フェラーリ ニューマシン SF16-Hを発表
昨日2016年2月19日は、ウィリアムズのニューマシン公開に続いて、フェラーリのニューマシン発表会が行われました。
まず、昨年のマシンと比べるて明らかに異なる点は、フロントノーズです。
レッドブルを始めとした昨年の他チームのトレンドに倣ったショートノーズになりました。また、フロントサスペンションが4年ぶりにプッシュロッドに戻されました。(過去4年、フェラーリは他のチームとは異なり、プルロッドを採用)
また、リアエンドのカウルはとてもナローなものになっています。PU(パワーユニット)を構成する各補機類のレイアウト見直すことでこのシェイプを実現。このアプローチは、クーリングを妨げることになるのですが新しいラジエターを採用することで対策したとのこと。
昨年のマクラーレン・ホンダが熱害に苦労したことはよく知られていますが、実はフェラーリも一昨年はそれに苦労しました。2015年のクルマは2014年よりも太らせていたので、このスタイルは、彼らにとって再チャレンジとなります。より細いスタイリングは、なんといっても空力的に有利なのです。
さて、技術陣の目論見通りに機能するか? 来週からのバルセロナ・テストが楽しみですね。
そうそう、メルセデスのシェイクダウンも非公開でイギリスのシルバーストーン行われましたよ。
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