破壊カードを用意するまでが非常に面倒となりますし、用意するまでにもある程度考えて動かなければいけません。

 ここでのキーカードは孤高除獣です。
レベルコピー型の場合は少しハンド要求値は高いですが、手札に獣 + 雷獣or雷電 + レベル5モンスターが揃っていれば、ネクロバレーを割りつつアドレウス + 雷獣の盤面を用意することができます。レベル5モンスターが手札に無い場合でも本家のサンドラ(緑のやつ)を雷電でサーチすれば、雷獣の蘇生は不可能ですがアドレウスを出すことが可能です。

 その他、すぐにアドレウスやコズサイを用意できない場合は、できる限り除外ゾーンに雷獣と雷電を残しておくことを意識します。盤面次第では次ターンにアドレウスを作ることができる可能性が上がるので、ネクロバレーがある時は無闇に雷鳥の蘇生効果を使わないようにしています。
 ただ、相手に罠が無いなどこちら側が妨害される可能性の低い時は、ネクロバレーを無視して全力でKillを取りに行くこともお忘れなきように。

 あ、ちなみに弩弓部隊や因果切断を一緒に伏せている場合、ネクロバレーを割りに来たシンクロやエクシーズモンスターを狙い撃ちすれば、サンドラは泡吹いて倒れます。剛鬼を使う方は特に意識していただければ。

2. 暗闇を吸い込むマジックミラー

 闇属性に親をKillされた人達が必ず使うであろうマジックミラー。鏡の内側では何が行われているのか、想像した人はいるんじゃないでしょうか。変態め
 フィールドと墓地の闇属性モンスター効果を無効化するこのカードは、孤高除獣やレヴィオニア、雷獣と多くのキーカードが機能停止に陥ってしまうやべーやつです。
 一応除外時の効果は無効化されないので黄金櫃やレヴィオニアで除外した時の雷電、雷獣などは効果を使えます。
 なので、ミラーを張られた場合はネクロバレー同様全力で即Killを取りに行くことレヴィオニアは打点要因として使うこと、またはエネアードを出して全てを終わらせるようにしましょう。

 ちなみに青眼メタで閃光を吸い込む方が使われる場合もありますが、サンドラにおいてはトレミス、カメラ、エネアードが影響を受けるくらいなのであまり気にしなくていいです。ライデンはバニラになっちゃうけど援軍引ければ関係ねぇ!

3. カオスハンター

 相手にのみあらゆる除外をさせないカオスハンターも、サンドラからするととても厄介な相手です。が、個人的にはそこまで厄介な相手とは思っていません
 理由としては、カオスハンターの召喚条件が「相手の特殊召喚成功時」なので、基本的にハンターを出された時には、こっちが除外を使わずともハンターを処理する用意ができることが多いためです。反面相手ターン中にカオハンを出される(雷獣のリクルート効果など)と辛いこともあります。地味に攻撃力が2500あるので雷獣で倒せないのも痛い。

 カオスハンターを処理する場合、基本的に2600打点以上のエクシーズモンスターで殴れば問題ありません。一番ラクに処理できるのはカメラ(No.25なんとかフォース)で、カオスハンターの効果を無効にしてしまえば、こっちは雷劫やレヴィオニアを出して何事も無かったかのように暴れまわれます。 

4. アーティファクト - ロンギヌス

 手札誘発としてよく挙げられるカードとしてはアーティファクト - ロンギヌスではないでしょうか。自分のターンに投げられると一切の除外を封じる効果を持ち、かつてサンドラが環境トップにいた頃は全日本アマチュア槍投げ選手権が開催されたほどです。

 ぶっちゃけこれに関しては対策のしようがありません。手札誘発自体を阻止する手段がほとんど無いですしね...。
 とはいえサイド制の試合であれば、手札誘発や墓地効果阻害に透破抜きを入れるのはありかもしれないですが。

5. 煉獄の落とし穴、デモンズ・チェーン、もの忘れなど

 これはどちらかというと、サンドラというよりレヴィオニアに対するメタですかね。雷劫もこれらの罠を食らうケースは多いです。

 伏せカードについては基本的にゼンマイオーやトレミスで踏みに行くというプレイングをすること、または伏せカードが1枚であるなら、あえて雷劫を犠牲にするよう心がけています(後攻初手の場合雷劫を出すのは難しいですが)。
 理由としては、サンドラカードの中で、上記のほかカナディアや底なしといった罠を使われる可能性が最も高いのが雷劫であること(カウンター罠とかは別として)、雷獣と違って雷鳥の蘇生効果以外に雷獣の回収→墓地除外からの特殊召喚にターン1制限が無いため、ほかのサンドラカードと比べてフィールドに出せる手段が一つ多いためです。

