シンガポールで近江牛に舌鼓【1】
滋賀県出身の身として、近江牛には特別な思い入れがある。最近、シンガポールで近江牛が静かなブームになっている気がしており、良い意味で心がざわざわ。
今回遂に近江牛を味わってみたので、そのレポートを簡単に行いたい。
Ginkyō by Kinki(創作和食)
ホランドビレッジに2023年12月オープンしたショッピングモール、One Holland Village。その3階にある、和食フュージョンレストランに今回お邪魔してみた。
狙うはもちろん、近江牛ステーキ。
今考えたら、実家で近江牛を食べた時は大体、メニューがしゃぶしゃぶかすき焼き(滋賀県では「じゅんじゅん」と呼ぶ)だった。近江牛のステーキを最後に食べたのは…近江八幡のティファニーだったか。
ここ最近の我が家では、ステーキといえば、アメリカンスタイルの赤身肉(塊)の消費が定番となっている。和牛ステーキがどんな味わいだったかすっかり忘れてしまっている分、否が応でも期待が高まってくる。
5ドルで飲み放題のお茶をすすりながら、待つこと約30分。トマト、アスパラガス、ポテトが添えされた100g前後のステーキ(ミディアムレア)がテーブルに到着した。
大きめにカットされたステーキを、ソースにも塩にもつけずに頬張る。
第一印象は…「豚トロみたい?」それほど脂が乗りに乗っている状態。
口の中で溶け広がる脂肪が、胃よりも先に脳を痺れさせる感覚を、久しぶりに味わった。
和食フュージョンレストランというだけあり、他の前菜やデザートも含めて料理は大変満足いくものだったが、噛み応えのある赤身肉が少し恋しくなったのも事実。近々、赤身肉上等ステーキライフについても書いてみようか。
最近見つけたレストランRistrante Takada(イタリアン)でも、近江牛発見
クイーンズ・タウンに位置する最近見つけたイタリアンレストラン(2014年7月オープン)でも、近江牛を扱っていることが判明。
今から訪問が楽しみだが、行きたいレストランのリストは長くなる一方だ(シンガポールあるある)。