円高で自動車産業が損失するって話は勘違いかもしれない?

中東の原油等の資源取引がドル基軸である事が前提とされるのだからして、円高になればエネルギーの輸入は安くなり、車を買う側としては、そのお陰で車が買いやすくなる。反対に円安で輸入コスト高まれば人々の財布のヒモはしまっていき自動車を買えなくなり、自動車産業は収益機会を遺失する。円高は資源の輸入が安くなるのだから、車を作る際にしても安く製造できるので利益が出しやすい。

ドルで車を売るならば確かに円安ドル高する事が利益であるが、その分の経費等は上がってて利益率は低下しているし、日本側としては円安による輸入負担金増えてて潜在的な車の購買力が低下している

為替変動に自動車産業の株価は強い反応性を示すが、あくまで目先決算を意識しての短期の反応性、投資家視点の評価に過ぎなくて、実態経済に即した企業価値は為替相場には追従していないのでは?

たとえば短期でなく長期(戦後からバブル)まででみるのであれば、自動車産業の株価は円高と共に上昇してるのであるし、150円1ドルで売るよりも、80円1ドルで売るほうが利益だろうし、

外国人観光客が円安で来やすくなって経済効果(インバウンド効果)ありとも、いわれているが、

別に円高で外国人観光客が来にくかったとしても、その分、観光客一人あたりの売上単価は高くなるので円高だからてトータルでマイナスになる訳ではないだろう

円安を正当化するような理屈については投資家からカネを引っ張る為の詭弁だったりする? 

円安が進んでいき、日本の土地等が購入されて外国人に移住されるような事柄がおきる頃には日本は安くなりすぎてて、輸入物価高で生きにくくなっているといっても輸入高過ぎるなら、自国生産に切り替わるだけという話でもあるのだろう。そもそも毎日食べる物を輸入してるのが物理的に不自然なのかも。

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