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東京武蔵野シティFC 2019選手短評

2019年シーズンが終わりました。期待以上の活躍の選手、なかなか試合に絡めなかった選手、怪我人、転勤、いろいろありました。選手の写真と思い出を交えた寸評です。納会は仕事で出られないのが残念です…

追記:出場試合数、出場時間は手計算なので間違い・公式記録と誤差がある場合があります。アシスト数は個人集計です。

1 GK 飯塚渉

15試合出場 1305分 

武蔵野の守護神は今シーズンも健在も転勤に伴い後半戦は出場できず、最終戦を以て引退。JFL通算300試合に惜しくも4試合届かず。本当にお疲れ様でした、一つの時代が終わりますね。来年以降の正GKが気になります。

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2 MF 高慶汰

28試合出場 2499分 0得点 1アシスト

怪我人続出のためボランチでもCBでも起用された昨年から、今年は全試合ボランチ起用。気持ちの入ったプレーに身体の強さ、そしてボール奪取力は高く上位進出に大きく貢献したと思います。敢えていえばノーゴールだったのと警告数の多さ。他チームからの誘いも有りそうなのが怖い。

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3 DF 小松崎雄太

15試合出場 785分 1得点 2アシスト

青森から今季移籍。見応えあるエアバトルで古澤、廣瀬が抜けたディフェンス陣の穴を埋める活躍でしたが、CBは寺島と金守がフル出場だったので右SB起用が主。今治戦ではボランチ起用もありました。守備的な選手ですが意外なゴールで勝利に貢献した鈴鹿戦は印象的。

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4 MF 小野寺湧紀

7試合出場 139分 0得点 0アシスト

流経大出身のルーキー。開幕戦で初出場しコンスタントにベンチ入りを果たしたものの、先発出場は2試合のみ。個人的にはもう少し出場機会を与えて欲しかった。

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5 MF 鈴木裕也

30試合出場 1458分 2得点 0アシスト

2年連続の全試合出場も、交代出場が多く便利屋的な役割になってしまった印象。3バック採用後はボランチ起用も多かったが、個人的には攻撃的なポジションでの起用の方が活きると思っている。あとブログの更新具合は如何に。

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6 MF 都丸昌弘

出場試合なし

数試合ベンチ入りは果たしたが10年目で初のシーズン出場無し。ベンチ入りするとスタンドから激励の野次が飛ぶ愛されキャラだが昨年、一昨年と怪我人の穴を埋めるユーティリティー性を見せている。来年は久しぶりの試合出場を見たい。

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7 MF 岩田啓佑

28試合出場 2414分 0得点 1アシスト

新加入選手も入り激戦のボランチだったが11年目の今年もほぼ全試合となる28試合に出場し、300試合出場を達成。周りのよく見える選手で岩田がボールを持つと安心して見ていられます。今年は何故かHonda戦2試合を欠場。岩田陸上競技場で勝利。

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8 MF 小林大地

16試合出場 505分 2得点 0アシスト

前線で先発起用→45分または65分で途中交代が多かった今シーズン。昔広島が佐藤寿人が前線でプレスを繰り返し、守備陣を疲弊させた後浅野が交代で出てきて得点ってパターンがあったがそういうのを狙っていたのだろうか。シーズン終盤は守備重視の試合が多かったこともあり攻撃面で見せ場が少ないまま交代も多かったのは少し残念。

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9 FW 水谷侑暉

30試合出場 2624分 10得点 2アシスト

初のシーズン全試合出場、初2桁ゴール、初海外遠征選出、初ベストイレブンと初づくしの一年。石原が不調のなか前半戦は積極的なシュートが目立った。13~16節は4試合連続ゴール。後半戦はゴール数は減ったが後半70分過ぎでも高速ドリブルができる馬力はチームの大きな武器。来年もチームを牽引して欲しい存在。

