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月刊「パパが知りたい子育て」Vol,4

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月刊「パパが知りたい子育て」は、育児に積極的に参加したい、パパのためのwebマガジンです。

※今回諸事情により16日更新となってしまいました。申し訳ありません。

世の中には「育児情報」は多くありますが、子どもやママに特化したものが多く、育児に悩むパパの解決情報は多くありません。

「パパが知りたい子育て」では、そんなパパのためのお役立ち情報を発信します。

子育てテクニックやお悩み相談に関しては、メディア発信をしている「名城政也(2児の娘の父)」の経験をもとに解説していくため、すべてのパパに当てはまらないかもしれませんが、少しでも参考になればと思います。

今回の目次は以下の通り。

・【今月の子育てテクニック】0歳~1歳児の子どもが寝ないときの対処法
・【今月のパパの悩み】子どもをストレスに感じてしまう
・【今月のパパ紹介】株式会社トゥエルブ代表 下野 護(しもの まもる)さん
・【特集】男性が主に行っている育児とは?
・【パパとお金】子どもが生まれたらまず用意しておくもの

【今月の子育てテクニック】0歳~1歳児の子どもが寝ないときの対処法

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今月の子育てテクニックは「0歳~1歳児の子どもが寝ないときの対処法」です。

乳幼児のほとんどは、数時間おきに目を覚ましてしまいます。

反対に、寝るタイミングもわかりません。

そのため、多くのパパやママは、寝不足に陥っているのではないでしょうか。

筆者も子どもたちが小さい頃……物凄く苦労した記憶があります。

0時から布団に転がして、気づいたら朝まで寝ないというときもありましたね……。

そんなとき、筆者が実践してた方法は「抱っこ」です。

「え?結局それだけ?」と思うかもしれませんが、正確には抱っこヒモでの抱っこ。

寝ないときに抱っこヒモをやり始めたのは、普段どこかに出かけているとき、子どもがよく寝るなぁと思ったのがきっかけでした。

抱っこヒモのゆらゆらする感覚が気持ちいいのか、普通に抱っこするよりもスっと寝てくれます。

そこで「抱っこヒモをつけて家の中歩き回ったら寝てくれるんじゃないか?」と考え、朝4時や5時まで寝ないときは、散歩がてら抱っこヒモをつけてブラブラしてみたんです。

眠りにつくまでの時間は異なりますが、ほぼ確実に寝てくれました。

ただ……ママやパパは経験していると思いますが、眠りが浅いと背中スイッチで起きるので注意。

「やっと寝てくれた……」と思って、家に帰り布団に転がすと起きてしまう、アレです……。

その場合は、さらにまた散歩です。

ただ、この方法はあくまで最終手段として使ってました。

毎日毎日散歩する必要はありません。

「ミルクをあげてもおむつを替えても抱っこして揺らしても寝ない!どうしたら寝てくれるの!?」と究極に困ったときは、一度試してみてください。


【今月のパパの悩み】子どもをストレスに感じてしまう

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今月のパパの悩みは「子どもをストレスに感じてしまう」。

子どもが生まれると、家庭の環境は大きく変わります。

また「子どもが生まれたからもっと稼がなければいけない」と自分にプレッシャーを与えてしまうこともあるかもしれません。

さらに、プレッシャーのなか、育児に家事に寝不足に……と重なると、子どもをストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

でも、そんなストレスに感じることで悩まないで大丈夫です。

結論から言えば、ストレスに感じるのは自然なことだと思います。

今まで予想もしなかった環境で、新しく家に一人増え、自分の思い通りのタイムスケジュールが組めない。この環境であれば、誰しもがストレスに感じます。

では、どうするべきか。

一人の時間や自由な時間を作りましょう。

ストレス発散する時間がなければ、どんどん子どもに対してストレスを募らせるだけですから、一人の時間や趣味の時間をしっかり作るようにしてください。

ただし、奥さんには相談しましょう。

なぜ一人の時間や趣味の時間が必要なのか、またストレスを感じていることを伝えなければ、ただただ「旦那は好きなことやってる」と思われてしまいます。

また、ストレスを感じているのは、奥さんも一緒ですから、奥さんも一人の時間や趣味の時間をとれるようにしましょう。

「奥さんも頑張ってるから自分も我慢しなきゃ……」という考え方もありますが、結局その考え方では、夫婦どちらも我慢しなければいけません。

それよりも「この日は1日見てるから、たまには遊んできなよ」と言い合える関係の方が、ストレスを溜めずにいられるのではないでしょうか。

【パパのお悩み】では、よく伝えていますが、子育てで大事なことは奥さんと相談することです。

一人で抱えこんで一人で解決するのではなく、奥さんに相談した上で解決していく道が、最善の道だと思います。

もし今少しでも「子どもがストレス」と感じてしまっているのであれば、まず奥さんに相談してみましょう。

ただし、自分の気持ちだけをぶつけると「私だってストレス感じてるよ!」とケンカになってしまうので「お互いにこういう日作らない?」と提案してみると良いかもしれませんね。


