【Discord】MEE6の使い方|導入や設定
Sorawafと申します!今回はディスコードの定番bot『MEE6』の導入から設定方法迄、一通りをまとめていきますよ。
🔰MEE6の導入方法
①MEE6の公式サイトを開きましょう。
②”Add to Discord”を押しましょう。
③"認証"を押しましょう。(MEE6のサイトにログインできます)
④「PLEASE SELECT A SERVER」という画面が表示されます。此処ではMEE6の設定 or 導入したいサーバーを選択出来ます。”Set up MEE6”を押す事で、MEE6の導入画面が表示されます。
⑤MEE6の権限設定画面が表示されます。"認証"を押しましょう。
⑥「私はロボットではありません」の左側にあるチェックボックスに✓を入れましょう。
⑦MEE6が無事導入されているか確認してみましょう。サーバーの右側にあるメンバー一覧にて、MEE6がオンラインになっていれば成功です。オフラインの際は、Botがメンテンナンス中の場合が考えられます。
🔰ダッシュボードの開き方
①MEE6の公式サイトを開きましょう。
②"アカウントメニュー"を開きましょう。
③”My Servers”を開きましょう。
④サーバー選択画面が表示されます。"Go to Dashnoard"を押しましょう。
⑤ダッシュボードが開きます。
🔰プラグイン機能のON・OFF
MEE6には多くの『プラグイン(機能)』があります。MEE6の設定画面を開き、各プラグインを有効・無効に設定できます。
【1】有効か無効かの見分け方
①有効
・表示が明るい
・上側に表示される
②無効
・表示が暗い
・下側に表示される
【2】プラグインを有効にする方法
①無効となっているプラグインを選択する。
②「ENABLE THE PLUGIN」との表記が出る為、"YES"を選択する。
【3】プラグインを無効にする方法
①有効となっているプラグインを選択する。
②"Disable"を押す。
1|カスタムコマンド(CUSTOM COMMANDS)
”Text Command”を押す事で、カスタムコマンドの作成が可能となります。カスタムコマンドとは、作成したコマンドを送信する事で、あなたが設定した文面のメッセージを送信してくれる機能です。
①コマンド名(COMMAND NAME)
半角英数字でコマンド名を考え記載しましょう!
②アクション(ACTIONS)
"Add action"を押すと、
のどちらかを追加できます。1つのコマンドに付き、合計5個の返信・送信メッセージを作成出来ます。
[REPLY WITH MESSAGE]
コマンド送信後、直ぐに設定したメッセージが返信されます。
[SEND MESSAGE]
コマンド送信後、設定したメッセージを指定のチャンネルに送信します。
③コマンド概要説明(COMMAND DESCRIPTION)
コマンドの説明文を記載します。記載した内容は下記画像の様に、コマンド一覧で確認できます。
④コマンド使用許可ロール(ALLOWED ROLES)
コマンドを使用出来るユーザーを決めます。[everyone]はサーバー入室者全員が使用可能である事を示します。✖印を押す事で、ロールを外す事が出来ます。
⑤コマンド使用禁止ロール(BANNED ROLES)
コマンドの使用を禁止するユーザーを決めます。上記画像で言えば[ロール2]の権限を持つユーザーはこのコマンドを使用出来ない設定となります。
⑥使用不可チャンネル(BANNED CHANNELS)
コマンドを送信してもMEE6が反応しないチャンネルを設定できます。上記画像で言えば[一般]チャンネルでコマンドを送信してもMEE6は反応しない設定となります。
⑦クールダウン(COOLDOWN)
コマンドの使用頻度を制限できます。
1~3分・時・日で間隔を設定できます。
⑧コマンドメッセージ削除(Delete command usage)
設定をONにすると、ユーザーが送信したコマンドが削除され、MEE6のメッセージのみ表示できます。
2|リアクションロール(REACTION ROLES)
リアクションロールとは、リアクションを押すとロールを自動で付与するという便利機能です。上記画像で言えば、👍を押すと[ロール1]というロールが自動で付与される設定となっています。
①メッセージ送信チャンネル(CHANNEL)
メッセージの送信場所を選択します。
②メッセージ(MESSAGE)
リアクションロールに関して説明を記載できます。どの絵文字を押したら何のロールが付与されるのか、此処に説明を記載する事をお勧めします。下記にある”EMBED COLOR”を押す事で、メッセージの帯色を変更できます。
③リアクションロール設定(REACTIONS AND ROLES)
1、Add reactionを押しましょう。
2、絵文字を選択しましょう。
3、付与するロールを選択しましょう。
これで、👍を押すと[ロール1]というロールを付与する設定が出来ました。この絵文字とロールのセットは2つ迄作成出来ます。
④リアクションモード(REACTION MODE)
リアクションロールのモードを選択できます。
