シンガポールでどうやって「友達」を作るか?
海外で生活する非永住者が、現地で友達を作るのは容易ではない。人見知りで興味の幅が狭く、職場の同僚とプライベートで会うことがあまりなく、食わず嫌いの気がある、下戸で子どもがいない自分に取っては特に。
私のパートナーは駐在員ではなく、私は日本人会の会員ではない。そして現在所属している会社や学校等もないため、駐在系コミュニティ資源が皆無の状態だ。パートナーの友達(同僚)やその配偶者と知り合ったり、友達にシンガポールに住んでいる知り合いを紹介してもらったり、はたまた自分の大好きなブロガーに直接コンタクトを取ったりと、個人的なつながりに頼って、友達と呼べる人が少しずつ増えてきている。ありがたいことだ。
そもそも、友達は必要だろうか?私の趣味は、映画鑑賞や読書、散歩など1人でできることが多い。元々のスタンスが
「基本的には1人で活動」
+
「会話、交流、情報交換を求めてアクティビティに参加」
で、自分のしたいこと、興味のあることは1人でも追い求めるタイプだ。
友達と常に一緒にいる必要はない。といっても、
価値観や趣味を共有できる
一緒にいて心地いいと感じる
また会いたいとお互い思える
困った時は相談できる
そんな友達がいれば、海外生活の味わい深さは段違いになる。
難しく考えなければ、友達作りは簡単だ。カフェやウォーキングなど、リラックスできるアクティビティに参加してみよう。以下に、新しい友達と出会えそうなプラットフォームを紹介したい。
(筆者はシンガポール日本人会の会員ではないため、同会の案内は省略する)
Meetup.com
Meetup.comは気軽に会えるイベントが目白押し。「日本語会話」「Language Exchange」を目的としたグループも多く、しかも参加者の多くは日本語が非常に流暢。こちらの英語が話せなくても、あまり問題はない。
以下、
「『Japan』『Japanese』『Cultural exchange』それぞれの語句検索でヒットしたグループ」
「『Fast friending』『Speed friending』など、忙しなさそうな語句が入っていないグループ」
「現在アクティブにイベントを計画しているグループ」
「参加者がコンスタントに2人以上いるグループ」
を、順不同にピックアップしてみた。
座ってお喋り系(日本語)
私も何回か参加したことがあるグループ。シンガポール西部でのイベント開催自体が珍しい。北部や東部から参加するメンバーも散見される。フリートークがメインで、構造化されておらずゆるやかな雰囲気だ。
オーガナイザーのヒデさんは、韓国語も勉強中とのこと。
座ってお喋り系(英語)
上記のグループには、まだ参加したことがない。
座ってお喋り系(日本語、中国語、マレー語、韓国語…etc)
日本語を学ぶシンガポール人の中でよく知られている、長寿グループ。日本人も複数参加している。
アクティビティ系(日本語)
散歩、食事、カラオケなど、リラックスした雰囲気で楽しめる。
アクティビティ系(英語)
上記のグループには、まだ参加したことがない。
オンライン会話系(日本語)
上記のグループには、まだ参加したことがない。
もちろん、他にも様々なテーマのグループがある。ウォーキング、専業主婦、食に関するもの、そして何故か大量発生しているバドミントングループ(シンガポール全土をくまなく網羅するほど、多数存在している)。自分の興味に合ったグループを探してみよう。
InterNations
私は現在メンバーではないのだが、シンガポールに長く住んでいる、とある日本人の友達から聞いたことがあるプラットフォーム。口コミ、タレコミ希望。
「つながらなければいけない」わけではない。けれど、つながりたい時につながれる相手(パートナー以外)がいれば心強い。
自分と同じバックグラウンドの友達がいれば、老後の生活について話し合えるので、日本人の友達を求めている最近。