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シンガポールのトイレ掃除界に、救世主現る

 2022年9月〜2023年5月にかけて、私はシンガポールで美容室難民かつ、トイレ掃除難民になっていた。流せるトイレクリーナー(シート)がどこに行っても見つからず、難儀していたためだ。
 スクラビングバブルの流せるトイレブラシもいいけれど、便器全体を拭けるものが欲しかった。けれど、ドラッグストアにも、雑多な物を売っているマーケットにも、ドンドンドンキにも、ない。日本から来る友人に持ち込んでもらったことも一度あった。

  • トイレブラシの使用は、使用後のブラシを立てかけるホルダーの掃除に抵抗感がある

  • 拭く終わったシートをゴミ箱に捨てる(そして、そのゴミ箱が一杯になるまで放置する)のにも抵抗感がある

私。とにかく拭くのに使った箇所は、その場で捨てたい。
 スクラビングバブルの流せるトイレブラシ
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 トイレ用洗剤をトイレットペーパーに吹きかけ便器を掃除、その後トイレに流す

の二刀流でトイレ掃除タイムを過ごしていたところ、先日地元のジャパンホームで遂にお目当ての商品を発見した。

Moist Flushable Tissue、メイドイン韓国で少し怪しげ

 ネット上では意外に豊富な品揃え。今までどこを見ていたのだ、自分。

「Flushable」「Wet」「Wipes」で検索すべし

 これで心ゆくまでトイレを掃除できる(掃除頻度でなく「ちゃんと掃除した」と感じられるかどうかの問題)、と喜んだのも束の間。水周りの修理を専門とする業者さんによると、流せるトイレクリーナーの使用は、シンガポールではご法度らしい。

何故シンガポールの排水管は詰まりやすいか?
・便器のフラッシュの水容量が制限されているため、排水管内の水の流れが少ない
・新しいコンドミニアムの排水管の構造は、ユニットの狭さにともない曲げた箇所が多い
これらが原因でなかろうか?と思えます。

ピテカンシンガポール「【日々の生活でのご注意】流せるトイレクリーナーは、シンガポールでは流さないでください!」より一部抜粋

 すみませんでした。シンガポールには、自分と同じトイレ掃除難民がたくさんいるようだ。

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