まやかしの奇跡~SJDとの結末~
先日からやり取りをしていたSJD(処女大生)の件は、決着がついた。
初体験を得るべく、会う日程の調整まで積極的に行っていた彼女だが、突然、数日間の音信不通。
バックレたか・・・とあきらめていると、このようなメッセージが。
「長い間、連絡していなくてごめんなさい。深く考えた結果、処女はやはり大事な人のために取っておこうと思います。迷惑かけてしまってごめんなさい」
kiroroを彷彿とさせる書き出しから、真面目にお断りを申し出たのであった。
俺はもう連絡すら返ってこないものだと思っていたので、素直に、返事をくれたことに感謝しつつ、彼女の決断を受け入れた。
しかし、ここで返事が返ってくるということは、もしかしたら、まだワンチャンあるかもしれない。
そんな欲望に素直に従い、「する前提じゃなくても、話し相手にはなれるから」と返した。
その後、暇なときに「通話しない?」と打診すると、「いつがいいですか?」と日程の調整に入ってくれたので、日時を提示した。
SJDは快諾してくれ、俺はその約束の日時を待った。
しかし、彼女は反応しなかった。
次の約束の日。その日も、彼女は連絡に応じなかった。
翌朝が早くてとか、寝てしまっていたとか。
この子は、断るのが悪いからと約束するけれども、本当は嫌だから当日になってから何らかの理由をつけて反故にするタイプの人間か?
その疑いが濃厚になり、「これで最後」と内心決めていた通話の約束。
絶対連絡ないだろうと思って、斎藤京子のshowroomを楽しく観ていたら、そんな時に限って、SJDから「大丈夫です」と連絡が来た。
会えないアイドルより、会えるかもしれない処女。
その優先順位は割とハッキリしていたので、すかさずSJDに電話をかけた。
これまでの反故についての謝罪に始まり、考え方の変化の過程も述べてくれた。
そして何より、「初体験」への興味について星の王子さまアプリで投稿した際、ほぼ全員が軽いノリで食いついてくるのに対して、俺の対応だけがずっと紳士的で安心感が格別だった、という評価をいただいた。
なるほどなるほど。
「ただヤレればいい」というのが本音だとしても、それをそのまま垂れ流しにしているようでは多くの愚者と同じ。
あくまで紳士的に、相手への思いやりを持って接することの大切さを学んだ。
そこまで安心感があるのなら、このまま仲良くなれるんではないか、と思った。
そして、あれこれ男女関係の相談に答えた後に、まずビデオ通話への切り替えを提案した。
承諾してくれたので、切り替えて相手の顔を見ると、地味だけど可愛い顔をしていたので、ボルテージが少し上昇した。
その勢いのまま、ご飯を誘い、2日後にカレーデートの約束をした。
1時間強のSJDとの通話を経て、下半身にはカウパーが流れていることがわかった。
この時点では、直接顔も見ながら約束したので、デートは実現するだろう、と思っていた。
そして友達とのグループラインに報告したりしていた。
しかし、翌日、デートの待ち合わせ場所を決めてメッセージを送るが、何も返事がない。
夜、不安になって電話をかけるも、出ない。
まただ・・・。
結局、デート予定日当日(本日のことである)。
以下のようなメッセージが入った。
「本当にすみません、顔を合わせる事はできません。ご協力ありがとうございました。もう私と関わらない方がいいですよ。事情のため、これ以上のことは言えません。」
・・・怖い話か?
実はスパイだったとか?
その場合、アンミカに匹敵するような「スパイと付き合ってた」エピソードを貯蔵するぐらいに、もっと関わった方がいいかな?
・・・いや、さすがにもう発展しなさそうやし、何より、これだけ連絡が遅くて話が二転三転するような子と関わり続けるストレスも半端ない。
いわれる「事情」とやらが何なのか量りかねるが、確かに、もう関わらない方がいいと判断した。
このSJDのタチが悪いのは、一回約束してしまうところ。
こちらとしては、「あなたのその言葉だけを信じて今日まで待っていた私」状態で、まさかのkiroro『長い間』Aメロがこんな場面にも通ずる普遍的な内容だとは、24年の時を経て初めて知った。
【結論】
このようなわけで、先月出会ったSJDは「処女膜は破れていないけど約束は破りまくる女」だった。
そして、kiroroの歌の普遍性を認識する結果となった。
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