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FF7考察、ガストとイファルナの会話シーンから(原作から)

イファルナ●およそ2000年前、私たちセトラの祖先はこの星の悲鳴を聞いたそうです。最初に星の大きな傷口を見つけたのはノルズポルにいたセトラ達でした。


ガスト●イファルナさん…、ノルズポルという土地はどこにあるのです?

イファルナ●ノルズポルとは、このあたりのことです。そしてセトラたちは、星読みを始めました。

ガスト●イファルナさん星読みとは、どういうことなのですか?

イファルナ●……うまく表現できませんけど、星と対話することなのです……。星は空から降ってきた何かと衝突して傷ついたと語ったそうです。何千人ものセトラが力を合わせました。星の傷を癒そうとしたのです……。でも、その傷はあまりにも深く星自身が長い年月をかけて治す他はなかったのです。

ガスト●古代種、いやセトラは星を治す特別な力を持って入るのですか?

イファルナ●いえ、そういう力ではありません。星の上にあるもの全ての生命力がエネルギーになるのです。セトラ達は必要とされるエネルギーを絶やさぬために必死で土地を育てようとしたのですが……。

土地を育てる行為が星の命を助ける。星の上にある全ての生命力が(星の)エネルギーになる。

魔晄エネルギーに頼ることで星の寿命が縮まり、植物などが育たなくなるのがFF7の世界観であったはず。しかし土地を育てれば星のエネルギーにもなるという。

土地を育てるといえば農業的にいうと、例えば地球においては畜産動物等の糞尿等を微生物発酵させて堆肥として土に混ぜれば栄養ある土として植物が育ちやすくなる。

大量の微生物が星の上に存在する件を生命エネルギーとしてFF7世界においても解釈するとしたら、地球と仕組みが同じゃないかそれ? 微生物が生まれ、そして死に、それがライフストリーム(生命エネルギー)となる事で星の命に還元されているという意味か?
植物が死にライスストリーム(生命エネルギー)になるとすれば……

…でもこの仕組みってある意味

魔晄エネルギー(星のエネルギー)が枯渇していると、星は自分の命を守ろうとして植物から生命エネルギーを奪い取るので植物が枯れるという仕組みなのでは?

アバランチ達が必死で星の命を守ろうし、星のピンチだからこそ植物等が枯れているような事を言っているが、実のとこ植物が枯れているのが星自身が意図的にやっているのだとすれば、根底から問題本質が崩れる。もしも星の意志がライフストリームそのものにあるのだとしたら、それが、あるからこそ問題が発生していることにならんか?

そもそもライフストリームは魔晄中毒になる切欠を与えたりで星に住む者に災いを与える事が多い。アドベントチルドレンにおいてはライフストリームがメテオ災害から人々を守った代償による病気のように定義されていたが、実際はライフストリームが減っていたらメテオ災害が無かったとしても人々から生命力を奪って病気にさせたのでは?

この問題の解決方法はFF7世界の惑星にあるライフストリームに生命力が取り込まれないように宇宙船で脱出することが正解なのでは? もしくはメテオぶつけて惑星を割ってライフストリームそのものを全部なくせば、星の意志も弱まって星の上にいる生物からエネルギーを吸いとろうとしないかもしれない。それはもうセフィロスの視点の方が正解(正義)にすらなってしまうが。



会話の続き

ガスト●ふむ、北の大空洞に近いこの地に雪溶けの時期がこないのは星の傷にエネルギーが集中しているからなのか。

イファルナ●ええ、傷の回復に費やすエネルギーは急速に土地を枯れさせ…そして星は。星はセトラにノルズポルから離れるように進めたそうです…でも。

ガスト●イファルナさん……、少し休みましよう。

イファルナ●だいじょうぶです…。セトラたちが…長年親しんだ土地から旅立ちの準備をしていたとき……、その時、そのものは現れたのです! その姿は、亡き母の…亡き兄のものでした。それぞれの過去の幻影を見せるのです。

ガスト●北の大空洞に現れた、その者とはいったい何者なのですか? まるで見当がつかないのですが。

イファルナ●それが星を傷つけた者です……。空から来た厄災! わたしたちは、そう呼んでいます。その者は親しげな顔でセトラたちに近づき…あざむき…そして…ウイルスを…ウイルスを与えたのです。ウイルスに侵されたセトラたちは心を失い……そしてモンスターと化しました。その者は、ノルズポルと同じように別のセトラの部族に近づき………そしてまた…ウイルスを……。

ガスト●では、イファルナさん。ウェポンという名の存在について語っていただけますか?


イファルナ●はい、博士。博士がセトラだと誤解した者……ジェノバと名付けた者こそが……空から来た厄災なのです。その空から来た厄災を滅ぼすことを星が意識し始めました……。ジェノバが存在するかぎり星が自身の力で傷を完全に治す事ができないからのです。

ガスト●では、ウェポンと星の意志が生み出した兵器ということですか?

イファルナ●ええ、でも…実際にウェポンが使われた歴史がないのです。少数の生き残ったセトラたちがジェノバに討ち勝ち、そして封印したのです。星はウェポンを生み出しました……。しかし使う必要がなくなったのです。

ガスト●もう、この星にウェポンは存在してないのですか?

考察

星の上にある生命エネルギーは全て星のエネルギーとなるのであれば、星にとってはセトラがモンスター化したり死んだりしてライフストリームになることは都合の良いことであるはず。モンスター同士で交尾して増えて星に還元する命が増えていくとしたらそれも都合が良いことになる。

ジェノバがいずれ死ぬならライフストリームの一部になってくれて、それも星にとっては都合が良いだろう。

セトラは星の声が聞こえるというが、星の本音が聞こえるとは限らない。セトラには建前でだけ話をしていて味方に思わせ、本当は星はセトラの敵なのに騙しているのかもしれない。元々セトラもジェノバと同じく、別の星から来た存在だったはず。いわば星にっとって異物であるはずで、そのセトラの命を都合良くも利用する事はあるにせよ、セトラの為に星が身を犠牲にする理由はない。だからこそ、リバースFF7においてもエアリスは死ぬ。エアリスのエネルギーを星が回収することは星にとって都合の良い事でしかないのだから、エアリスを助ける義理は星には一つもない。

星がセトラを騙している前提においては
ウェポンが生まれた原因もまた別にあるのかもしれない。全く別の理由、それが例えば地上の生物が宇宙船から脱出しようと考えた場合に、アルテマウェポンで空から襲撃するとか、例えば海中の潜水艦等は高密度なのでライフストリームが外に漏れ出られない構造になってて、そういった仕組みに人々が移住されてら困るので潜水艦のような設備を破壊しようと海を徘徊しているエメラルドウェポン。

砂漠に命が少ないのが何故なのかを探索する為にルビーウェポン

サファイアとダイヤウェポンもジェノバではなく無関係な人を襲ってる。どちらかというとメテオを防ごうとするのではなく、メテオをやるセフィロスを助けようとする。敵を人間のように認識しているのは、魔晄エネルギーを消費する人間の方が星にとって都合が悪い。セフィロスが黒マテリアを取ったことに敵対したのではなく、セフィロスの目覚めをきっかけにセフィロスと歩調路線をとっただけかもしれない。

星は隕石が落ちてくる程度では大したことないと思ってメテオを楽観していた。命がちょっと多く死んでくのはライフストリーム化しもてくれるし当初は楽観していたが、星がぱっくり割れてライフストリームが漏れ出すレベルの星の危機だと衝突土壇場になって気付いてメテオに抗った的な…

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