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営業の仕方教わったのに仕事がもらえない→当たり前です
フリーランスの方は、自分で営業しなければいけません。
どんなに頑張ってもなかなか仕事がもらえない方もいるでしょう。
そんなとき、SNSで「仕事のとりかた」や「提案文のコツ」などを参考にしていませんか?
もちろん参考にはなるのですが、それでずっと上手くいくことはないです。
どうして仕事がもらえないのか、どうするべきなのか、解説します。
まず考えてほしいクライアント側の気持ち
どう仕事をとるか?というのは、クライアントが「どんな人に仕事を依頼したいか?」を考えれば良い話です。
相手の気持ちになって考えれば、それほど難しい話ではありません。
僕の場合は、実際にクラウドワークスを使って外注したときにわかりました。
とにかく多かったのが、"応募分のテンプレ"でした。
外注で依頼した内容が少し特殊だったため、僕はその点を理解してくれる方を探していたのですが、その点に触れてくれる方は少なかったです。
どんなクライアントにも送れるようなテンプレ文ばかり。
ハッキリ言ってテンプレで送ってくる人に仕事は依頼したくありません。
ちゃんと仕事内容を理解してくれる人にお願いしたいです。
これは、Twitterでも言えるんですが、前にTwitterで外注募集した際、コメントに「今回は締め切りました」と記載したにも関わらず、「まだ募集していますか?」と送ってくる方がいました。
「あーこの人全く読んでないんだな」と感じた時点で、依頼する気にはなりません。
もちろん、経歴やポートフォリオなど、わかりやすいのは有難いことです。
ただ、「とにかく仕事欲しい!」と不特定多数に送っているようなメッセージは、その時点で信頼に欠けてしまいます。
SNS情報はテンプレになりやすい
SNSで発信された情報というのは、あくまで"参考"にする程度でなければいけません。
そのままの提案文を使うと、"テンプレ"や"ありきたり"になります。
たとえば、提案文のポイントを発信した人がいて、めちゃくちゃバズったとしましょう。
クライアント側がその提案文を受け取った最初のうちは斬新かもしれませんが、時間が経つにつれて「あーまたこの手の応募分か。なんかこれ流行ってんのかな?」って気持ちになります。
同じような応募分が多くなればなるほど、クライアントの気持ちは萎えてきます。
なかにはTwitterで調べるクライアントもいるかもしれません。
そこから「自分の言葉で書いてほしいなぁ」と思うクライアントだって少なからずいるでしょう。
応募文に限らず、バズった内容はバズればバズるほど"よくある"ものになってしまいます。
だから、真似したところで仕事がとれるかといえば、そうではないのです。
ポイントやコツの前に基本中の基本です
応募する際は、ポイントやコツの前に、基本中の基本を徹底してください。
「基本中の基本=クライアントの募集文を読むこと」です。
「ただ仕事ができる人」よりも「この仕事に対してやる気がある人」の方が、依頼したいと思いますよね。
たとえば、お金関係の記事で、ただ過去の経歴を並べたテンプレ文章よりも、「FPの資格を持っていてとても興味あるんですが、ライター初心者の私でも書けるでしょうか?」という方の方が「あ、じゃあ過去の参考とかありますか?」って返信したくなります。
経歴を並べただけの人よりも、内容読んだうえで連絡くれているんだなってわかるので。
他にも、「一緒にメディアを作っていけるような"仲間"のような存在と仕事したいです」というクライアントにテンプレ文章を送ったら、まぁまず「仲間にはなれない」と思われるのではないでしょうか。
まずは「クライアントの募集文を見て理解して、それに合った内容を送る」。
誰かのやり方は"不特定多数がやってるやり方"なので、誰ともかぶらない、オリジナルの方法を見つけるのが一番のポイントです。