【今月のパパ紹介】株式会社トゥエルブ代表 下野 護(しもの まもる)さん

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本日紹介するパパは、福井県で株式会社トゥエルブを経営する下野 護(しもの まもる)さんです。

【パパプロフィール】
・名前:下野 護(しもの まもる)
・株式会社トゥエルブ代表取締役社長
・家族構成:長男・妻

下野さんは『パパが知りたい子育て』を見て、自ら「語りたい」と手を挙げてくれた、子ども大好きなパパさんです。

今回は、子どもだけではなく、夫婦関係も学べる内容となりました。


--仕事はどんなことをされてますか?

ブランディング会社を経営しています。元々はグラフィックデザイン会社だったんですが、チラシとか広告のみを手掛けていて、それでは先がないと思い、ブランディング会社にシフトしました。
チラシなどを作って「集客できたよ!」と言って頂けることもあったのですが、単発的な集客だけではクライアントの中長期的な役に立てているのか疑問に思ったんですよね。そこで、ブランディングが必要だと思ってやり始めたのが、ちょうどコロナ前あたりでしたね。

--元々はグラフィックデザインをやっていたんですね。どういう流れで今に至るんですか?

小さいころから絵を描くのが好きだったっていうのが根本にありますね。後は、高校から進学する頃、私は大学っていうものに価値を感じられなくて。大学行く位なら専門学校でしっかり学びたいと思ったんです。それで、デザイナーの専門学校に行き、後はそのまま流れでデザイナー事務所に就職した形です。また、デザイナー事務所から独立したわけではなく、間に家電量販店を挟んでいます(笑)。

--なんでまた家電量販店に?

元々私の両親がお店をやっていたので、いつか独立したいって気持ちはもっていたんです。そのときに、お金の流れっていうのを知るために、いわゆる小売業が最適だと思いました。
その家電量販店の仕事が今考えるとタメになっていて。家電量販店って、自分の販売する家電の担当があるんですよね。そのなかで、いかに接客せずに買ってもらうかとか試行錯誤してたので、小規模なマーケティングを行ったような形で、今に活きています。

--ちなみに、デザインにおいて大事にしていることってありますか?

言葉を大事にしていますね。感覚だけではなく、言葉から紐づくものを作っていこうと思っています。
昔小学校でデザインを教えたことがあったんですが、デザイナーに必要な科目として、国語と算数が大事だよって教えましたね。キーワードから紐づかないとデザインって作れないので。

--今でもデザインのお仕事をされていると思うんですが、現在下野さんは事務所を借りてお仕事していますよね。実際今のお仕事って在宅でもできるものなのかなと思うのですが、在宅にしない理由はありますか?

性格上、切り替えが必要なので、出勤したいっていうのがありますね。自宅でやるにしても完全別室で仕事用の部屋を作ると思います。
ただ、実際事務所を設けたのって独り身のときだったので、その流れで今も事務所で仕事しているっていう部分もあります。ウチは奥さんもバリバリ働いているので、在宅の方がフォローできますし、近い将来自宅に移す可能性はあります。
子どもがなにかあったとき、大体病院に連れていくのは私なので、そういった部分でもやはり在宅の方が自由度は高いかなと。

--今は仕事との切り替えは上手くできてますか?子どもができてから何か大きく変わったことなどはありますか?

