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MSS Member Introduction ≫ サロにぃ(Saroniii)

MSS_STAFFを紹介していく『MSS Member Introduction』

今回紹介するのは、多機能Bot「凛花」開発者で、コミュニティ運営や、Mirrativ等で動画配信も行う、マルチワイドに活動する"サロにぃ"さん。

📌今迄の取り組み紹介

筆者≫ Discordにおける今迄の取り組みを紹介お願いします。

サロにぃ≫ メインは凜花(りんか)等のBot開発と、サーバー運営をしています。

[凜花(りんか)Botとは]
『多機能Botの横で』をモットーに開発されている。オールマイティなBotと一緒に使用される事を想定している。「絵文字画像のリサイズ」「Embedメッセージ作成・編集」等、随時新機能が追加されている。「他Botだと手が届かない、歯がゆい」を解消する便利Bot。
サポートサーバー

筆者≫ サロにぃさんと言えば今は「凛花の開発者」というイメージが強いですよね。そもそも凜花を作ろうと思ったきっかけとは?

サロにぃ≫ 最初は「こういう機能あったら良いな」とか、「この機能良いけど使い難いな」というものを、自分で使い易い様に作りたいというのがきっかけでした。Bot開発をする前は、毎日1~3時間程度、Bot掲示板のtop.ggを漁って、気になるものをサーバーに入れて、良くないものは蹴って...を繰り返していただけに、ユーザーのニーズは自分が一番分かっていたと思います。それが今の凜花のベースになったと思います。

筆者≫ 成程です。サロにぃさんは元々はBot開発者ではなく、コミュニティ運営者としての活動が先でしたよね。その時の経験が今の凜花に繋がっているのか。利用ニーズが分かっても、それを形に出来るという所が凄いなぁと思います。Bot開発を行う上で苦労した事はありましたか?

サロにぃ≫ 最初はプログラムすら書けなかったけれど、半年程かけてやっと上手くいったって感じですかね。それまではモチベーションもほぼ無く、此処までBotを作れるようになるとは思ってすらいなかったです..。

筆者≫ その半年間。諦めずに続けられたのは何故…?

サロにぃ≫ なんか、やっぱり自分が欲しい機能を作った方が手っ取り早いと気が付いたからですかね。無限にBot漁っていても満足行くものをみつけるのはとても大変だったので。

筆者≫ 確かに…。Botを作れない身からすればもどかしい事は沢山あります。凜花の開発にモチベーションを見出せる様になったのはいつ頃からなのでしょうか?

サロにぃ≫ discord.pyを結構理解できるようになった頃からですね。

筆者≫ 理解が深まってきて出来る事も増えてきたら、モチベも自然と上がってきたという感じかな?

サロにぃ≫ そうですね。そしてそのタイミングでMSSのBotを作成するなど、今現在で9つのBot開発に着手しています。その内、6つが各サーバーの公式Botです。

筆者≫ おぉ…。公式Bot結構手掛けていますね。

サロにぃ≫ そうですね。言ってしまえば、「欲しい機能を作る」の究極型が公式Botといえます。

筆者≫ 「欲しい機能を作る究極型が公式Bot」というのは具体的にどういう事でしょうか?

サロにぃ≫ 公式Botはそのサーバーの為に作るものなので、「このサーバーだからこそ、こういう機能が欲しい!」というわがまま機能(?)を作ることができます。私が公式Botを手掛けているのは今の所運営してる鯖か、仲が良い人の鯖かのどちらかだけです。ですが、どこの鯖にも特色というものはあると思っていて、その特色を最大限に引き出すことができるのが公式Botの大きな強みであると考えています。具体的には、「特色を引き出すBotが日本語非対応で、日本人向けの鯖なのにそのBotの英語のログが目立ってしまう...。」とか、「この機能自体はいいんだけど、考えている通りにはできないなぁ...。」 というように、ちょっとしたもやもやを解消することができたりするのが公式Botならではなのかなと思います。

筆者≫ 不特定多数向けのBotでは手がちょっと届かない。凜花はそのニーズに応えるものだけど、さらにマッチするような形が公式Botという事ですね。コミュニティ運営者からすれば心強さ極まりない。

