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社会人3年目の壁

こんにちは!misaです。今回は私が参加したキャリトレについて振り返るためにnoteを書いてみました。今回キャリトレに参加したことは、これからの自分のキャリアや仕事への向き合い方を見直すきっかけとなりました。私と同じように社会人歴が浅い方や、自分の成長を感じれずもどかしさを感じている方に読んでいただけたら嬉しいです。

私がキャリトレに参加した理由


私がこのキャリトレに参加したのは、自分の仕事の仕方や考え方のレベルを一段上げて、自信をつけたいと思ったからです。

私はこの9月でiCARE3年目に突入し、同時に社会人としても3年目になりました。iCAREにはインサイドセールスとして入社し、その後CDS(Carely産業医サポートチーム)に異動し1年半たった今、仕事に慣れはじめ、段々と色々な業務を任せていただけるようになってきました。

正直なことを言うと、社会人3年目になった時にはもっと色んな仕事を、自信持ってこなせるようになっていると思っていました。でも実際は理想と程遠く、たくさんミスするし、先輩に聞かないと分からないことも多いし、まだまだできないことばかりで、自信を失って、その度に温かい上司に支えられている日々です…
社会人の先輩方からしたら、3年目で何言ってるんだ!当たり前だ!と思われてると思いますが… 周りの同期や同年代の友達が活躍しているのを見て、焦りも少しありました。

私はありがたいことに、この人みたいにこんな風に仕事ができるようになりたいって思える上司が周りにたくさんいます。ただ、上司の真似をしようとも真似すらも簡単にできなくて、根本的に課題に対する向き合い方や解決に至るまでの思考回路が違うなと気付きました。

そこで、このキャリトレに参加し、問題を批判的に捉える力や、問題を多面的に捉える力を身につけることで、今よりも仕事のレベルをあげて自分に自信をつけたいと思い、参加しました!

参加前の課題認識について

参加前に感じていた自身の弱みは?

特に感じていたのは2つあります。一つ目は、情報を相手に簡潔にわかりやすく伝えられないこと。二つ目は、与えられた情報から、課題解決のための選択肢が複数出てこない、ということです。

社内でもお客さんからでも、何か質問をされたときに、簡潔に回答できなかったり、その質問に対しての回答しかできず、その質問の背景を想像したり、質問の回答だけでなく別の提案をすることや、お客さんが何に課題を感じて質問をしているのか、という思考力が足りていませんでした。

参加前に達成したいと考えていた目標は?

上記にあげた弱みを少しでも克服し、よりスムーズに、短いラリーで心地いいコミュニケーションを取れるようになること。そして「この人がそう言っているならそうだね」と思われるような説得力のある提案内容をできるようになることです。これはキャリトレだけでというより、今の自分の目標ですね(笑)その目標に少しでも近づくためにキャリトレでたくさん練習しました。

参加中の学びと実践について

参加中にどのような新しい知識やスキルを学んだのか?

キャリトレでは、大きく二つ宿題が与えられていて、一つはある記事を読んで、その記事に書いてあることを1分でPREPに説明できる状態にしておくこと。二つ目は「○○の売り上げをあげるには?」というような課題が与えられ、それを解決するための提案内容を考え、説明できるようにするというものがありました。

学んだことはたくさんあります。
PREPに話すこと。情報をインデントにして簡潔に整理すること。情報を取捨選択し伝えたいことを絞ること。フレームワークの使い方。問題解決から考えるのではなく、まずは問題を同定すること。常に思考の行き来をして本当にこれでいいのか?を繰り返すこと。常に俯瞰して考え思考の偏りや癖を作らないこと。問題同定と問題解決に一貫性を保つこと。伝える相手によって、情報の粒度を変えること。私らしさを大事にすること。などなど。。。

たくさんのことを教えていただきました。ビジネススキルとしては基本のことかもしれませんが、ビジネススキルが未熟な私からすると、頭でわかっていても実践するのは難しかったです(理解するのも時間かかりました)

