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生まれ変わってもミラーレスを選ぶよ

LumixのGF7を手にしてから4年が経っていた。もっと長い間手元にある気がしていたが、愛着が湧いているだけなのかもしれない。

このカメラを使っていると、「それはカメラじゃない」とか「オートフォーカスが遅いんでしょ?」とか、たまに言われる。正直、物足りないなと感じることもある。暗所の弱さに歯がゆくなったり、ファインダーを覗く動作に憧れたり。

それを差し引いても、私は私のカメラが大好きだ。生まれ変わっても選びたいと思うくらい。それは私がカメラに興味を持った理由が少し不純だったからかもしれないけど、そういう人にこそ、ミラーレスカメラを検討してみてほしいなと思う。


消去法で選んでもいい

そもそも私がカメラに興味を持ち始めたのは、ひとえにミッキーマウスを綺麗に記録したかったからである。

幼少期からディズニーランドに通っていた私は、地獄のようなアルバイトを経て年間パスポートを購入し、iPhone6でショーをひたすら連写していたが、程なく限界が訪れた。

ボケが足りない。ズームが足りない。総じて画質が足りない。

こうしてディズニーオタクの例に漏れず一眼デビューを検討しはじめたが、困ったことに、私は人一倍体力がなかった。

一眼レフカメラは想像以上に重かった。ものの30分で肩が凝り、とても1日持ち歩けないと思った。そこで目をつけたのがミラーレス一眼である。当時、「カメラ女子」の流行とともに、軽量で安価なミラーレス一眼の選択肢が少しずつ増えていた。

「なんとなく」持てるカメラのいいところ

ミラーレス一眼の最大の特徴は軽さだと思う。「レス」というだけあって、一眼レフに比べて部品が少なく、軽量化につながっているらしい。詳しいところはいまだによくわからない。

カメラデビューをするといっても、パークを「写真を撮る場所」にはしたくなかったから、「いつもの荷物を邪魔しない大きさと軽さ」を求めていた私には非常にありがたいことだった。

ただ、構造に省略がある分、画質に関しては物足りない人もいるらしい(多くのカメラの場合、画質と重さはトレードオフ)。ミラーレスで撮るならスマホで撮っても変わらないよ、という人もいる。ただ画質に関しては、少なくともiPhone6よりは明らかに良かったから、私にとっては充分であった。

しかし現代のスマホなら、画質は確かに遜色ないかもしれない。でも「カメラを構えて写真を撮る」という行動自体が面白いし、なんでもスマホでできる時代にわざわざカメラを買うのは、それだけで贅沢をしている気分になって、なんとなく嬉しくなる。だからこの辺りに関しては好みなのかもしれない。

好みといえば、ミラーレス一眼は形がかわいいものが多い気がする。おそらく女性向けの商品が豊富だからだろう。ものぐさな私が「いつもより荷物が増えるけどまぁいっか」と思えるのは、おそらくそれだけかわいい見た目だからだ。そうでなければ宝の持ち腐れになるところだった。

そして私は、カメラで一番重要なのは「持ち歩きたくなるかどうか」だと思っている。その点、軽くて見た目の選択肢が多いミラーレスは、すごく魅力的に見えた。

カメラの所持欲が「なんとなく」でそれほど高くなかった私が購入し、ここまで続けられているのも、その2点が希望通りだったことが大きいと思う。

ミラーレスのある生活

そういういきさつと某家電量販店のお正月セールに背中を押され、無事に手に入れたミラーレス一眼がLumix GF7である。

ディズニーランドでは、当初の目的だったミッキーマウスの記録はもちろん、いろんな景色を見せてくれた。

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大好きなショーを見送ったり

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一回転したり

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 めちゃくちゃ加工で遊んだりしました

好きと連写が高じて個人的なフォトブックを作ったのはいい思い出である(96ページ)。

最近はパークに行けていないので、風景なんかをそれっぽく撮れるように練習中です。

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福島の再掲

そんな感じで、結構充実した生活を送れていると思う。


メジャーな一眼レフと比較すると、ミラーレスのレビューってあんまりない気がしたので、生半可な気持ちで手を出しても大好きになれるくらい素敵なカメラだよ、というのを伝えたくてしたためた。

参考になれば幸いです。

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