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「いい写真」には「いい睡眠」を

夜にダラダラと過ごすのをやめた。

晩ご飯を食べたら明日の朝食の仕込みをしてお風呂へ。歯を磨いて早々にベッドの中に入れば23時には目を閉じる。

「蒸気でアイマスク」をつけると、じんわりと広がる温かさとラベンダーの香りのおかげでスッと睡眠へと入ることができるので、ぜひ全国民にオススメしたい。

当たり前なのだが、しっかりと睡眠をとると次の日には脳みそがさっぱりしている。感覚が研ぎ澄まされていて、ごちゃごちゃと考えていた煩わしい言い訳がどこかへ消えてしまっている。

ぼーっと朝ごはんを作っていると、カーテンから透ける朝日の美しさに「あ、写真撮りたい」という本能的な衝動がおそってきた。

シンプルに、ただ目の前の情景を残したいくなった。

意味のわからない考え事や言い訳をしている時よりも、本能のままに撮った写真はなんだかスッキリして見えた。

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私はいつも言い訳をしている。

今日は疲れたから
今日は他の用事もあるし
今日はもういいんじゃない

いつからか、少しずつ写真を撮る行為に距離を置くようになった。目的が、目標がわからなくなってしまったから。

だけど、心は写真を撮りたいと叫んでいる。私にしか見えないもの、できないこと、感じられること。それをなにがなんでも残そうと、言い訳ばかりの私を叩き起こす何かがいる。

しっかり睡眠をとって、毎日の頭の中をもっとシンプルにすればもっといい写真が撮れる気がする。

いい写真には、いい睡眠を。

今さら気づいた、写真のこと。



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さどまち
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