新興国・フロンティア市場のファンダメンタルズ
米国利上げ局面の終焉が見えてくるとともにフロンティアマーケットへの注目が高まっています。今回は新興国およびフロンティアマーケットのファンダメンタルズの確認を行います。
世界経済の見通し
IMFによると、世界経済全体の成長率は悪化、とりわけ先進国で大きな減速の見通しとなっています。金利引き上げの終焉に加え、今後は先進国と新興市場・フロンティアマーケットの成長率格差が広がることからも投資妙味が増すといえます。
地域別でみると、アジアやアフリカではプラス成長に転じるところもあるようです。
新興国・フロンティアマーケットのファンダメンタルズ
名目GDP成長率、インフレ率、経常収支の3点でファンダメンタルズを確認しました。インフレ率は2〜5%を適正範囲と色付けしています。経常収支は経済状況の健全性の目安としてプラスに色付けしています。
また、フロンティアマーケットETFとして人気のiシェアーズ MSCI フロンティア100 ETF(ティッカーシンボル:FM)の組入上位の国を記載しています。ファンダメンタルズの面からも申し分ない国が組み入れられているように思います。
出典・参考
IMF WORLD ECONOMIC OUTLOOK DATABASES
データの取得はこちらから。
ガチでフロンティア・マーケットへ投資する方法
フロンティアマーケットのファンダメンタルズ確認にあたり、見るべきポイントの参考になります。
iシェアーズ MSCI フロンティア & セレクトEM ETF
組入国はこちらを参照。本記事のデータ取得日は2022/11/24。
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