①「サッカーと陸上競技」互いの動作を自競技に活かしてみる
今回は、以前から自分の陸上競技の指導に携わって頂いてる「中西さん」を始め、今年から陸上競技の指導をサポートして頂いてる「東京学芸大学陸上競技部の朝霧純稀さん」とのトレーニング効果について振り返って行こうと思います!
何故自分が他競技からの"学び"を"サッカーに応用"しようと思ったのか? 下記の過去のnoteをご覧下さい!
朝霧さんとのトレーニングを通じて、得られた「主観的な効果」と「主観的な課題」
効果
①前線からのプレスを掛ける際やプレスバックの「ギア」が1つ、2つと上げられるようになった。(例:0→100、50→100のパワーの瞬間的な出力)
②味方のカウンターや背後に抜けるシーンにおいて、「身体や体力がキツイ時にスプリントをする力」が可能になった。(例:30→80くらいの力の出力コントロール)
課題
①前のめり、前傾姿勢、特定の進行方向への移動中の身体のバランス(体幹、コア)が崩れている。
(例:背後に抜けた際の相手DFとのコンタクトの部分において、本来のフィジカルパワーを活かしきれていない)
②プレー時の力の「オン、オフ」のタイミング入れ方、1つ1つの動作が硬い印象が見受けられる
→最近は、徐々に改善されてきている
(例:スプリント後のプレー、ポストプレーなどの際に身体に力が入りすぎている印象)
課題に対しての取り組み
1つ目は、パワーオンの状態でプレーをし続けたら一体何が起こるんだろう?みたいな謎の好奇心から、極力パワーオフの状態にならないように"パワーオン"の状態でプレーをしてみました
検証結果
・とにかく疲れる
・ボールタッチが悪い(ボールを収める際に弾いてしまう)
・コンタクトプレーは、強い
上記の検証結果から得られる利点としては、「コンタクトプレーは、強い」
つまり、相手とコンタクトを行う瞬間にパワーオンの状態を出す力が養われれば、絶対に負けないじゃん!
みたいな結果を得ました笑
(これって、プレスを掛ける際の0→100の出力方法と類似してるのでは?)
2つ目は、パワーオフの状態
検証結果
・フィジカルコンタクト時のパワー発揮が難しい
・疲れにくい
・リラックス状態=パワーオフ状態
→ボールを収めるorポストプレーがやりやすい
3つ目は、パワーオンとオフの状態の切り替え
検証結果
・シュートの威力、コースが定まってきた
・瞬間的なパワーの出力のみなので、余計な体力を削がれることが少ない
・フィジカルコンタクトの部分において、自パワーで打開する場合と相手のパワーを利用して打開する場合の打開率が向上した。(フィニッシュorボールを高い位置まで前進できる)
個人的には、3つ目の「パワーのオン、オフの切り替えを同時に行う」が1番合ってると感じてます!笑
とはいえ、まだ90分を通して「強度を落とさずに自分自身のプレーを表現し続けること」が難しい部分もあるので課題だなと…
伸び代!!笑 日々新しい刺激と出会いに感謝しながら、もっと成長します!!
余談:最近練習前に入れているw-upを共有してみます!
「脚を上下交互に上げ下げする腹筋」100回
コアの締りが違う!身体がぶれない!笑
現場からは、以上でーす