今回の記事からArkos Tracker2(略称AT2)の説明の記事になります。
「AT2って何?」というかたは前回記事を参照ください。
AT2のSetupから実際に自分のコードに組み込めるまでのステップ
さて、AT2を自分のプログラムで使えるようにするためにはいくつかのステップで学習する必要があります。そのステップを並べてみました。
ふわーー・・・
並べるとけっこうありますね・・でも、覚えるとこんなに楽なツールはないと思うので頑張って覚えていきましょう。
大丈夫。アラフィフの筆者が覚えれたくらいですから、きっと、大丈夫。
Setup:Arkos Tracker2のダウンロードとインストール
それではさっそく「セットアップ編」として、Arkos Tracker2のダウンロードからやっていきましょう。
以下のサイトから自分の環境にあったZIPをダウンロードしてください。
(前回記事でユーザ登録が必要うんぬん、と言いましたがForumを利用するときにだけ必要みたいでした)
筆者の環境はmacOSですが、Windowsでも基本的に変わらないと思うので気にしないでください。
Setup:インストールされるものの確認
ZIPを解凍すると以下のようにファイルが展開されるはずです。
macOS版であってもSetup.dmgのようなものもありませんし、Windows版であっても、Setup.exeのようなものはありません。
ZIPを解凍した時点ですぐ使えるはずです。
展開された各ディレクトリとその内容は次のようになっています。
Setup: RASM(アセンブラ)のインストール
Arkos Tracker2はRASMという、おフランス産のアセンブラを使いますので、こちらのダウンロードも忘れずにやっておくことが必要です。以下のGitHubから拾ってくるのが一番らくちんです。
実行形式のファイルをダウンロードするのが手っ取り早いと思います。
rasmはVer1.5や1.6ではArkos Tracker2に関連する致命的なバグがあったようですが、いま最新のVersionは2.0なので気にせずやっていきましょう!
あ、そうそう。UbuntuなどLinuxのかたはSource codeをダウンロードしてmakeしてくださいね。configureの必要がないので、「make -f makefile」でrasmが出来ます。
Setup: とりあえず動かす
「先に説明書や理論を学んでから実践するタイプ」と「実践してから失敗にぶちあたり理論を学びなおすタイプ」の2種類の人間に分かれるという話をどこかで聞いたことがありますが、私は絶対的に後者なのでとりあえず動かすところから始めます。
ArkosTracker2をダブルクリック!!!
Arkos Tracker2が起動して以下のような画面が表示されるはずです。
これでセットアップ完了です。
今回の記事はここまで。
次回記事までは「File」→「Open song」でサンプル曲でも聴きながらエレクロトミュージックに想いをはせてください。
では、また!ノシ