[2021 Apr.KC版]もしサンドラで走るなら?
こんばんわ。3週連続在宅勤務で少し体内時計が狂ってるbarnetです。
終業時間が18時で、だいたいその後寝ちゃって22時〜24時に起きることが多いんだけど、これって俺だけなんかな?
今回はガチでただのメモなので、見づらい部分がめちゃくちゃ多いと思いますが、何卒ご容赦ください。
あとこれはほとんど自分で調べたこと(一部チームの方々に教えてもらった)なので、間違っているorもっといい解決手段があるかもしれないです。ゆるちて。
なにか一つでも参考になる情報があれば嬉しいです。
1. サンドラでKCを走るのはあり?
【結論】
1. ハングオンマッハが流行している間は無理
2. 手札事故を許容できるならアリ
【理由】
1. ハングオンマッハが流行している間は無理
・ハングオンマッハ(以後、長いので「暴走族」と表記)+レベル上昇の堕天使(青眼、デスペなど)相手には超絶不利。また暴走族のレベルが7以上の場合「光の援軍」の発動を行えず、メインギミック自体が止められるため。
・対策札は「デモンズ・チェーン」「月の書」「サンダー・ブレイク」「ライトニング・ボルテックス」など。
→デモチェは永続罠なので、相手の聖槍が尽きれば1枚で仕事をこなせる。
また暴走族がいる状態でサンブレやライボルの手札コストにサンドラを使うと、カードが除外されるのでサンドラ効果も発動できる点は覚えておくといいかもしれない。
2. 手札事故を許容できるならアリ
・もとより大型モンスターが多く手札事故率が高いテーマなため、試合数>勝率がポイント稼ぎに繋がりやすいKCでは活躍しにくいテーマである。
・同じ大型モンスターの多い「堕天使」「青眼」は、それぞれ「セプスロ、イシュタム」「調和の宝札」というドローソースがあるが、サンドラにはドローソースが無いことも、事故率への拍車を掛けている。
・ただし、回った時のパワーは上記テーマに匹敵するし、上振れハンドだった時の破壊力は、ダントツで環境トップです。
「事故は無視して回った時は絶対に勝つ」精神で、常に勝率を6割以上キープできるのならアリだと思う。今から毎日神社に行こう。
・サンドラ側の上振れハンド例(後攻。相手フォトン、ストリーム2+狡猾伏せを1ターンで突破)
https://duellinks.konami.net/att/03c094bddb5f7b617ca5a209aeed517d60d73b4d0a
2. デッキ構築
・ライロ型
→速攻でデュエルを終わらせたい人向け。パワーは一番高い。
ただしセプスロ堕天使相手にリソース負け(デッキ切れ)する恐れがあるので、D.D.クロウを2枚くらい入れたほうがいいと思う。
月の書、デモチェなどは回収手段が無いので採用できない点も考えると、今KCではちょっとおすすめしにくい。
・黄金櫃型
→魔法、罠の採用ができるが、ライロ型よりも事故率は高い。その代わり、素のサンドラというリソースがある分、雷鳥のマリガンによるキーカードの引き込みと、レヴィオニア→エネアードのコストをまかないやすいため、上振れ前提ではあるものの、瞬間火力はライロ型を超える。
・罠型(終わらない罠地獄)
→墓地肥やし、手札コスト系の妨害札を入れて初動の事故をごまかしつつ、墓地にコストを肥やしてからレヴィオニアやカオス・ソーサラーで一気に盤面を取りに行く構築。構築は構想中。
墓地肥やし:針虫の巣窟、ダイスエット(ダイスは墓地除外も兼任できる)
妨害カード:サンダー・ブレイク、因果切断、デモンズ・チェーン
防御カード:ホーリーライフバリアー
使用感はそこそこ。ランクマくらいなら余裕で連勝できるレベル。
ただし得意相手のハーピィに勝てなくなること多数。
手札コスト系の罠を多く積むと、こっちが勝手にリソース切れするので、多くて4〜5枚くらい。
3. 各対面の相性、先攻の初動理想盤面(自信無い)
3.0 VSFAセプスロ堕天使(暴走族堕天使)
・無理。諦めろ。
・どうしても勝ちたいならデモチェかライボル、サンブレを積む。
・逆に、暴走族さえ突破できれば勝てる確率は高い。
理想初動盤面:雷獣+バウンサー(セプター効果を止めたいため)
3.1 VSオノマト 相性:五分五分
・ほとんどコイントスゲー。後攻で相手が伏せ無しならほぼ勝ち確。
