マガジンのカバー画像

さどまちの写真と生活

104
写真家としての活動や生き方、日々の生活について書いていきます。小さな幸せとかそういうのも報告させてね。
運営しているクリエイター

#人生を変えた出会い

SNSの本質とはなにか

「ツイッターのフォロワー増やして会社の戦闘力あげてよ」 昔の会社でぽろっと上司に言われた言葉を時々思いだす。当時はツイッターは特定の繋がりの中で呟くツールだったし、もともと誰かのタメになるような情報を発信ができるようなタイプでもない。だから、その一言を投げかけられた時は「何言っているんだこの人は……」としか思わなかった。 しかし、上京してから上司がなぜそんなことを言ったのか少しだけ理解できるようになった。実際に会うことができない相手を信頼できるか否かはその「数」で測ること

静かなる炎を燃やして

昨日、婚約者と母の挨拶があった。 どんなタイミングかは忘れたが、会社を辞めてカメラの道にいきたいという話を少しだけした。母は安定志向なので、あいかわらず今の会社に残るか、専業主婦がいいのでは?と言い張ってきた。 猪突猛進な私の性格を25年もの間でいやというほど知っているはずなのに、専業主婦を勧めてくることには少し笑ったが、その提案だけはやんわりと断った。 ああ、また喧嘩になったらどうしよう……と思っていたら、母が席を立ったタイミングで婚約者が私の頭を撫で、さらりとこう言

「辞める」ことは甘えではなく特権である。

少しずつ、少しずつだが、勤めている会社を退職する決意が固まってきた。 ①辞めるまでの計画 ②生きるのに必要な総金額 ③仕事・人生への価値観 この3つを書き出してみると、すぐにできること、時期を待ってやるべきこと、潰していかないといけないことがいくつか明確になった。 私はどうにも「計画を立てる」「戦略を練る」部分が下手なのでメモ程度だけど、紙に書き出すと思考停止していた脳が少しずつ動き出そうとしてくれるので、行動を起こす前は手で書いてみるのが効果的だと思う。 また、ごち

甘えた分だけ価値観を洗い直してみる

これは書くのも恥ずかしい話なのだけど、昨日は積み重なった仕事に割れそうなくらいの頭痛が止まらず、電車の中で泣きながら帰った。彼の家に着くなり、涙が止まらずただただ「死にたい……」という思考が脳内に渦巻いていた。 かろうじてお風呂に入ったが、それ以上何もする気がおきず「歯を磨いてほしい」とぶっ飛んだお願いをすると、「はいはい」と言いながら歯を磨いてくれた。まさか本当にしてくれるとは思ってもいなかったので、その行動にどれだけ天使なんだよ、と心の中でまた泣いた。 その後、ぶっ通

フォルダの片隅を掘り返してみた

ここ最近、現像作業をサボっていた。 3ヶ月前の自分に比べたら、随分とぼーっとしている時間が多くなった気がする。 彼との婚約が決まって、引っ越し作業や挨拶なんてのを考えてたら……なんてのは言い訳で、きっと明確な目標がなくてモヤモヤっとしている。だから暇を持て余してスマホをいじったりしてしまう。 そんな時間あれば写真撮りに行けよな!(飛び蹴り)というツッコミも、雨だしさあ…なんて言い訳がましい自分がいて情けない。 気分がのらない時にあーだこーだ言ってもダメなので、とりあえ

推しが30歳になりました。

この世で最も尊敬している女性、道重さゆみさんが2019年7月13日に30歳の誕生日を迎えました。 この3連休は、バースデーソロライブ、パーソナルブック発売に伴う握手会、そしてFC限定のバースデーイベントと「こんなに道重さんを過剰摂取していいの?」とイベント盛りだくさん。 私はバースデーソロライブ、握手会に行ってきたのですが、生で見るのは今回が2回目、握手に至っては初めての体験。学生の頃からずっとファンだったのですが、視界に入れてもらうなんて恐れ多いという感情が強くて握手会

