シーズン後半戦

サッカーJ1リーグも後半戦が始まりました。

ここまで湘南ベルマーレは鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、清水エスパルスと対戦。1分2敗と苦しい成績が続いています。

つい昨日の清水戦では名古屋戦よりも選手全体の距離ががコンパクトになっていて、攻撃もスムーズに組み立てているように見えました。古林選手の精度の高いクロスからウェリントン選手のヘディングは見事なゴールでした。

しかし、前半終了近くに清水の鈴木唯人選手にゴールを許しました。後半、お互いにチャンスを作るも1-1のドロー決着。

勝ちが欲しかったのは間違いないですが、個人的にポジティブだと思う要素を考えました。

①杉岡選手の加入

杉岡選手が復帰して2試合。早くも存在感を出しています。球際に強くいく守備、奪うと同時に攻撃に関与する姿勢はチームに勢いを生んでいると思います。さらに、以前よりもビルドアップ能力(攻撃の組み立て)が向上している印象。機を見た縦パスや大橋選手へのロングボールなど攻守にわたって貢献していました。

②田中選手、茨田選手のボランチ

田中選手のボールを奪い切る力と茨田選手の気の利いたパスが効いていました。田中選手の凄いところはボールを相手選手の後ろからでも刈り取ることができるところ。ミスもありましたが、ボランチとしての成長が著しいです。茨田選手は特にセットプレーなどのキックの質が高かったと思います。ゴールこそ生まれなかったものの可能性のある場面を多く作っていました。

③シュート数、精度の向上

清水戦を前後半見て、シュートの意識と精度が向上してきていると感じました。まずは枠内にシュートを飛ばすこと。そこからゴールが生まれるので、この数をどんどん増やして欲しい。

次節はアウェイでセレッソ大阪戦。失点をしないことも大事ですが、とにかく得点を取りにいく姿勢を見せてほしい。