「死者への供物」「月の書」を積みやすいこと、事故率の低さからわずかにオノマト有利感。
・先攻で3体展開できた場合は相手のハンド要求値が上がるので、可能な限り目指したい。「百雷のサンダードラゴン」で、相手ターン時に無理矢理3体目を出すのもあり。
・イングナルを出されるときついが、それにはドドドバスターをドドドドローでボボボ墓地に落とす必要がある。またワンキルを取るにはガガガウィンドとガガガヘッドorマンサーが必要。
(バスター墓地→シスター召喚→バンチョーSS、効果発動でバスター蘇生→シスター効果でシスターバンチョーをレベル6にする→イングナル)
理想初動盤面:雷獣、雷劫(レヴィオニア)、ランク6(バウンサーorトレミス)
黄金櫃型でトレミス、雷獣、雷劫の3体展開する方法
必要札:孤高除獣、雷電(黄金櫃)雷獣or雷鳥or素サンドラor雷劫のどれか2枚
1. 獣で雷獣とデッキ雷電除外、雷獣で雷獣リクルート、雷電で雷鳥、素サンドラ、雷劫のうち足りないカードをサーチ。
2. レベルコピーで獣をレベル6に変換
3. 雷鳥効果で雷獣を蘇生
4. 獣、リクルートした雷獣でトレミスをXYZ召喚
5. トレミス効果で雷獣を墓地に落とし、雷鳥を回収
6. 素サンドラ効果で1~2枚サーチ
7. 墓地の雷獣と素サンドラを除外して雷劫SS
参考リプレイ:
https://duellinks.konami.net/att/0433099d1aed0cb90d9ff1b9cd08e580cce023c449
3.2 VS青眼 相性:微有利
・基本的に精霊龍(銀龍)の3000守備は、打点アップした雷劫で突破する。
・雷劫が場にいる際、2枚目の雷電を手札に加えると、相手バトル時に雷電効果→雷劫打点アップでカウンター攻撃ができる。
・銀龍を出された場合でも、後ろにカードがある場合はレヴィオニアで潰してもいい。
・罠や月の書伏せが無い場合は、イングナル+雷劫orレヴィオニアでワンキル可能。
・できる限り2体盤面に残すことを心がけたい。
・調和2枚撃ちや、古のルールで横展開されると押し切られる。
・初ターン以降は絶対に孤高除獣を場に残さないor攻撃表示にしないこと。
→真青眼の究極龍を出された場合、攻撃表示のままだと一発で2800ダメージを食らい、他の攻撃表示モンスターを殴られるだけでワンキルされてしまうため。
・領域海皇が減っており、採用罠が再び狡猾→因果、サンブレ、天罰に戻りつつあることに注意。
理想初動盤面:孤高除獣+バウンサー(オルタナor賢士、精霊龍の変身効果を止める用)
3.3 VSセプスロ堕天使 相性:五分五分
・打点面では堕天使ディザイアが出ない限りサンドラ有利。ただし最近の構築はレヴィオニアの1枚差しが増えているので、必ずしも完全有利とは言えない。
・セプスロムーブは、ウロボロスでキーカード(目覚めの旋律、雷劫など)を落とされない限りはそこまで気にしなくてもいい。唐突なサンダースパークドラゴンに注意。
・レヴィエネアードの盤面破壊に対し、堕天使側は「神属の堕天使」「堕天使テスカトリポカ」で、1ターンに最大3回まで盤面を耐えることができることに留意。出来る限りスキルは残しておき、墓地に神属が無い場合にイングナルから全盤面処理を目指す動きも忘れないようにしたい。
・エンドフェイズの雷劫による除外カード回復効果を、神属ループのついでに妨害されてデッキ切れを起こす危険あり。特にライロ型は注意。
理想初動盤面:孤高除獣+バウンサー(セプター効果を止める用)
3.4 VSハーピィ 相性:有利
・ハーピィが相手モンスターを触る手段が少ない(SCのバウンス効果)ため、大型モンスターの処理が追いつかないことが多い。
→死者への供物を採用し始めたら注意。
・レヴィオニアを止める手段が罠のみで、モンスターに破壊耐性が無いことが多いので、レヴィオニア効果が通るとほぼ勝てる。
・先攻バウンサー出しをする場合、効果止めはSC一択。
→チャネラーなどを止めた場合でも、手札に万華鏡+万華鏡or羽休めorスワローズ・ネストがあるとSCを出されるし、出せるカードも多いため。
・相手の最大打点はSCの3500とレディ1の2200(レディ1を2体出しで+600、絆の力で+300)なので、雷獣さえ残れば雷獣→雷鳥リクルートで盤面を維持できる。