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10 DF 金守貴紀

30試合出場 2700分 0得点 0アシスト

シーズン中のフォーメーション変更もあった中でフルタイム出場。意外なことに実は全試合出場も初。守備は相変わらず安定、一方で30試合でシュートは僅か6という極端な数字は金守らしい。JFL300試合出場は通過点。小山のJFL最多出場を目指してほしい。

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11 MF 内山俊彦

出場機会なし

昨年のレギュラー格も、2試合のベンチ入りを除いて試合出場なし。

13 MF 森谷実

4試合出場 132分 0得点 0アシスト

ルーキーながら4試合に出場。Honda戦では岩田の代役としてパスを回し好プレーしていたが無念の負傷交代。終盤戦はボランチの途中交代が多かったので怪我が無ければ森谷の出場機会もあっだろう。来年はもう少し見てみたい。

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14 MF 本田圭佑

24試合出場 1068分 1得点 1アシスト

今シーズンはボランチでの起用はほとんどなく、前線やサイドが主戦場となった。全試合ベンチ入りを果たしたが先発起用は11試合、3バック変更後は出場機会が減ってしまった。また年間でシュートが6本と攻撃面でのインパクトはあまり残せず。抜群のスタミナを持っているだけにクローザー起用では勿体無い。

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15 MF 岩出拓也

2試合出場 91分 0得点 0アシスト

新卒ルーキーながら2節奈良戦で初出場、4節Honda戦で初スタメンを果たしたがその後は出場機会に恵まれず。Honda戦では岩田に代わってまずまずのプレーだったが、ボランチは岩田と高がほぼ固定されていただけになかなか割って入れなかったか。

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16 DF 寺島はるひ

30試合出場 2700分 2得点 1アシスト

今シーズン完全にレギュラーを掴むとそのままフルタイム出場を達成。充実のシーズンだったでしょう。岡崎、松江戦での2試合連続ゴールに加え、終盤戦は遠目の位置からのシュートも多く目に見えて攻撃への積極性が見えました。来年5年目とまだまだ中堅どころ。チームでは金守以来となるDFでのベストイレブンを目指して欲しい。

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17 MF 手塚昌希

出場機会なし

V大分戦でベンチ入りも出場機会なし。

18 MF 石原幸治

26試合出場 1775分 9得点 4アシスト

好不調の波が大きかったシーズン。初ゴールが6節だったもののそこから3試合で4ゴール。しかしその後7試合ゴール無し。台風一過のアウェイHonda戦では劇的2ゴール。終盤戦は交代起用がメインとなりました。欠場もあり2年続けた二桁得点に惜しくも届かず。一方で田口、水谷とのコンビネーションは見ていて非常に楽しかった。キャプテンとしていろいろあったチームをまとめる大変さもあったと思います。現在JFL通算47ゴール。来年は通算50得点に武蔵野歴代最多得点、そして2桁得点を狙って欲しい。

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19 MF 鈴木翔

2試合出場 90分 0得点 0アシスト

ロック戦、青森戦で先発出場。ともに前半で交代と大きなインパクトは残せなかった。

20 DF 木下諒

7試合出場 555分 2得点 0アシスト

小さな身体で大きな推進力。鈴鹿戦の得点は今シーズン屈指のゴール。左SBは金井も木下もどちらが出場しても精度の高いキックがあっただけに楽しみでした。転勤での退団が決まったことが非常に残念。JFAアカデミー出身なだけにいわきへの凱旋も果たして欲しかった。

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21 GK 臼杵裕太

9試合出場 700分

出場試合は9試合も、全試合でベンチ入り。飯塚が負傷した宮崎戦、本田が負傷した岡崎戦でスクランブル出場するなど数字以上に存在感のあるシーズンでした。飯塚が抜けた来年は競争激化だが守護神として君臨してほしい。

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22 MF 金井洵樹

21試合出場 1889分 2得点 1アシスト

怪我の多いシーズン。金井不在時はフリーキッカーも左SBも代役となり改めて存在の大きさを実感するシーズンになりました。大阪戦の決勝ゴール、動員をかけたロック戦でのFKゴールは痺れましたね。

