コペンハーゲンの山に登りに行ってきた。
今回のツアーの目的は、実際に再生可能エネルギー70%を超えてきた町がどんなに変わったか見に行ったのである。単なる建築ツアーではなく、大きな都市計画などを見たかったので、ガイドはオールボー大学で交通計画などの都市計画を学んだ池田麻美さんにお願いした。
すでに脱炭素に向けて進んでいる社会、そしてなぜそれが可能なのか。人々のメンタリーはどうなっているのか。それが見たかった。実は2009年ごろにもゼミの学生と行ったことがあって、その頃も円が安くて困ったが、今回はもっと安くなっている印象だ。ちょうど物価は日本の2倍。つまり、街の経済的状態はより良くなっている。より豊かに不動産開発も活況だ。人々の暮らしは、よりまちを楽しそうに過ごしている。あと、若い。移民も含めて、人口が流入してきている。IT、医療系、化学工業などが盛んである。特に風車を作っているBESTUSなどのグリーン産業に従事しているスタートアップが盛んだそうだ。
大きくコペンハーゲンが目指しているのは、次の4点だそうた。
○ゼロカーボン達成 2030年
○ソフトモビリティ 世界一
○水と緑が豊かなまち
○健康、清潔なまち
これに
○LCAをきちんと計算しながら、新しい建築を作っているサーキュラーエコノミー的な建築を加えたい。
コペンヒル
コペンヒルの建築は何度映画にもなっている。予告編の動画も見られます。
データはこちらにも。
ここから先は
912字
/
6画像
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?