理想初動盤面:雷獣+バウンサー
→手札に雷劫orレヴィオニアがある、または手札に孤高除獣がある場合は、スキルを使わず孤高バウンサーで終わってもいいと思うけど、正直他にスキルを使う盤面が少なかった感。
3.5 VSサイバー 相性:ほぼ有利
・有利っちゃ有利なんだけど、最近サンドラ側のクリボール採用率が減っているので、これらが無いと実は案外超えられる盤面もあったりする。
・とはいえ、相手は雷獣2400→雷鳥守備2200を抜くための手段が複数枚必要なので、基本的にはサンドラ有利と思っていい。
・入れる余裕があるなら、先攻はバウンサーでなくてカメラ(フォーカスフォース)を出すほうがいいかもしれない。
→バウンサーの場合はコアのサーチを止められるが、カメラの場合はランページの破壊効果と墓地肥やし効果を同時に止められるほか、サイバーツインと同じ2800打点なので抑止力にもなる。どれがいいかは一概には言えない。
理想初動盤面:雷獣+バウンサーorカメラ
3.6 VS炎王 相性:微不利
・あまりにもガネーシャがキツい。雷電の手札効果すら相手のエサになってしまうのが辛い。
・ダイガスタ・エメラル実装により、炎王のリソース切れもケアできるようになっているため、若干炎王側が強くなっている点も見逃せない。
・FA込のデッキが流行ると手札誘発が罠に変わっていく可能性があるため、その場合は若干勝てる要素は出てくる。ただしデモンズ・チェーンの採用が増えると予想されるため、結局はレヴィオニアやエネアードが止められて押し負けることが多い。
・サンダルフォンをピン刺ししておくと少しは楽になるかもしれない?
理想初動盤面:孤高除獣+雷電
→バウンサー効果を使う機会がなく、仮に出しても相手盤面にガネーシャがいると無用の長物となるため。また雷電効果で盤面維持をしたいため。
3.7 VS呪眼 相性:五分五分〜微不利
・セレンの呪眼、カトブレパス効果、ゼンマインと破壊耐性付与が多く、レヴィオニアやエネアードの破壊が通用しないケースが多い。
・セレン+メデューサによる墓地除外によって墓地肥やしを阻害されてしまい、そもそもレヴィオニアを出せない事態にも陥りやすい。
またレヴィオニアを出せるようになった頃にはメデューサの打点が3400以上になることもあるため、気がついたら打点超えされることも。
・中途半端にダメージを与えられると決戦ワンキルを決められてしまうため、ダメージ管理にも気をつけなければいけない。雷獣なら盤面維持も含めて一番楽か。
理想初動盤面:雷獣+バウンサー
→バウンサー効果で500バーンを与えるのが辛いが、それでもバジリウスの墓地肥やし効果を止めることを考えたいため。
3.8 VS月光 相性:微有利〜五分五分
・手札誘発が辛すぎる。使用者が遊戯orヘルカイザーなことが多いため、先攻を取った時にバウンサーを出していいか悩むことも多い。
・どっちみち相手が赤狐込みキャットダンサー融合召喚できる時点で負け確なので、事故として割り切るしかない。
・レヴィオニアは相手がキャット、サーベルを出すまで使わないようにしつつ、早いうちに相手の手札誘発を無くさせることを心掛けたい。
→相手ハンドが手札誘発だらけと分かったなら、あえてさっさとDドロを使わせることも考えよう。
理想初動盤面:雷電+バウンサー(共に守備)
→一応守備出しにすることでケアしつつ、翠鳥の効果を止めたいため。ただし、相手が闇遊戯だとこの盤面を作って返すのも怖いのが難点。
上記の通り、初手赤狐キャットダンサーは諦めでもいいかもしれない。
3.9 VSトラミッド 相性:構築次第では有利
以下はたまに出くわすかもしれない相手。
基本的に初手盤面は、孤高除獣+バウンサーでいいと思う。
・オノマトが大流行する間は、少し対峙するかもしれない。
・レヴィオニア効果をフォートレスで止められた場合でも、続けてエネアードでモンスターを殲滅させておけば、相手盤面は2500打点のスフィンクスのみになることが多いので、積極的にぶっ壊しに行けば勝てる。
・相手が能力吸収石を採用している場合は、サンドラ側が一気に不利になるので注意。
3.10 VS妖仙獣 相性:ガン不利
・ハーピィが多い、またはサンドラが流行る場合に遭遇する可能性あり。