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筆者≫ ちなみに9つBotを開発しているという事ですが、それだけ多くのタスクがあると頭がこんがらがったりはしませんか?マルチタスクをこなすコツとかがあれば是非(笑)

サロにぃ≫ 正直、こんがらがってるし常時110%のタスクを抱えてる気分になれます()コツ、、、なのかはわかりませんが、基本的にどれも私が1人で開発しているので、自分のペースでできる分タスク崩壊が起きていないというのはあるかもしれません()

筆者≫ わぉ() 既にキャパオーバーだけれど、上手くなんとかしのいでいる状況なのか() MSSのBot開発もして欲しいけれどうまい具合に力抜いてね(笑)

サロにぃ≫ はーい

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筆者≫ 凜花Botを作って嬉しかった事や、良かったと思う事はありますか?

サロにぃ≫ なんといっても、自分でサーバーを建てる時に自分が欲しかったコマンドを使えるわけですから、サーバー立ての効率が大幅に上がったというところですかね()後は、そういう機能を欲しがっていた人達に使われているのを見ると、作って良かったなぁと思います。

筆者≫ コミュニティを色んな人に使って貰えて嬉しいのと似た感覚かな。

サロにぃ≫ そうですね~。

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筆者≫ さてさて。コミュニティ運営の話を聞いてみたい。Discordコミュニティ運営を始めたきっかけは、確かミラティブ配信でしたよね?

サロにぃ≫ そうですね。ミラティブ配信で絡みがある方と話すためにDiscordを使うようになりました。その頃は、私も初心者だった故に、everyoneメンション権限切ってなかったりとかガバガバなところが結構ありましたね。

筆者≫ 多分Discord使い始めはeveryoneメンションの存在を知るところからですよね(笑) 私も権限ミス沢山ありました。サロにぃさんは様々なコミュニティの運営や手伝いを経験していると思うのですが、そのきっかけもミラティブ配信なのでしょうか?

サロにぃ≫ それは、Discord自体の使いやすさに感動して運営経験を積みたいと思ったからですね~。

筆者≫ ミラティブはDiscordに触れ始めたきっかけに過ぎず、運営を本格的に始めたのはまた別の動機という事なのですね。

サロにぃ≫ そうですね~。

筆者≫ 運営経験を積みたいと思ったのは、理由や目的があるのでしょうか?

サロにぃ≫ 単純に、自分でもコミュニティを建てたいと思ったからですね。

筆者≫ そうなのですね。運営経験をある程度積んで、自分で初めて本格的に建てたのはどの様なコミュニティなのでしょうか?

サロにぃ≫ とあるサーバー連合的なものを立ち上げましたが、共同設立者さんが身勝手で失敗に終わりました...。それを打開しようと立ち上げたのが「雑コム!(現: もくもく雑談)」ですね。

[もくもく雑談とは]
「もくもく雑談」は、roomと呼ばれる個人チャンネルを作成することが出来る、個人チャンネル主体型の雑談コミュニティ。趣味やお悩み相談、近況報告など使い方は人によって自由。
Discordサーバー

筆者≫ 最初に立ち上げたのが「サーバー連合」というのは意外。ダイナミックなスタートだったのですね(笑)

サロにぃ≫ ですね~。

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筆者≫ サロにぃさんと初めて会って話したのは、私が運営しているコミュニティに運営参加して下さった時でしたかね。話した当時驚いたのは、「海外の鯖で運営やってた」という事が一つでしたね(笑)

サロにぃ≫ まぁ、運営経験を最初に積み始めたのは海外サーバーのNatural Born Soldier公式サーバーで、ゲーム内モデレーター兼Discordモデレーターをしたのが始まりですね。そのご縁で、海外モバイルFPSのe-sportsコミュニティマネージャー(アジア圏)とかもやったりしてましたね~。あの頃は海外の方が知名度高かったかもしれないです。

筆者≫ え、経験積み始めた最初が海外ですか(笑)海外で運営に参画するのはハードルが高いように思いますが、そのハードルを乗り越える事が出来たきっかけは何なのだろう?