2019年の上半期を写真で振り返ってみる

こんにちは、さどまち(@mck0129)です 7月も3週目にもうすぐ入りますが、noteでオオニシさんが書いていた「2019年の上半期を写真で振り返る」という記事をみて、私も写真やってるしそれやりたーい!と思って書くことにしました。 さっそくいってみよ〜〜! 人生初の写真展「#湿度写真」からはじまった2019年 まず外せないのが、1月末に2日間行った人生初の写真展「#湿度写真」 沢山の方のご協力のもとに開催することができた個展。 全てが初めてのことでしたが、問題を

旅立つ同志へ

レビューに左右される人生なんてさ

ずっと気になってた映画「湯を沸かすほどの熱い愛」をAmazon videoでやっと観た。 率直にいうと…… すごく、面白かった。 ドラマ「夜行観覧車」からファンになった杉咲花さんが出ているというだけで気になっていた作品。 彼女が演じる子供は「こういう子いただろうし、私もこうだったかもしれない」と思わず自分を投影してしまうので好きだったのたが、この映画でも相変わらずその吐息、間、目の動きから学生時代を想起させられた。 それとはまた別に、この映画では考えさせられるのは「

他人を応援するのは、もう辞めた

私はいわゆるオタク気質だ。 一度ハマると狂気の沙汰か!?というくらいハマりまくってしまう。 例えば、ユニバーサルスタジオジャパン。 大阪にいた頃、毎週日曜日にUSJに通っていた。目的は夏限定で行われるONE PIECEのショーだった。 いわゆる2.5次元という世界で、端正な顔立ちのキャストさんたちがキャラクターの格好で、レストランや大きな野外ステージでライブショーなどを行う。 好きすぎて当日チケットを始発で来る人よりも先にゲットすべく、夜中2時から自転車を2時間US

写真撮影のご依頼をしてくださる方へ

はじめまして、写真家をやっているさどまち(@mck0129)と申します。 「写真撮影をお願いしたい!」と言われることも増えてきたので、どういった撮影ができるか分かりやすくまとめてみました。 ぜひ、ご依頼いただく時に参考してもらえれば嬉しいです。 ポートレート ▼内容 個人アイコンから、ジャケット撮影、企業のサイトプロフィールなどの撮影 料理写真 ▼内容 料理単体のお写真、そして作る過程などを丁寧に撮影させていただきます。サイトや商品紹介などにご活用できます。 イ

私は写真でどんな夢をみるか?

未知の海を泳いだ3ヶ月が終わった。 昨日、note社で開催した「#夢見る会社員バトル」が無事終了しました。なによりも、ご来場頂いた皆さま、撮らせていただいた方々、本当にありがとうございました! ライバルのぽんずさんと共に、鈴木心さんから写真について学んだ3ヶ月。その集大成、いわゆる「卒業制作」のようなイベント。 正直、終わってからもアドレナリンが出すぎて夜中4時まで眠れず…どうやってまとめればいいか悩みすぎて、うんうん唸りながらパソコンにむかっています。 イベントに来

写真のQに対して、私なりのAで

どうも、さどまち(@mck0129)です。 今回は、写真のあれこれについて質問がきているので、それに答えていこうと思います…! 写真は撮る人によって、こだわってることが違うと思うので、ひとまず私なりに意識していることをまとめてみました(詳しいnoteはまた後ほど書くかも) Q.写真を撮るときに1番大切にしている要素やレタッチの方法などについて教えていただけると嬉しいです。 A.自分が「いい!好き!」と思う瞬間だけ撮ること、惰性で撮らないこと。最近は対象物が1番美しい面

「自分らしい写真」を撮る方法を考えたら、ある答えがでた

写真家・鈴木心さんに写真を教えてもらいはじめて3ヶ月が経った。 一つの区切りとして定めていた写真イベント"夢見る会社員バトル"はもう4日後に迫っている。 今回は今までのお話と、まだまとめきれていなかった「自分らしい写真を撮る方法」について書いていきます。 写真への疑問が溢れでていた毎日 「いい写真ってなんだろう?」 「自分らしい写真ってなんだろう?」 「写真を上手くなるにはどうすればいいんだろう?」 心さんと出会ったのは、写真を本格的にやろうと決めてから半年経った頃