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【バジーノイズ】
バジーノイズをみた感想を書いてなかったな〜とふと思い出して、書いています
最近見た映画の中でもとても良かった!
日々音楽の力に心動かされて、元気をもらっている1人ですし、それを音楽を楽しんでいる人の表情、演奏を通して感じられるのが良かったね
Xに書いた感想そのまま引用しちゃうけど
潮が「彼氏も」 って話し出した時、清澄が落ち込んだ顔をするシーン、音楽を寂しくて暖かいって表現してくれた潮に「彼氏がいること」じゃなくて「孤独じゃないこと」に引け目を感じているんだよね、だからこそフラれてひとりぼっちで寂しい潮に音楽を聴かせたいって思えたんだよな〜
陸さんが加わった瞬間 ハッキリ嬉しそうに目を光らせる訳でもないのに清澄の感情が伝わってきて、嬉しくって笑顔になっちゃった
劇中ずっと川西拓実くんってJO1の中でどうやって歌ってたっけ、どうやって笑ってたっけって思ってた。清澄が生きていて清澄が歌ってた。こんな拙い文章になると思ってなかったけど、苦くてキラキラしていて、寂しくて暖かかった。
JO1のこと、好きになって間もないし、アーティストのこと、一個人のこと、こうだって書くの失礼極まりないと思いながら、上手くこの感情が表現できないから書く!
わたし、JO1の中で生きている川西拓実さんのことについてまだハッキリしていないというか、簡単に言うと、ふとしたら消えるかもと思っちゃう。
同じように 川西拓実くんが演じてる清澄のこと、上手く掴めなくて、ふわっとしたままで、嬉しいって感情だけは伝わってくるけど 音楽が好きで、好きすぎて機械のように才能を搾取されている清澄が本当に楽しいのか、本当は何をしたいのかも分からなかった
けど、それが演技どうこうじゃなくて、清澄ってそういう人だから、潮のあたたかい感情に触れてじんわり心を溶かしたグラデーションのある人だから、それを含めた清澄の人格まるまるちゃんと伝わってくるし、搾取されている姿、悲しかったな〜
上手く言えないけど!清澄の中でも「何をしたいのか」「楽しいのか」っていう葛藤があって、雑音だと思っていた心の中のざわざわが、本当の自分の音だって気づいていくグラデーションがそのまま伝わってきたんだよね
そこには清澄しかいなくて、清澄の姿を見ているんだけど、無意識的に清澄を通して川西拓実くんを見ていて考えている感覚がずっとあった
ラストのネタバレになっちゃうんですが、
男女恋愛成就のラストじゃないのがもう😭
恋愛まで発展したエンディングが全てじゃないので本当に嬉しかった😭
劇中でも清澄の演奏がどんどん有名になっていくことに潮が複雑な感情になっている時、「恋人(全く恋人ではないですが)目線の嫉妬」とかって描かれるんじゃなくて、「古参オタク」って表現されるの、よすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「仲良い」を「恋愛」に繋げたり、「推しとオタク」「この子が推しで!」が「じゃあ付き合いたいの?」になったりするの、嫌だな〜と思ってたから、登場人物たちの感性とか、エンディングがとっても嬉しかったよ
チクッとせず見れるからみんなにオススメできる映画でした〜