サロにぃ≫ ここで実はミラティブが関係してまして。最初そのゲームのプレイ人数が日本時間の午前8~11時に9人程居る位で、それ以外はプレイ人数ゼロの過疎具合だったんですよね。それで、爽快感はあったゲームだったので、ミラティブ界隈にこのゲームを広めたいなぁと思ったのです。そこから、日本人向け管理も兼ねてモデレーターに就任しました。

筆者≫ 成程…。ゲームを広めたいという動機があったとしても、しっかりと形に出来るの凄いなぁ。詳しい話はあれですかね。サロにぃさんの記事に載っているのかな?(笑)

サロにぃ≫ ですね。

筆者≫ なら、この記事を載せておこう(笑)

サロにぃ≫ wwwwwwwwwwwwwwwwww ok。

筆者≫ 隙あらば宣伝。

📌Discord運営論

筆者≫ サロにぃさんが考える「運営論」を教えてください。

サロにぃ≫ 「いつか鯖主をやめるつもりで運営をすべき」この理由としては、鯖主という重しに囚われず、自分のしたい事をする運営のほうが余程楽しいという、私が学んだ教訓があるからです。私も昔は所有者として留まることを意識していたせいか、思い切った運営をせずにいました。ですが、一度思い切ってサーバーを他の人に任せた時、所有者に留まる必要がないことに気づきました。なので、サーバー運営が上手く行かなかったり、モチベーションが無くなったりしたら、他の人にサーバーを渡したり、サーバーを畳んだりするのもありだと思います。

筆者≫ 成程…。「鯖主という重し」とは具体的にはどの様な事を指すのでしょうか?

サロにぃ≫ 鯖主という肩書が持つ責任とかですかね。

筆者≫ 責任というのは、鯖主だから「平等に接する」鯖主だから「しっかり管理しないと」みたいな事?

サロにぃ≫ それも勿論ありますし、「運営が立ちいかなくなった時に出てくる責任」という意味もありますね。

筆者≫ そう言うしがらみから距離を置いて運営を見つめる方が楽しく出来るし、思い切った事が出来る。結果、コミュニティの成長にも繋がるという事でしょうか?

サロにぃ≫ ですね~。

筆者≫ 運営を誰かに譲るという事は、凄い勇気が必要だと思います。サロにぃさんはどうしたら、そういった決断が出来るようになると思いますか?

サロにぃ≫ とりあえず、運営が上手く行かない時に譲ったことがなければ譲ってみる、これに尽きると思います。譲ってもやもやが取れなければ次から鯖を畳むことを視野に入れればいいので、物は試しといいますし?(

筆者≫ 成程。物は試しか!ってそれが難しいですよ(笑) どうしようも立ちいかなくなった時に、鯖を畳む前に誰かに譲る選択肢を頭の片隅に置いておく。これが大事という事ですね?

サロにぃ≫ ですね~。

筆者≫ 役割に囚われず柔軟に立ち回るのもコミュニティ運営。運営は運営でなければできないとは限らないのですね。

📌今後の抱負

筆者≫ 最後に、今後の抱負を教えてください。

サロにぃ≫ えっと、結構忙しいので、MSSではどちらかというとBot開発がメインになると思いますが、なんかこんな運営いたなぁ程度でもいいので頭の片隅にいれてくれるとありがたいです!(笑)

筆者≫ 頭の片隅におさまりきればよいですけど、たぶんそんなことないので安心して下さい(笑) 忙しさは来年も続くと思うので良い感じでやっていきましょ。

サロにぃ≫ はーい

🌟まとめ

 サロにぃさんはMSSの最初期メンバーで、筆者が今よりも運営経験未熟であった頃から、Discordに関する見識を深めてきてくれました。運営コミュニティからBot開発へと主軸を移してからも、その際立つスキルが日々進化しています。今後ともMSSに尽力頂けると、力強い事この上ありません。凜花の今後のアップデートにも期待が高まりますね。

🔗プロフィール

[サロにぃ]
Twitter  : https://twitter.com/saroniii_Mir
Mirrativ : https://www.mirrativ.com/user/2687463
Mildom : https://www.mildom.com/profile/10125871/playback 
Note   : https://note.com/saroniii 
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCWUquYviuxfFkV_Hov2DfUQ 

[凜花(りんか)Bot]
Twitter  : https://twitter.com/RincaDiscordBot
Discord : https://discord.gg/9Wdh3yWqey
Note   : https://note.com/rincadiscordbot 

[もくもく雑談]
Discord : https://discord.gg/Sy8TBTV8wr


筆者:Sorawaf


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