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インドで価値観アップデート旅

みなさんは「風の時代」という言葉をご存知でしょうか。
西洋占星術の世界では、2020年12月に星の動きが変わり、風の時代に突入したといわれています。最近ではビジネス誌の記事でも取り扱われ、世間からも注目を集めています。
風の時代は自由や個性が尊重され、今まで以上に新しい価値観というものが求められるそうです。リモートワークやギグワークで働く人が増えてきたのも、もしかしたらこの影響かもしれませんね。
とはいえ、急に「新しい価値観」といわれても何をどうしたらいいのか分かりませんよね。

そんなときは長期休暇を使って、インドに行ってみてはいかがでしょうか。
成田から直行便で約9時間。空港に降り立った瞬間から、人々の熱気とスパイスの香りが身体中を包みこみます。そんなインドでの旅は、今まで積み上げてきた自分の価値観を変えるきっかけになるはずです。

今回は絶対に押さえてほしい3都市とそれぞれの観光スポットをご紹介します。道中で出会うインド人たちとの交流も存分に楽しみながら、旅をしてみてくださいね。

デリー

まずは首都のデリーです。ゆっくり観光して体をインドに慣れさせましょう。

フマユーン廟

1983年に世界遺産に登録されたフマユーン廟は、赤い砂岩と白い大理石を使って建設された色鮮やかな霊廟です。庭園が広く、落ち着いた雰囲気なのでインドでの最初の散策にぴったりです。

インド門

インド門は第一次世界大戦中に犠牲になったインド人兵士を弔うために造られたました。赤い石と大理石でできた壁には約9万人の兵士の名前が刻まれています。門の周辺にはレストランやカフェもあるのでお茶をしながら眺めるのもいいかもしれませんね。

アーグラ

デリーからバスで約4時間30分。タージ・マハルは必見です。

タージ・マハル

皇帝が亡くなった王妃のために建てたタージ・マハル。大理石で造られており、その純白さと完璧なシンメトリーに心を奪われることでしょう。オススメの時間帯は早朝。人が少なく、気温も上がりきっていないので快適に観光することができます。また、朝日に照らされるタージ・マハルは一層美しくみえるので、早起きをするだけの価値があります。中に入る時は靴を脱ぐため、大理石の冷たさを直接足の裏で感じることができます。

アーグラ城

かつて皇帝が住んでいたアーグラ城。タージ・マハルから車で約10分の距離にあるのでぜひ立ち寄ってみましょう。城壁や門などの歴史的な建造物も見どころです。城内はとても広いので観光時間を長めにとっておくことをオススメします。

バラナシ

アーグラから寝台列車で約12時間。ガンジス川が広がるバラナシに到着です。

ガンジス川

ガンジス川は夜明け前と日没後で景色がガラッと変わります。朝日が水面をオレンジ色に照らす神秘的な景色に、ついお祈りをしてしまうでしょう。日没後は、アルティーと呼ばれる祈りの儀式が行われます。暗闇の中で灯るランプがとても幻想的です。

今回ご紹介した3都市以外にも、ピンク色がかわいいアンベール城塞があるジャイプルやインド第2の都市コルカタ、時間が許せばネパールへ足をのばして文化や食べ物の違いを楽しむのもいいですね。

さて、ここまでインドのいろいろな観光スポットをご紹介してきましたが、私がインドを旅先にオススメする1番の理由は「移動」にあります。
バスで激しく揺られながら延々と続く景色を眺めたり、寝台列車の硬いベッドの上で朝を迎えたり。これらの交通手段を使うことは、現地の人々と繋がれる最高のチャンスです。明るく人懐っこいインドの人たちと交流することで、到着の遅れにも気づかないくらい楽しい時間が過ごせることでしょう。
インドの宗教文化や信仰に触れたり、現地の人たちと交流することで、自分の価値観がアップデートされるはずです。さあ、新しい自分を探しに行きましょう。

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