・手札誘発無理
・毎ターンバウンスやめろ
・大幽谷響については、3100打点雷劫で突破可能。
3.11 VS霊獣 相性:五分五分〜微不利
・サイバーや暴走族堕天使が多い場合、台頭する可能性がある。
・ウィンダのリクルートとイルカバウンスが辛い。
・罠地獄霊獣の場合、雷劫を残せないとリソース負けする恐れあり。
・攻撃力2600以上のモンスターをひたすら立てておけば、相手側がモンスターのリソース切れに引き込めるので、レヴィオニアの無駄撃ちをしないことを心掛けたい。
3.12 VS領域海皇 相性:構築次第では有利
・ネクバを積めるデッキとして、2日目以降に流行る可能性がある。
・ネクバを出されるか出されないか次第で大きく変わるが、海皇側がネクバをサーチする手段が無いため、速攻勝負に持ち込めれば押し勝てる
4. 入れたいメタ札
1. D.D.クロウ
→今KCで一番活躍しそうなメタ札の一つ。どの環境デッキにも刺さる盤面が多く、レヴィオニアや雷劫のコストにも使えるほか、雷劫の打点アップ効果を能動的に使える点も評価が高い。
【環境対面で墓地除外したいカード】
※状況により異なります。
サンドラミラー
・効果を使った後の各種サンドラ、または光・闇属性のうち1枚しか無い方
オノマト
・バンチョー効果の蘇生先(ドワーフorバスター)
・ガガガヘッド効果の蘇生先(シスター優先?)
青眼
・相手先攻1ターン目:太古の白石
・2ターン目以降:太古墓地効果にチェーンして回収される青眼の白龍orオルタナティブ
堕天使
・神属の堕天使
・堕天使の戒壇
→ただし場に堕天使モンスターが2体いる場合、チェーンで2体目が効果を発動(※1)するとデッキに戻されてしまうので、使うタイミングは絶対に見極めること。
※1 墓地に「神属の堕天使」があり、相手場に「堕天使イシュタム」「堕天使アムドゥシアス」がいる場合
イシュタム効果で神属発動にチェーンしてクロウ投げ→チェーンでアムドゥシアスが神属を発動をすると、神属はデッキに帰ってしまう。
ハーピィ
・ハーピィ・ハーピスト
・ヒステリック・サイン
・ハーピィ・レディ1(墓地にハーピィが3体いる場合に限り)
→ハーピィの羽根休め効果にチェーンしてクロウを打っても「最低でも1枚デッキに戻せる状態」では羽根休めの効果は適用されるので、できる限り墓地に3体のハーピィが揃った時点でクロウを撃ちたい。
サイバー
・サイバー・ドラゴンorサイバー・ドラゴン・コア
限定的ではあるが、フュージョン・ゲート効果で2体目のランページorツインを融合召喚するタイミングで除外すると、融合素材が足りず、場のランページを素材にキメラテック・オーバー・ドラゴンorペアサイクロイドしか召喚できないため。
炎王
・炎王神獣ガルドニクス
・炎王獣ガネーシャの蘇生先(状況によっては)
呪眼
・ゴルゴネイオの呪眼
・カトブレパス
・コズミック・サイクロン
→堕天使、炎王、青眼、呪眼あたりには有用だけれど、青眼が多い環境で自らライフを3000にするのは個人的にちょっと怖い。
ネクロバレーが流行らない限りは入れなくても良い気はする。
・ライトニング・ボルテックス
→墓地肥やしを兼ねつつレヴィオニアの破壊先を減らせ、ワンキルを取りやすくなる。特に青眼に対し、墓地に光闇が3種揃っていないから精霊龍が変身しない時に打つと気持ちいい。
・月の書
→あって困るものではない。
・デモンズ・チェーン、禁じられた聖杯
→なんとしても暴走族を阻止したい時に。一応どの相手にも役立つので、メタとして入れるのも悪くはない。
禁じられた聖杯はこっち側の打点を上げる手段としても使える。
雷獣は攻撃力2800になり、ランク6エクシーズ(カメラを除く)、ハーピィ・レディSC(SCはダメステ時に効果を発動できない)、マスティマなどを突破・カウンターできるようになる。
雷劫は3200になるが、モンスター破壊時のサーチ効果が無くなるので注意。
5. 全体を通して
今まで以上に立ち回りが重要になっていると思います。
手札事故の多さゆえの不安定さに加え、突如登場した暴走族によって環境から退きかけているサンドラですが、動けた時の爆発力は他のデッキよりも1段階大きいのがサンドラの強みです。
あとは神に祈りましょう。アーメン。
いやラーメン食べたいな。