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23 FW 金子剛

出場機会なし

チーム最高齢のベテランFWは今シーズン出場機会なし。年齢的にも去就が心配ですが、若い世代が増えただけに経験豊富なベテランの力は必要不可欠と思います。

24 MF 澤野康介

16試合出場 1042分 3得点 6アシスト

開幕戦からゲームフラッグが登場した人気者。テクニックがあり気の利くプレーでき、特に前半戦は前年度の主力が本調子でない中で非常に良い働きでした。3ゴール6アシスト(個人集計)と結果は残しましたが、終盤は出番なしだったのが残念。

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25 DF 大竹陸

23試合出場 1889分 1得点 1アシスト

シーズン前、大激戦化が予想された右SBを確保したのはこの男。新人ながら池田のSH起用に伴い春先からスタメン起用されると鈴鹿戦で初ゴール。今治戦では元日本代表の駒野友一ともマッチアップ。金井負傷時には左サイドでも起用して監督の期待に応えました。身体の強さ、ロングスローを武器に来年も好プレーを期待したい。

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26 MF 後藤準弥

7試合出場 235分 2得点 0アシスト

小柄だが爆発的な速さを持った選手。序盤戦は出番も多く宮崎戦での2ゴールはいづれもナイスシュート。ファンの心を掴んだがそれ以降出番が減少。後半戦はベンチ入りも無く全体としては寂しいシーズンとなってしまった。後半勝負の武蔵野ではあのスピードは武器になりそうだっただけに残念。

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27 FW 田口光樹

16試合出場 412分 5得点 2アシスト

途中加入でやって来た武蔵野待望のCF。奈良では怪我で僅かな出場だったが武蔵野では15節から毎試合出場。途中出場15試合は今シーズンのJFL最多。90分当たりの得点数は1を超え、少ない時間でもゴールで結果を出せることを証明。個人での打開はもちろん、ポストプレーや他の選手を活かすプレーでも貢献。交代で流れが変えられる貴重な選手だが、スーパーサブではなく先発でもっと見たかった。

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28 MF 池田直樹

16試合出場 1327分 2得点 1アシスト

昨年フルタイム出場も、今年は怪我に泣き出場は16試合止まり。一方で今年は攻撃的なポジションでの起用が増えてシュート数も増加。ロングスローは大きな武器。試合状況に合わせてポジション変更が利く便利な選手なだけに来年はまたフルタイム出場を目指して欲しい。

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29 DF 大倉康輝

5試合出場 450分 0得点 0アシスト

シーズン前半はなかなか出場機会が無かったが、3バックに変更してから出場機会を得た。出場自体は5試合のみも、連勝した大阪・青森戦、動員のかかったロック・宮崎戦と重要な試合でプレーしすべて1失点以内に抑え守備面を支えた点は特筆。

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30 DF 望月湧斗

4試合出場 233分 0得点 0アシスト

武蔵野へ3年ぶりに復帰、開幕戦は右SBで先発もその後なかなか試合には絡めず、3バックに変更後も大倉の後塵を拝する形となった。来年のフォーメーションは不明だが、来年も右サイドは激戦予想。ハイレベルなポジション争いを期待したい。

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31 GK 諸貫雅弘

出場機会なし

残念ながら出場無し。

32 MF 永露大輔

出場機会なし

昨シーズンは出場はおろかスタジアムでも姿が見られなかったが、今シーズンは練習参加報告に加えスタジアムでちらほらと姿を見ることができた。またピッチで見たいと思っているファンは私を含めて多いはず。仕事との兼ね合いも大変だろうけれども頑張って欲しい。

41 GK 本田渉

8試合出場 695分 0得点 0アシスト

序盤戦は3番手だったが、飯塚が抜けて以降2番手に、そして終盤には出場機会が増加した。起用すぐは少し不安もあったものの、Honda戦に勝ち「本田」対決を制しFC大阪戦で初の完封。高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーが持ち味。飯塚渉に続く「渉」としてゴールを守ってほしい。画像25




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