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モデルハウスに関して


 
2050年脱炭素に向けて、こういう住宅がいいんじゃないかというお話をすると、それはそれでわかるけど、結局高くなってしまって作れない。と工務店の方からも言われ、全国の消費者の方からもいわれます。岩手県紫波町でやっていても、全国どこに言っても事情は違うし、そういう建築をやってくれる工務店も少ない。例えあったとしても、人気があって、待たなくてはならないという話を聞きます。あるいは、あったとしても、そういう工務店は結構こだわりが強くなかなか安く作ってくれないという声も聞くことがあります。なかなか難しいんだなあと思います。

さて、もともとエネルギーまちづくり社はもともと全国にエコハウスをたくさん広めるために作った会社です。どんなエコハウスかというとこんな感じです。

○全国でHEAT20のG2以上の性能を確保。可能であればそれ以上。(予算によります。)
○太陽光発電5kW以上。

この2つがあり、さらにV2Hというクルマに充電する設備がつけば(オプションです。)、クルマが蓄電池としても使えるということになります。

換気は1種換気と言って、全館の空気を1箇所に集め、熱交換をして、換気時の冷暖房のロスを無くす仕組み。スキマ係数はもちろん1㎠/㎡を切ることを前提とします。
当然、家のエアコンは2台。個室は二人の子供室と主寝室があり、スタディコーナーも設けています。

特徴は設計を基本ワンモデルとしたことで、このまま建てれば設計料がかかりません。一般のお客さんにも、工務店さんでも立てることができます。基本的にこれからの時代を見据えて、パネル工法で建てます。工場から、断熱材、サッシが組み込まれて運ばれるので、品質管理がしやすいようになっています。

さて、おおよその概算金額は把握しています。ハウスメーカーの家より安いです。仕様はとてもシンプルです。色々こだわることも可能ですが、それはオプションにします。全体の金額はウッドショックとそれに合わせた他の建材の値上げもあり、厳しい状況です。ただ、シンプルな作りで、かつシンプルな内装にすれば、低価格に抑えることができます。紫波町の住宅の坪単価は坪65万円、山形エコタウンは75万円ほどでした。それよりは高くなる可能性があります。首都圏は経費が多くかかるので、やはりそれなりに高くなります。

じゃあ、これはいくらなのかという話になりますが、仕様を決めて、実際に見積もりをいただいて、決めたいのですが、全国的にいくらで出せるかになると戸惑います。地方によっては配送費などが大きくかかってしまう可能性があるからです。これに関しては、全国配送システムを持ち、リノベーション事業を展開するインテリックスさんと提携をして、全国の配送の値段を下げる方法を模索しています。

最初に言ったように、全国展開したいのですが、まだ、ノウハウがありません。全国にパートナーが必要です。特に、これといった縛りは今のところ考えていません。まだ、高断熱高気密をやったことがない場合でも、施工指導も含めて伺います。(交通費、実費はご負担ください。)

この件に関しては、工務店さん向けの話でもありますが、直接家を建てたい一般の人向けでもあります。工務店さんの知り合いがいない方は、こちらで近くの工務店さんをご紹介します。

最初の1棟は、インテリアも含めて、お付き合いしたいと思っています。それをモデルハウス的に扱わせていただくと幸いです。

お問い合わせは、takeuchi@enemachi.com   まで。


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