たりないおとこ

今回の年末年始は「たりないふたり」を一からすべて見ている。

若林の書籍も3冊とも読み切ることとなった。

 

ナニカガタリナイ・・・

そんな思いを常に抱えながら生きている。

ハッキリと「お金がない」「恋人がない」と認識できるものもある。

恋人ができても、お金(稼ぎ)がない、将来性がないからと、恋人を失った。

でも足りないものはそれだけではない。

目に見えない、精神的なもの。

それがわかっているから、悩み、スピリチュアルな本を読み、講演に行き、何かを探し続けていた。

 

俺ももう33歳。

もうそろそろ、お金を稼げるようになりたい。

結婚願望はないけど、結婚を考えた彼女にお金を理由にフラれたのは象徴的だった。

将来、本当に結婚しようと思ったときに、お金を理由にできないのは嫌だ。

それだけではない。今年、例えば野球を観に行きたかったり、ホテルに宿泊したかったりする時に、お金を理由にできないのは嫌だ。

自分が生活できる分稼げればOKという考え方では、満足できる人生は送れない。

 

お金を稼げるなら何でもするのか?

その答えはNOだということを、これまでの自分が示している。

正社員時代、あまりのしんどさに耐え切れず、辞めた。

借金返済に向け、仮想通貨のビジネスを紹介してもらったが、興味とやる気が湧かず、辞めた。

派遣社員ながら成果主義で時給を1600円程度にまで上げ、さらに上位の役職に就いたが、難しすぎて辞めた。

そしてここ数年は、副業をしようしようと思いつつ、始めていない。

 

ここまででも、「ただの根性なし、意気地なし」との真っ当な評価が聞こえる。

「お金を稼げるようになる」という目標に向かって具体的に動き出すと、必ずや自分の弱さ・駄目さ・惨めさと向き合わなければならなくなる。

おそらく、それに耐え切れなくなり、逃げてきた歴史が、先の段落の「お金を稼げない」歴史だ。

つまり、今年から「お金を稼ぐ」を達成していくということは、自分の弱さ・駄目さ・惨めさと向き合い続けるということとイコールだ。

向き合い続けることで必要な努力(勉強・実行・創造)をやっていけるのだろう。

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