めちゃくちゃ変わりました。家族がいなかったら今みたいな仕事はしていませんし、意識としてどんどん先を見るようなりました。具体的にどんな風に変わったとは言えないんですが、一つ言えるのは、考え方の土台が家族になったことですね。
独り身のときは自分のやりたいこと優先、自分の生活をより楽しくできればいいかな位だったんですが、家族ができてからは、その先に家族の幸せや未来の子供たちの幸せがあるって思うようになりました。

--「未来」という言葉が出ましたが、子どもに「将来こうなってほしい」などありますか?下野さんのお子様は男の子なので、やはり色々期待してしまうと思うのですが。

本音を言えば、私がずっとサッカーが好きなので、一緒にサッカーをやれたら嬉しいですね。奥さんには反対されていますが……(笑)。ただ、何事も自分で「これをやりたい」と言えるような、自主性はもってほしいです。そして、自分でやりたいと決めたことはちゃんと続けられるようになってほしいですね。たとえば、サッカーやりたいなら、母親に反対されても説得する位。
仕事に関しては、私の仕事をなにか残せたらいいなとは思っています。あくまで将来は自由に決めてもらうのが一番ですが、仮に将来同じような仕事ついて、仕事継ぎたいと言われたときに、子どもが安心して継げるような環境を整えておきたいですね。

--では、子育てのなかで大事にしていることってありますか?

「こんな子育てをしよう」というよりは、家庭内の雰囲気を大事にしています。夫婦間のギスギスした雰囲気は出さないように。
なので、一番気を付けているのは奥さんの機嫌です(笑)。
やっぱり、どれだけ父親のことが好きって言ってくれる子どもでも、母親との繋がりって絶対的に強いものだと思うんです。なので、子どもが一番楽しい雰囲気でいれる環境って、母親が笑顔でいることなのかなと思っています。そういった環境が、ゆくゆくは子どもの性格を形成していくんじゃないかなと考えていますね。

--観点が「子育て」というよりも「家族」なんですね。やはりそうなると、男性の育児や家事参加などについても、独自の考えがありますか?

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あります!よく、男性の育児や家事の参加って聞きますけど、ウチのスタイルとしては、奥さんがやりたくないことをやるのが大事だと考えています。ただ家事をやった育児をやったではなく、奥さんが面倒くさいことを背負うのが大事だと思います。
男性の育児参加でよく「子どもと休日に遊ぶようにしている」とかありますけど、それって結局楽しいことじゃないですか。楽しいことだけにフォーカスするのは違うと思うんですよ。たとえば「子どもと田植え体験に行きました!」みたいなのも大事だと思うんですが、じゃあ体験して汚れた服を誰が洗濯するの?って話ですよね。なので、ウチの場合は、面倒くさい部分をどれだけするかっていうのを大事にしています。ひいていえば、そういう姿を子どもに見せる感覚ですね。

--ぜひ世の中のイクメンアピールしているパパに伝えたいですね(笑)。子育てというよりも、家族や夫婦としてのあり方が多くなってしまいましたが、世の中のパパさんに何か伝えたいメッセージはありますか?

基本的には、家庭それぞれにやり方があるので、その家庭に合った方法を見つけるのが大事だと思ってます。男性が育児や家事に参加せず、奥さんが全部家事をやって、旦那さんが仕事をするという家庭でも良いと思うんです。
私みたいな仕事しながら家事も参加できるような働き方であれば良いですが、会社勤めだとなかなか自由に時間をコントロールできないですから。
ただ、それでも何か1つ奥さんの負担になることを消してあげてほしいなと思います。たとえば仕事で0時を回ってから帰宅することもあると思いますが、茶碗一つ洗うだとか。どんな行動が奥さんの負担を減らせるかっていう部分ですよね。男性の育児休暇とかよく言われていますけど、1週間とか2週間休みをとるくらいなら、育児休暇をとらずに1年間1時間早く帰って家にいた方が良いかもしれないじゃないですか。
そんな風に、世の中のいわゆる「男性の育児や家事参加」ではなく、本当に自分の家庭に合ったサポートをしてあげてほしいです。

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今回は「子育て」にフォーカスした内容ではなく「家族」といった大きなテーマとなりました。

「父親が何かをするから子育て」「母親が何かをするから子育て」ではなく、子育てとは「家族との暮らしの一つ」です。

下野さんの話を伺っていると「子育て」といった一点ではなく「家族の形」を大事にしているように感じました。

「子育てとは何か?」を改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。

下野さんはブランディング会社として、さまざまな活動をしているので、ぜひSNSなどで繋がってみてください。

下野 護
・Facabook:https://www.facebook.com/maruspo
・Twitter:https://twitter.com/twelve_info
・株式会社トゥエルブ:https://www.twelve012.com/


【特集】男性が主に行っている育児とは?