※”Allow members to pick up multiple roles"をOFFにすると、1つのメッセージに複数のリアクションロールを設定しても、その中の一つしか選択できない設定となります。
3|レベル(LEVELS)
メッセージ送信数に応じて「レベル」を付与する仕組みです。メッセージ送信数が多い程レベルが上がります。
①レベルアップ報告(LEVEL UP ANNOUNCEMENT)
&レベルアップメッセージ(LEVEL UP ANNOUNCEMENT MESSAGE)
レベルアップした時にお知らせを送るチャンネルを設定できます。また、その時のメッセージ内容を編集できます。
②ランクカード編集(DEFAULT SERVER RANK CARD)
”Edit Server Rank Card”を押すとランクカードの編集画面が表示されます。
色の変更が可能です。右下の"Save"で保存できます。
③経験値取得禁止ロール(NO-XP ROLES)
経験値の取得を禁止するロールを設定できます。設定したロールを保持しているユーザーは経験値が得られません。
④経験値取得不可チャンネル(NO-XP CHANNELS)
メッセージを送信しても経験値が得られないチャンネルを設定できます。
4|モデレーター(MODERATOR)
ログの取得と自動モデレート機能が使用できます。ログの取得とは新規メンバーの入室、新チャンネル作成といったサーバー内の出来事を知らせてくれる機能です。自動モデレート機能とは荒らしなどを自動で検知し、メッセージ削除等の処罰を行ってくれる機能です。
モデレーターの設定(MODERATOR ROLES)
モデレーターを設定できます。モデレーターは自動モデレート機能の影響を受けません。また、モデレーター専用のコマンドを使用出来ます。設定したロールを付与されたユーザーがモデレーターとなります。
4_1|ログ機能(AUDIT LOGGING)
①ログ送信チャンネル設定(LOGGING CHANNEL)
ログを送信するチャンネルを設定できます。
②各ログの説明
③ログを取得しないチャンネル(IGNORED CHANNELS)
設定したチャンネルで起こった出来事は、ログとして取得されません。
④Botによる行動を記録しない設定
"Do not log actions made by bots"をONにする事で、Botによる動作のログは取得しません。
4_2|自動モデレート機能(AUTO-MODERATOR)
①対処方法の選択
各項目で、違反があった時にどの様な対処を行うのか選択できます。
また"Settings"を押す事で、各項目の詳細な設定が出来ます。
②禁止ワード(BAD WORDS)
設定したワードを含むメッセージを取り締まります。
・不適応チャンネル(IGNORED CHANNELS)
設定したチャンネルではモデレート機能は動きません。
・不適応ロール(ALLOWED ROLES)
設定したロールを付与されたユーザーにモデレート機能は動きません。
・禁止語句リスト(BAD WORDS LIST)
禁止するワードを設定できます。
③繰り返し投稿(REPEATED TEXT)
同様の文章を複数個含むメッセージを取り締まります。筆者が調べたところ15文字以上の同一の文章を4つ以上含むメッセージが削除されるようです。あくまで目安の基準ですので、想定する文章が削除されるかどうか、試してみる事をお勧めします。
④サーバー招待リンク禁止(SERVER INVITES)
サーバーの招待リンクを含むメッセージを取り締まります。
⑤外部リンク禁止(EXTERNAL LINKS)
サーバー招待リンクとは別に、外部リンクを含むメッセージを取り締まります。
⑥大文字を多く含メッセージ禁止(EXCESSIVE CAPS)
「70% > CAPS」つまり、1つのメッセージに7割以上、アルファベットの大文字を含むメッセージを取り締まります。筆者が調べたところ9文字以上で適応されるようです。あくまで目安の基準ですので、想定する文章が削除されるかどうか、試してみる事をお勧めします。
⑦絵文字を多く含むメッセージ禁止(EXCESSIVE EMOJIS)
絵文字を多く含むメッセージを取り締まります。
・不適応チャンネル(IGNORED CHANNELS)
設定したチャンネルではモデレート機能は動きません。
・不適応ロール(ALLOWED ROLES)
設定したロールを付与されたユーザーにモデレート機能は動きません。
・絵文字の個数制限(EMOJI LIMIT)
1つの文字に含む事が出来る絵文字の数を設定します。上記画像で言えば、7個以上の絵文字を含むメッセージを取り締まります。
⑧スポイラーを多く含むメッセージ禁止(EXCESSIVE SPOILERS)
スポイラーを多く含むメッセージを取り締まります。スポイラーとは『||』で囲まれたメッセージを指します。
・不適応チャンネル(IGNORED CHANNELS)
設定したチャンネルではモデレート機能は動きません。
・不適応ロール(ALLOWED ROLES)
設定したロールを付与されたユーザーにモデレート機能は動きません。
・スポイラーの個数制限(SPOILER TAGS LIMIT)
