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人格者になろう

サラリーマンを辞めて交友関係が大きく変化しました。中小企業の社長や個人事業主の方など、雇用者ではなく雇用主と会うことが増えました。

その中でも色々な方がいるわけですが、成果を出している人には共通点があります。

それは

「人格者」

であることです。

他人に対して真摯に向き合って課題解決を手伝ってくれたり、祝い事をちゃんと祝ってくれたりと与えられっぱなしです。この下妻市でしっかりと事業を成功させて恩返ししなければと思います。そして、これから後輩には同じようなことができるような余裕を手に入れたいです。

私は感情が表に出やすく、自分中心なところがあり人格者とは程遠いです。
そもそも人格者とは何なのかと考えていた時に一人の偉人に出会いました。

ベンジャミン・フランクリン氏です。
私が読んだ自伝から人物紹介を引用します。

アメリカ建国の父として名高いベンジャミン・フランクリンの自伝。自己啓発書の原点とされ200年以上も読み継がれるロングセラー。彼は独立宣言の起草を行い、アメリカ初の公共図書館の設立、ペンシルべニア大学の前身の創設を行った。また、凧を使って雷が電気であることを証明したり、新型ストーブ、遠近両用メガネなどを発明したりするなど、政治家、外交官、作家、物理学者、気象学者、発明家としてさまざまな分野で大きな功績を残した。その功績が称えられアメリカの100ドル紙幣にその肖像画が描かれている。ベンジャミン・フランクリンの生き方を通して成功法則が読み取れる一冊。

すらすら読める新訳 フランクリン自伝

さまざまな分野で活躍した方です。
どういう理由だか忘れましたが、ベンジャミン・フランクリンは道徳的に完璧になることを決意します。

彼がさまざまな本を読み必要な徳を抽出したものを「13の徳目」と呼びます。

1.節制 飽きるまで食べないこと。酔うまで飲まないこと。

2.沈黙 自分と他人に無益な話はしないこと。無駄な会話は避けること。

3.規律 物は置き場所を決めておくこと。仕事は時間を決めて行うこと。

4.決断 なすべきことはやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。

5.倹約 他人や自分に役立つことのみにお金を使うこと。すなわち、無駄遣いはしないこと。

6.勤勉 時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動をすべてやめること。

7.誠実 騙して人に害を与えないこと。無邪気かつ公平に考え、話すときも同じようにすること。

8.正義 他人の名誉を傷つけたり、自分の義務を怠ったりと、不実な行いをしないこと。

9.節度 極端を避けること。たとえ相手に不正を受け、激怒するに値すると思ってもじっと耐えること。

10.清潔 身体、衣服、住居を不潔にしないこと。

11.冷静 つまらぬこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。

12.純潔 性の営みは、健康のためか、子供をつくるためのみにすること。性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用を失ったりしないこと。

13.謙虚 イエスとソクラテスを見習うこと。

著書の中で、ベンジャミン・フランクリンは「道徳的に完璧な人間になる」という目標は達成できなかったが、そのおかげで人間として成長し、人からから信頼されて幸せをつかむことができたと話しています。

私も一つずつ、達成していきたいと思いました。

PS
この日、小泉進次郎の記者会見の動画がXで流れてきました。
人格者。内心ははらわた煮えくりかえる思いだと想像しますが、本心を抑えた上にこの返し、見習いたいです。


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