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今回の特集では「男性が主に行っている育児」について調査しました。

参考にしたのは「父親の育児参加当たり前? 9割が「そう思う」と回答も、育休取得は1割以下|ねとらぼ」の記事です。

2019年の調査ではありますが、参考にしてみていきましょう。

住宅設備を販売するナスタが働く父親1,000人を対象に「育児に関する意識調査」を実施したところ、普段よく参加している育児として、以下の回答が挙がりました。

・子どもの遊び相手……69.9%
・子どものお風呂……68.9%
・子どもとお出かけ・お散歩……60.2%

回答の傾向から、休日や仕事帰りの時間にできる育児が多いです。

世の中のパパはどのような感想を持ったでしょうか。

筆者の個人的な感想としては、残念な結果です。

お風呂や散歩は、果たして「育児をしている」と言えるでしょうか。

もちろん筆者も子育てを経験してきた身として、子どもを連れて外に行くことやお風呂に入れることの大変さは理解しています。

しかし、あくまでそれらは生活の一部に子どもがいるだけに過ぎないと思います。

同アンケートの「大変だと思う育児は?」という質問に対しては「子どもの寝かしつけ」「子どもの食事の準備」「子どもにご飯を食べさせてあげる」などが挙がっていますが、これらがまさに育児であり、奥さんは毎日この育児をしているんです。

そう考えると、遊びに行くことやお風呂に一緒に入ることを「育児をしている」と言って良いべきか悩みどころです。

当然、アンケ―トなので、当てはまるものに回答しただけかもしれませんが、他の内容が上位ではないのは、少し男性の育児への積極性に欠けるのではないかと思います。

あくまで筆者としての感想ですが、ぜひみなさんの意見も聞かせてください。


【パパとお金】子どもが産まれたらまず用意しておくべき物

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子どもが産まれたとき、いざ何が必要になるのかと悩むパパは多いのではないでしょうか。

ほとんどの場合、母親や祖父母が「あれとこれを揃えておいた方が良い」と伝えられて揃えるかと思います(筆者はそうでした……)。

「何かしたい」「奥さんが退院するまでに何か用意しておきたい」と思っておもちゃなどを買っても「それはまだ早い」と言われてしまうことも……。

そこで今回は、パパが知っておきたい事前に用意するべき物を紹介します。

各家庭によって用意する量は異なりますが、以下を参考にしてください。

・短肌着……5~6枚
・コンビ肌着……5~6枚
・ツーウェイオール……4~5枚
・ガーゼハンカチ……10枚以上(あればあるだけ良い)
・おくるみ……2~3枚
・スタイ……3~4枚(あればあるだけ良い)
・おむつ……あればあるだけ良い
・おしりふき……あればあるだけ良い
・哺乳瓶……2~3本
・哺乳瓶用乳首……3~4個(素材やタイプ要確認)
・哺乳瓶用洗剤
・哺乳瓶用ブラシ
・ベビーバス
・ベビーソープ
・沐浴ガーゼ……3~4枚
・抱っこヒモ……要タイプ確認
・ベビーカー……要年齢確認
・ベビーべッド
・ベビー布団
・掛け布団カバー
・敷布団シーツ

〇枚と記載のあるものは、実際、あればあるだけ助かります。

あまりにも多すぎるのも困りますが、少ないともっと困るので、できるだけ用意しておくと良いでしょう。

抱っこヒモやベビーカーに関しては、子どもの年齢に合ったタイプがあるので、なんでも良いわけではありません。

「とりあえず買っておく」ではなく、対象年齢を確認した上で購入しましょう。

また、上記に記載したものをすべてパパが揃える必要はありません(ベビーカーや抱っこヒモはセンスもあるので)が、消耗品に関しては、揃えておいてあげると、奥さんの退院後の負担が軽くなります。

現在まさに奥さんが入院しているor出産を控えているのであれば、ぜひ早いうちに揃えておきましょう。


月刊「パパが知りたい子育て」について

月刊「パパが知りたい子育て」は、毎月15日に更新します。

現在2児のパパの筆者が自身の経験も合わせて発信しています。

現在このnoteは有料化にする予定はありませんが、応援頂けるとありがたいです(サポート・RTなどなんでも良いです!)。

またパパに関する育児のなかで「こんな情報が知りたい」「こんな悩みがある」という方は、ぜひご連絡ください。

パパインタビューに関しても「我こそは!」という方は、ぜひご連絡ください。オンラインにて取材を行います。

ご連絡は、下記TwitterからDMにてお願いします。

また、特集アンケートの内容はTwitterにてアンケートをとらせて頂くこともあるので、ご協力頂けると幸いです。

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