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任侠党の説明と候補者リスト

任侠党は古き善き時代の任侠魂を受け継ぐ政党である。半年前に設立されたばかりで認知度は低いけれど、ビジュアルの良さでSNSを中心に注目を集めている。任侠党の理念は誠意であり、例えば掲げた公約が達成できなければ指を切断して国民に誠意をみせたりしなければならない。党員の募集要項は幅広くあり、学の無さを誠意で埋めるのがモットーの令和新世代の党であるが前提条件としてヴィーガニズムの実践者(卵を食わない者)でなければならない。入党するに際してはドミニオンに関連したクイズで一定の成績を残さなければいけない。

リーダー深峰竜子(27歳)を筆頭に7人の幹部が任侠党全体を束ねていて約6000人の党員が全国にいる。党員の平均年齢は22歳であるが現役女子学生が凡そ半数占めている。現在深峰竜子と幹部7人、現役女子高生11名が衆院選に出馬中である。


深峰竜子


幹部8人とその他の候補者(女子高生11人)

なぜこれ程までに女性の党員が多く支持者もまた女性であるのか、なぜ、半年という短い期間で党員が6000人にもなるのか、その詳しい経緯は分からないが、スピリチュアル系の専門家によると若い女性は超能力者である可能性が高いという。

古来より魔女的な才能が仇となり、迫害を受けていた魔女達は、あるとき力を合わせて、今後生まれてくる女性から魔女の力を封印した可能性があるという。
その封印は平和で言論の自由が保証される世界が作られるまで続くよう設定されていて、また封印が解かれると魂が目覚めるような措置機能が設定されているのだという。
にわかには信じがたいが、事実、選挙演説している立候補者達は歴史的に見てイレギュラーな顔ぶれである。
元は30人だった党員がたった半年で6000人に増加するその速度を考慮すると更に半年もすれば120万人になりだろう。更に半年もすれば全人口をカバーするどころか世界中へと拡散するだろう。


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