1つの文字に含む事が出来るスポイラーの数を設定します。上記画像で言えば、5個以上のスポイラーを含むメッセージを取り締まります。
⑨個人メンションを多く含むメッセージ禁止(EXCESSIVE MENTIONS)
個人メンションを多く含むメッセージを取り締まります。
・不適応チャンネル(IGNORED CHANNELS)
設定したチャンネルではモデレート機能は動きません。
・不適応ロール(ALLOWED ROLES)
設定したロールを付与されたユーザーにモデレート機能は動きません。
・メンションの個数制限(MENTIONS LIMIT)
1つの文字に含む事が出来るメンションの数を設定します。上記画像で言えば、5個以上のメンションを含むメッセージを取り締まります。
⑩ザルゴを含むメッセージ(ZALGO)
ザルゴと呼ばれる特殊な文字を含むメッセージを取り締まります。
ザルゴの一例です。このような特殊な装飾を持つ文字があります。
⑪取り締まり範囲の設定
"Auto-Moderator ignores and doesn't affect other bots"をONにする事で、モデレーターとなっているユーザーや、Botに対して自動モデレートを行いません。
⑫具体的な処罰の設定(AUTOMATED ACTIONS)
1、[Add]を押しましょう。
2、処罰を選択しましょう。
3、各種設定を行いましょう。
[期間の設定] (temp mute、temp ban)
:処罰を実施する期間を選択します。
[処罰の基準違反数](全て)
:何回違反したら処罰を実施するのか選択します。
[処罰の基準違反時間](全て)
:基準違反時間を設定します。設定した時間内に、設定した違反数を超えた場合処罰が行われます。
上記画像の例で言えば、「3回以上の違反を30分以内に行った場合、該当ユーザーをBan」する設定となります。
5|ウェルカム(WELCOME)
1【ウェルカムメッセージ】
サーバーに入室した際に、歓迎メッセージを指定のチャンネルに送る事が出来ます。
①送信チャンネル(WELCOME MESSAGE CHANNEL)
ウェルカムメッセージを送信するチャンネルを選択します。
②メッセージ内容(WELCOME MESSAGE)
送信するメッセージ内容を編集します。
③ウェルカムカード(Send a welcome card)
"Send a welcome card when a user joins the server"をONにする事で上記の様なウェルカムメッセージを添付して送信できます。
2【プライベートウェルカムメッセージ】
サーバーに入室した際に、歓迎メッセージをDMに送る事が出来ます。
①メッセージ内容(PRIVATE MESSAGE)
送信するメッセージ内容を編集します。
②ウェルカムカード(Send a welcome card)
"Send a welcome card when a user joins the server"をONにする事でウェルカムメッセージを添付してDMに送信できます。
3【ウェルカムロール付与】
サーバー入室時に、指定のロールを付与します。
4【バイバイメッセージ】
サーバーからユーザーが退室した際に、指定のチャンネルにバイバイメッセージを送る事が出来ます。
①送信チャンネル(GOODBYE MESSAGE CHANNEL)
バイバイメッセージを送信するチャンネルを選択します。
②メッセージ内容(GOODBYE MESSAGE)
送信するメッセージ内容を編集します。
6|タイマー(TIMERS)
指定の曜日・時間間隔で、指定のメッセージを指定のチャンネルに送信する事が出来ます。
①メッセージ送信チャンネル(CHANNEL)
メッセージを送信するチャンネルを選択できます。
②メッセージ内容(MESSAGE)
送信するメッセージ内容を編集できます。
③送信間隔(INTERVAL EVERY)
メッセージを投稿する時間間隔を設定します。
④送信曜日(INTERVAL ON)
タイマーを起動させる曜日を設定します。
7|サーチ(SEARCH ANYTHING)
!anime [search]
アニメ情報を検索します。
!imgur [search]
文字を付け加えた画像(ミーム)を検索します。
!manga [search]
漫画情報を検索します。
!pokemon [search]
ポケモンの情報を検索します。一部のポケモンが未実装のようです。また、英語表記で検索する必要があります。
!twitch [search]
Twitchでの配信者を検索できます。
!urban [search]
俗語(スラング)を検索できます。
!youtube [search]
youtube動画を検索できます。
8|記録(RECORD)
ボイスチャットに入室後、コマンドを打つ事で最大2分間録音できます。録音したデータはmp3ファイルとしてダウンロードできます。
!record
録音を開始します。
!stop-recording
録音を終了します。"download"を押す事で録音データを取得できます。
9|ミュージッククイズ(MUSIC QUIZ)
