基本は絶望

ここ最近は、【奇跡を待ち望む】という内容ばかり書かれているから、うっかり、俺のことを希望に溢れている男だなんて誤解されてしまうかもしれない。

しかし、考えてみてほしい。
本当に日常が希望に満ち溢れている人が、奇跡、奇跡、と言い続けるだろうか?

いいや、言わない。
むしろ逆で、日常に夢も希望もないからこそ、ほんの僅かなパーセンテージの【奇跡】を待ち望むしかない、ということ。
つまりは、基本は、日常には【絶望】しかない。

収入、貯金、将来性なし、やりたいことや夢もなし、
お先真っ暗、お腹真っ黒、頭真っ白、
だらだら自堕落に生活する、
これ以上ない彼女にフラれる、
俺の人生は、基本、絶望だ。
このまま死ぬと思うとくらくらする。

でも。
同じような人もいるかもしれない。
こんな俺に合う人がいるかもしれない。
エッチなことをしてくれる人がいるかもしれない。
俺の性癖(基本ロリ)が満たされることがあるかもしれない。

こんなこと、【奇跡】だと分かっていても。
【絶望】の中に、眠っているかもしれない。
案外、【希望】の中より、【絶望】の中にあるかもしれない。

奇跡を待ち望んでいる男=絶望にいる男

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