コミックモールさんでカバー付き文庫小説同人誌を作ってみたら優勝した話
コミックモールさんでカバー付き文庫小説同人誌を作ると楽しいよ! という噂を聞いていたので、実際にやってみた記録です。
結論:優勝しました。
優勝本の仕様について
ソシャゲ原作の二次創作カプ本。
推しカプが、彼らを模して作られたぬいぐるみと一緒に暮らします。
しかもそのぬいぐるみは、自律的に動き、感情があり、情緒的に成長してゆき、ごはんも食べる謎の生き物「ぬい」である。
という狂気の設定のほのぼの連作短編集です。
ぬいたちがパンやケーキを好んで食べて、お茶をするシーンが多いので、ぬいたちの大好きなお菓子がいっぱい詰まった表紙にしました。
特にクロワッサンとカップケーキは、作中にも重要なアイテムとして登場するので、表紙のよく見える位置に配置。
予算の都合でカバー下(本体の表紙)はモノクロ印刷ですが、モノクロだからといってさみしい表紙にはしたくない! ということで、裏表紙までお菓子をぎっしり詰め詰め。
用紙には、キラキラで可愛い紙の代表格のひとつである「エスプリVエンボス アラレ」を採用。
カバーを外しても可愛い本に仕上がりました。
カバーは商業文庫っぽい見た目にしたかったので、「ISDN (国際標準同人誌番号)」さんにてバーコードを取得。
こちらは同人誌用の本格的なバーコードを作ってくれるサービスです。
登録申請後30分くらいで即発行されました。早すぎてびっくりした。
ISDNさんにて発行されたバーコードの画像データをDLして、カバーデザインを練り練り。
バーコードとあらすじを表4に掲載すれば、一気に商業文庫な雰囲気に!
優勝印刷所:コミックモールさん
さて、こんな仕様の本を印刷してくださったコミックモールさんですが、前述のとおり優勝でした。
なんといっても、本屋さんで売っているような「ザ・文庫本」が作れてしまう。
すごい。すごい楽しい。
イベント当日、机の下に届けられたダンボール箱を開いた瞬間の多幸感がすごい。
脳汁ブシャァァァッ ってなる。
そんな最高のお品を自分の手で頒布できることへの誇らしさもすごい。
イベント中ずっと多幸感に満たされた状態で過ごせる。
当然、最高の一日になる。
つまり、コミモさんで作るカバー付き文庫本は優勝です。
まぁ、言うてもオンデマンド印刷なので、トナー感が多少は出てしまいますが、20部からの少部数印刷が可能、しかも業界屈指の低価格でこのクオリティなのがすごい。
コスパが天元突破。
少部数サークルの希望の星。
カバー印刷は料金固定でカバー巻きまでやってくれるのに、締め切りが早まったりしない。
PP加工無料フェアを何故か常にやっているので、クリアPPやマットPPはもちろん、ヴェルベットPPやトワイライトPPまでもが無料で利用可能。
有料の紙替えで特殊紙が選べるだけでなく、基本料金内で選べる特殊紙も充実している。
さらには無料で名刺印刷100枚プレゼント企画をやっていたりもする。
今回はこれを利用して、名刺サイズの140字SSカードを印刷していただいてノベルティにしました。
納品時には、印刷時に出た紙の切れ端で作ってくださったのであろう天のりメモパッド(表紙がキュリアスIRパール、本文が書籍用紙クリーム)が同梱されていたりもしました。
なんでこれほどのサービスが無料なんだ。わけがわからない。
入校後の連絡がほぼないので不安になるのが難点ですが、2022年5月に出したこの本では、なんと、ノーミス入稿でも「印刷工程に入りました」や「発送しました」という進捗メールが届きました!
コミモさんで、ノーミスなのに連絡きたの初めて!!
忙しくないときは連絡くださるのかしら!?
正直たすかる!!!!
急ぎの際は電話で問い合わせると大変スムーズでした。優しく対応してくださるのも推せるポイントです。
長々と書いてしまいましたが、要するに何が言いたいのかというと、皆様コミックモールさんでカバー付き文庫本を作って優勝しようぜ! ということです。
コミモさん愛してる。
コミモの中の皆様には永遠に幸せでいてほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?