COVID-19体験記
はじめに
この体験記を書くことになってしまいました。
COVID-19については上手い具合にすり抜けてきたつもりでいましたが、ついに私も当事者となってしまいました。2月に妻が陽性となり我が家にCOVID-19がやってきたと実感しましたが、その半年後に私も罹患してしまいました。こればかりはどうしようもないですが、仕事に穴を開けてしまう、ということ(療養2日目からはタブレット端末でほぼテレワークしていたんですが)、あるいは約束している趣味の話(せたなクイズオープン究)に穴を開けてしまうこと、両面で大変申し訳なく思います。なお、同居の家族(母、妻)には症状はなく、感染も見られなかったのが、何よりでした。
※この文章は個人の感想であり、何ら医学的知見を持つものでもなく、あくまで著者の個人的な体験ととらえていただければと思います。
8月15日(火)
夏休みの最終日。気圧が低く頭がいたいのかなと思い、昼間用事を足した後からやや横になりつつ一日を過ごす。熱も38度台前半あり、頓服薬を飲んで、頭を冷やし、就寝。病は気からというが、「仕事行きたくない」という気持ちがこの結果になるとは。
8月16日(水)
仕事再開の日。熱は37度台後半。念のため家に買っていた抗原検査キットで検査すると2本線。初めて見る2本線。アディダスは3本線。ついに私の所にもCOVID-19がやってきてしまった。5類分類となったため、厳格な隔離は求められないようではあるが、病院に電話しても混み合っていてなかなか予約が取れず、つながった病院からは「市販の風邪薬で・・・」というお話し。COVID-19が出てきた初期に「COVID-19はただの風邪」とノーマスクで叫んでいた若者がいたが、「結局そうなん?」と疑問符がつきまくりの中、近くのTルハドラッグで風邪薬を買い、一日横になる。
火曜日が発症というカウントで、19日より出社再開しても良いが、もともと19・20日は休みをもらっていたので、21日から出社再開とすることに。熱は午後からは落ち着いてはいるが、咳が少し多いか。頭の痛さや怠さはない。食事も普通に摂れている。
夜はテレビでエスコンフィールドで二桁安打打ちながら点が取れない千葉ロッテを見てがっかりしたり、東大王でクイズに勤しんでいる若者たちに感心したり、麻雀のスマホゲームで倍満を和了したり、ハネ満を放銃したり。あれ、普段と変わんないじゃん。会社からタブレットをお借りしたので、明日からは実質テレワーク。あれ、普段と変わんないじゃん。
8月17日(木)
熱は36度台でほぼ平熱。頭の痛さはないが、咳がなかなか酷い。痰も絡み、しばらく続くか。AMに必要なものを買いに少しだけ外出。久しぶりにメールチェック。一瞬パスワードを忘れかけていた。横になる時間が多い以外は、見積書を書いたり、業績のまとめをしたり、なんらやることが変わらない。これを機に完全テレワークとも刹那考えたのはここだけのお話。
夜は夕食を普通に食べ、相変わらずの千葉ロッテの2位のチームとは思えない状態にがっかりしたり、麻雀のスマホゲームでハネ満を放銃する。何度ハネ満を放銃したら気が済むんだ。
8月18日(金)
熱は36度台。ほぼ平熱。咳も昨日に比べると大分マシ。AMはオンラインでのミーティング。いよいよ本格的なテレワークの導入に向けた第一歩、なのか?ちなみに、上は襟付きシャツ、下はハーフパンツというリラックスしたスタイルで臨む。先方にはCOVID-19で自宅療養中の旨伝えているので、ある程度気遣いをいただく。誠にかたじけない。AMはオンライン打ち合わせを終わり、資料を作り、昼食。滅多に見ない「ヒルナンデス」の和風替え歌コーナーを見る。「♪大和の行く末~」「♪他人の馬で駆け出す~」。PMは療養しつつテレワークもどきをしつつ。夕食は本通の「とんかつもりや」のテイクアウト。たまに食べるデミグラスソースが美味しい。夜は千葉ロッテの中継はうちではみられないが、今日は勝っているみたい。麻雀のスマホゲームでハネ満を放銃する。もういいわ。
8月19日(土)
本来であれば、せたな町で行われる「せたなクイズオープン究」に出席予定であり、休暇を予定していたのですが、この状況のため流石に欠場をせざるを得ず。オフライン開催の連続出場記録は7回でストップ。無事に盛会で終わったようでよかったです。来年は行きたい。
熱や咳などはほぼ無症状。体調に問題がなければ、月曜日から会社に出社してのお仕事を再開予定。
昼からテレワークもどきをしつつ、21日に仕事に出られない前提で様々な事柄をリスケしたりなんだりで、結構小忙しい感じでした。
X(旧Twitter)で流れてくる「せたなクイズオープン究」の本番(要は懇親会)のヒラメの刺身の画像を見てうらやましいなぁ、と思う。
また、望外であったが、地元の湯の川花火大会の一部の花火と音が聞こえたので、それは良かったと思い、就寝。
8月20日(日)
今日はテレワークというよりメールチェック程度で。家で仕事をすると、休みの日でも仕事を気にする、そういう問題が発するんですね。体調は咳が残るくらいでそれ以外は全く問題なし。21日から仕事再開は問題ないかな。朝食を久しぶりにガツンと食べたかったので、朝マックを買ってきて、あとは自宅でのんびり。古いクイズの問題集の整理とか札幌記念を記念してJRAへ寄付をして過ごす。夕食は療養開始以来初の外食でスープカレー。胃が小さくなっている気がする。減量的にはいいことです。
明日から通勤でのお仕事再開、さらに明後日からは出張も予定。しばらくの間はマスクのフルタイム着用や、感染対策を気をつけて過ごさないといけないですね。はい。
まとめ
まず、今回私がCOVID-19に感染して思ったのは「治療法の確立されていない病に誰もが直面する可能性がある恐怖」です。私は今回は幸いにして軽症で済んだことなのですが、これが一歩間違えると本当に恐怖でした。また、重症化リスクの高いと言われている「肥満」の当事者でもあるので、重症化するのも怖かったです。
そして、「COVID-19が終わった」という表現は「まやかし」なのだとも身を以て感じました。全く終わっていないと思います。ただ、厳格な隔離を求めるステージから共生するステージに変わったというだけで。5類になったので扱いが変わったとはいえ、まだまだ未知の病気です。引き続き用心をして過ごす必要があると感じたのと、機会があればワクチンはまだ打った方がいいのではないか、とも感じました。
この期間に支えていただいた家族、会社の皆様、趣味のつながりの皆様にも改めて感謝です。
この文章を読まれている皆様も引き続きお気をつけてお過ごしください。
それでは、また。
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