 そのためエクシーズモンスターのリソースを使いたくない、または出せない盤面においては、雷劫をブラック企業の社長であるかのように使い倒すことを心がけるといいかもしれません。

6. その他いっぱい

 その他は各テーマごとに存在するメタカードとなるので、かんたんに紹介します。

・青眼(青眼の精霊龍)
だいっきらいです。雷獣のリクルート、雷電のサーチを止められるだけでなく、レヴィオニア警戒としてこっちのドローフェイズ中に蒼眼の銀龍を出してケアされることがいっぱいだからです。

 サンドラ側の対策としては、できる限り墓地に光闇合計3枚を用意しておいて銀龍を出させること、銀龍を出されたら雷劫の攻撃力アップ効果を使って3100打点で銀龍を殴ることを意識しましょう。バトルフェイズ中に因果切断打つのはやめろ!!!

・聖騎士
→明確なメタカードは罠以外には無いと思うので特に無いですが、個人的にコルネウスがひたすら面倒です。
 コルネウス対策としてはセイクリッド・トレミスをサンドラ側は用意できますが、トレミスにトリスタンや因果などを打たれると、サンドラ側は聖騎士モンスターのリソースを削りきれずに押し負ける可能性があります。
 聖騎士使いはここを意識するといいかもです。サンドラ側はなるべくトレミスのバウンスを使う時に相手の罠を踏まないようにケアしましょう。

・BF
→先攻でエンフェからネクロバレーを出して腕組みターンエンドをされることが多いと思いますが、この場合、可能であればアドレウスでネクロバレーを割らずにエンフェを砕いてワンキルを取るようにしましょう。少なくとも次のターンに全力展開される可能性は低いです。まぁだいたいシムーンがめられてるんだけどな!

・サイバードラゴン
→もともとは対面有利ではありましたが、月の書が実装されたことによってサイドラの突破率が格段と上がりました。そのためサイドラ側は月の書を握っているならば、雷獣や雷劫に当ててサイバーエンドでワンキルという勝ち筋が増えています。

 正直、これについてはサンドラ側の対策は難しいです。出来るとしたらカメラ + 雷電出しでターンを返すか、素直にクリボールを握るしかありません。
 え?ゲートサポートフュージョンの場合?諦めろ

・炎王
あの象強すぎない? 相手はターン1のみとはいえこっちの効果をどこであろうと止めてきます。
 炎王側は、ひたすら雷鳥の蘇生効果を止めるとサンドラは山に帰ります。レヴィオニアが出た場合はレヴィを止める必要がありますが。
 逆にサンドラ側は、できるだけエクシーズも含めて全力展開してガネーシャの効果を使わせるようにすること、またでっかいガルドニクスが効果破壊されたターンは、雷獣を場に出して盤面を空けないようにしてください。

7. サンドラ側で用意すべきメタ超え用カード一覧

コズミック・サイクロン
最強カードです。身も蓋もないですが事実です。
 私もコピーサンドラには1枚だけ積んでいます。1枚だけだから引かなきゃ負けじゃね?と思うかもしれませんが、雷鳥のマリガン効果を駆使すればなんやかんやで引くことが可能です。もちろん複数採用でも問題ないとは思いますが。

タイフーン
→相手の魔法罠カードが場に2枚以上ある場合は手札から打つこともできる罠カード。コズサイと比べて表側表示のカードのみなので範囲は狭いですが、コスト無しで相手ターン中にも一応打てます。

(エクシーズ)終焉の守護者アドレウス恐牙狼ダイヤウルフ
・(シンクロ)スクラップ・ドラゴン、灼銀の機竜など
→各種破壊効果を持つモンスター達です。ライトロード軸の場合はブラロ、ミカエル、妖神不知火などレベル7シンクロも出せます。

サンダー・ブレイク
→ご存知汎用罠カードです。他のテーマと比較して手札コストがそのままレヴィオニアや雷劫のコストに繋げられるうえ、エクシーズ軸で素のサンドラ(緑のやつ)を採用している場合はコストの確保が容易であることも強みです。

 コズサイと違って相手モンスターにも触ることができますが、罠カード故発動タイミングが遅いことだけは注意。

8. 終わりに

 ここまで書いておいてなんだけど、私自身メタカードとメタを乗り越える用カードについては、まだまだ研究余地のいっぱいあるお話だと思います。
プレイング次第で突破できる部分もまだ残っているかもしれません。

 皆さんもなにか他に有用なカードとかあったら教えてください。報酬として無常の愛をお届けいたします。

それでは!

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