正直はじめは、何がわからないのかもわからない状態で、めちゃくちゃしんどかったです。何回も心が折れましたが、洋太さんや周りのメンバーがしっかりとフィードバックをしてくださるので、自分が何ができていなくてどうしたらもっと良くなるのか、というのを毎回学ぶことができました。

特にPREPに伝えるという宿題では、インデントにすることを意識しすぎて、結局何が伝えたいのかわからない、ということを指摘いただくことが多かったです。簡潔に伝えることばかり頭がいっぱいになってしまって、肝心な内容が伝わってないのは本末転倒でした。伝えるときには必ず相手が存在します。その相手の立場になって考えるという大事な視点が抜けていました。このように宿題を通して自分の弱みに気付くことができました。

実際の業務に活きたと感じることはあるか?

キャリトレの成果を感じる機会はすぐありました。今期のOKRを達成するための施策を考え、企画書を作成し、その内容を他者に説明する機会があり、そこでキャリトレの成果を感じました。問題同定のフレームワークはもちろん、課題解決の提案内容を考えるときに、あーーこれキャリトレでやったことだ~となりました。加えて相手に伝える時も、ただ資料を読むだけでなく、頭を使ってわかりやすくPREPを意識して話してる自分がいて、少し嬉しかったです。

とはいえ自分的には100点満点ではなかったので、まだ実践が必要だなとも感じましたが、以前だったら、考えなかったことや意識しなかったことを意識できるようになったのは一歩成長できたのかもしれません。洋太さんだったら、私がこう言ったらなんて質問してくるかな、とも考えるようになったのでちょっぴり自分の視座が上がった気もします。

参加後の自己評価と成長

参加後、自身の弱みに対する認識はどう変わった?

自分の弱みを具体的に理解することができました。キャリトレをやって、なぜ人に完結に伝えられないのか、なぜ選択肢がいくつも出てこないのか、という「なぜ?」を意識しもう一歩二歩先のところまで考える癖が以前より身についたと思います。私が人に簡潔に伝えられないのは、たくさんの情報から人に伝えたい大事な情報を取捨選択できていないから、取捨選択できてないのは、そもそも情報を理解して整理ができていないから、それなら今私がやるべきことは情報を整理し理解することだ、というように課題を細かく分解することで、自分が取り組むべきことが明確になりました。自分の弱みを具体的に理解したことが私にとってはとても大きかったです。

参加前に課題と感じていた点について、具体的な成長や改善を感じた部分は?

まだまだ成長過程だと思いますが、特に改善するとすれば、問題解決の一貫性のところです。これを解決するにはこれが問題だ!と問題同定したものの、解決案が同定した問題とずれていたり、思考が散乱してしまうことで結局どうしたいのか、と方向性を見失うことが多かったので、一貫性が保てるよう、目の前のことを疑うこと、そして思考の行き来をする癖をつけなければと思っています。

感想

正直このキャリトレに参加したからといって、この3ヶ月で自分に自信がついたかといったら、そうではないと思います。これから大きく成長するための武器を覚えた、というのが近い気がします。ただ言えるのは、これからの自分のキャリアを考えたり仕事の考え方向き合い方を見直すきっかけになったので、キャリトレに参加して本当によかったです。とても苦しく実りのある充実した3か月でした。ぜひ自分の強みや弱みがわからない方に、キャリトレの参加をおすすめしたいです。

私がこれからするべきことは、覚えた武器を使って、地道にいろんな場面で実践しアウトプットしていくことです。社会人3年目の壁はまだまだ大きく、成長の道のりは長いですが、とにかく実践してくじけながらでも、地道に頑張っていこうと思います。自信はそんなに簡単につくものではないですよね。

あらためて講師の洋太さん、小川さん、一緒に取り組んでくださったでんでんさん、ぼんさん、人事のらびーさんありがとうございました!


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