何の音楽が流れているのか推測して当てるゲームをプレイできます。洋楽が得意な方は遊べるかもしれませんが、邦楽は少ない為難易度が高いかと思います。
!start-quiz
クイズを開始します。アーティスト名か曲名を入力して答えます。
回答が間違っている場合は下記画像の様に✖のリアクションが付きます。
解答は下記画像の様に表示されます。
!stop-quiz
クイズを終了します。
10|ミュージック(MUSIC)
ボイスチャットにて音楽を流す事が出来ます。
!add [search]
次に流す音楽を追加できます。
!clear-queue
次に流す曲として追加した音楽を削除します。
!join
MEE6をボイスチャットに入室させます。
!leave
MEE6をボイスチャットから退室させます。
!np
現在流れている音楽の進行状況を確認できます。
!pause
一時停止します。"!resume"で再開します。
!play (optional search)
音楽を流します。youtubeのURLを記載する事で、特定の音楽を流す事が出来ます。
!previous
前に流していた音楽を再生します。
!queue
現在の音楽再生予定を確認できます。
!replay
音楽を再度、最初から流します。
!resume
一時停止した音楽を再開します。
!search [search]
音楽を探す事が出来ます。
さらに、各曲の番号を送信する事で、再生リストに追加できます。
!seek [position]
現在流れている音楽を特定の時間までスキップ・巻き戻し出来ます。
!skip
次の曲にスキップします。
!stop
曲を停止し、ボイスチャットからMEE6を退出させます。
!vote-skip
ボイスチャットに入室中のメンバーの投票により、現在流れている曲をスキップするかどうか決定できます。
11|ツイッチ(TWITCH)
ツイッチの配信情報を指定のチャンネルで受け取る事が出来ます。
①配信者の選択
配信者を検索し、選択します。
②メッセージ内容(MESSAGE)
投稿するメッセージ内容を編集できます。
③送信チャンネル(POST IN CHANNEL)
メッセージを送信するチャンネルを選択できます。
12|ミクサー(MIXER)
ミクサーの配信情報を指定のチャンネルで受け取る事が出来ます。
①配信者の選択
配信者を検索し、選択します。
②メッセージ内容(MESSAGE)
投稿するメッセージ内容を編集できます。
③送信チャンネル(POST IN CHANNEL)
メッセージを送信するチャンネルを選択できます。
13|ツイッター(TWITTER)
設定したアカウントのツイートを指定のチャンネルで確認できます。
①アカウントの選択
Twitterアカウントを検索し、選択します。
②メッセージ内容(MESSAGE)
投稿するメッセージ内容を編集できます。
③送信チャンネル(POST IN CHANNEL)
メッセージを送信するチャンネルを選択できます。
14|ユーチューブ(YOUTUBE)
指定したアカウントが動画を投稿した際に、通知を受け取る事が出来ます。
①アカウントの選択
Twitterアカウントを検索し、選択します。
②メッセージ内容(MESSAGE)
投稿するメッセージ内容を編集できます。
③送信チャンネル(POST IN CHANNEL)
メッセージを送信するチャンネルを選択できます。
15|レディット(REDDIT)
指定したコミュニティの投稿を、指定のチャンネルで確認できます。
①コミュニティ指定
URLの「/r/」の後に続く文字列を入力しましょう。
②メッセージ形式
メッセージのレイアウトを変更できます。
②送信チャンネル
メッセージを送信するチャンネルを指定します。
16|ヘルプ(HELP)
!dashboard
ダッシュボードを開きます。
!help
ヘルプを参照できます。
🤖MEE6の機能制限と代替Bot
MEE6は日本語の解説記事が多く、ダッシュボードのレイアウトも見易い事から初心者にお勧めのBotです。しかし、多くの人に利用されている為Botが不安定になり易かったり、幾つかの機能制限がある為不便な一面もあります。Bot操作に慣れて来ましたら、下記のBotを検討してみては如何でしょうか?サーバー作成の幅が広がると思います。
Carl-Bot
カスタムコマンド/リアクションロール/ウェルカム等、MEE6同様に様々な機能が詰め込まれている総合Botです。
Jockie Music
音楽Botが一つだと他ユーザーと共用する必要が生じます。しかし、このBotは無料で同時に4台稼働出来ます。
Vortex
モデレーターBotです。モデレート機能に特化しており、MEE6よりも詳細な設定が出来るかと思います。
MEE6は知名度の高いBotですが、Discordには他にも多くのBotがあります。徐々により自分のサーバーに合ったBotを探していく事で、より便利にDiscordを使いこなす事が出来るはずです。
【Bot検索サイト】Top Bots
〇 運営者コミュニティの紹介
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