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さどまちの写真と生活

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写真家としての活動や生き方、日々の生活について書いていきます。小さな幸せとかそういうのも報告させてね。
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#とは

「書店」という言葉に騙されるな!

東京に住む前、私は大阪に1年半ほど住んでいた。 今朝、エスカレーターに乗っていると、ふと大阪で間違えて入ったある書店のことを思い出した。  大阪には大学卒業してすぐに移り住んだのだが、それまでの私は山口県でひっそりと21年間を過ごしたそれはもうれっきとしたガチガチの田舎者だった。   時期は確か、ハロウィン前。  友人と「コスプレしてUSJいこ〜☆」なんて、リア充っぽい話題で盛り上がっており、なんの衣装を着ようか至極どうでもいい悩みを胸に毎日過ごしていた。  そんな

#さどまちぽんずとすずきしん 1ヶ月を終えて

OL二人の写真バトル企画「#さどまちぽんずとすずきしん」が始まってからもう1ヶ月が経過! 6月の写真バトルまではあと2ヶ月となりました。 ちょうど1ヶ月ということで、少しだけ振り返って、今どのように考えているかぽんずさんと話してみました。ノー編集のゆるゆるとした話し合い、ラジオ感覚で聴いてみてください〜〜 ▼お話の項目 ⑴お互いの自己紹介 ⑵これまでの取り組みについて ⑶1ヶ月経っての感想 ⑷どの回が一番印象的? ⑸これからの課題 ⑹写真バトルに向けての意気込み ⑺心さんについて ▼写真バトルの雰囲気 写真はライブだ!「写真道場#2」in 代官山スタジオ https://www.youtube.com/watch?v=mayaFnE7fBU

女の子「だって」なんて思ったことなかった

人、人、人で溢れかえっている休日の池袋駅前。ときどきツンと鼻をつく不愉快なゴミの匂いは異国の街並みを思い出す。 写真の現像をカメラ屋さんでお願いしている間、本屋さんでフラフラと写真集を物色していると、いつの間にか18時を回っていた。まだ明るい街並みに、季節の変わり目に気づかされる。 空腹によってうなだれていた顔をふとあげると、高いビルの上に「女の子だって甲子園」という文字が見えた。それは、女子野球WEBコミック『花鈴のマウンド』の広告看板だったとあとで気づいたが、妙にこの

写真の上達に必要なことは写真以外の知識

1週間ごとに開催されている「さどまち、ぽんずと、すずきしん」。 前回は、鈴木心写真館にお邪魔して、置いてある写真集をぽんずさんとそれぞれ読んで、考察していくという回でした。 そこでまず学んだことは、写真を読みとくには写真以外の知識が必要ということ。写真家の方がその瞬間を切り取った意図、その思想を想像することには、まず自身に知識がないと読みとけないことを二人の写真への解釈を聞いて痛感しました。 そして、写真は料理と一緒で人それぞれの調理法がある、という心さん。同時に「人に

他人の死生観をきくこと

「死についてどう思いますか?」 お酒が入り盛り上がってからしばらくすると、私はよく相手の死生観について聞いてしまう。 というのも、私は死が怖い。 周りが死ぬことも、自分が死ぬことも。今までの経験・知識・意思が全部なくなってしまうことにピンとこなくて、考えだすと泣き出したくなって、眠れなくなる。 だから、他の人がどう思っているか単純に知りたいし、死をどう捉えているかによって、相手がどんな生き方をしているのか少しだけ分かるのが面白い。 お酒の場でそんな話題を出すと、最初

どこまで行けるか誰も分からない

この1週間、インスタもツイッターもピンク一色で埋められていて、  そんな綺麗な写真撮りたいとか、桜が似合う女の子っていいなあ、なんて思っていたらいつの間にか春がもう半分まで通り過ぎようとしていた。  暖かくなったと思ったら、急に寒くて、来たと思ったら、すぐに去っていく。まるで女の子のような情緒不安定さを持った季節だ。 ********  昨晩、母と電話をしていたら、 「なんでそんなに動き回るの?」 「もう十分じゃないの?」 「安定した収入で、子供産むのが普通の幸せ」

ドラマのような「なにか」という幻想

「なにか面白いことないかな」 「なにかいいことないかな」 と考えているとき、私の場合は黄色信号だ。 学生の頃から頭の中で呟いていたこの言葉は、思考の中に根深く棲みついてしまっていて、ふとした時にひょこっと現れる。 そんなときは、きまって何かから逃げていたり、人生の舵取りが出来ていないときなのだ。 「ないかな?」なんてのは、他人へ期待してしまっている証拠だし、その他人とは特定の誰かではなく、ドラマのような劇的な「なにか」なのだ。 25年間生きていれば、そんな「なにか」

良い写真ってなんだろう? 〜平面構成編〜

写真バトル企画の第1回目の記事「結局、良い写真ってなんだろう? 〜基礎編〜」にて、 「いい写真とは、伝えたいことが伝わっていること」と書いたのですが、今回は実際撮る時に、何を考えるべきなのかを書いていきたいと思います。 壮大な勘違いをしていたこと その前に、「伝えたいことを伝えられるのがいい写真」と心さんから聞いたとき、私が勘違いをしていた話を最初にしておきたいのです。 "写真で伝えたいこと"というテーマに対して私は、「この写真を見た誰かを救いたい」とか「社会性がどうの

古書店はオリバンダーの店でした

小さい頃から魔法の世界への入口に憧れていた。  ハリーポッターのダイアゴン横丁の入口や、ナルニア物語のクローゼット。はたまた、ふしぎ遊戯の四神天地書など。  今でも道を歩いていて、ごちゃっとしている雑貨屋さんや本屋さんをみると「もしや……」なんて思いながら、だけど一歩踏み出せず、向こう側の世界へ思いをはせていたりする。  そんな臆病者の私が、先日人生で初めて「古書店」に足を踏み入れてみた。 初めての古書店へ  そこは渋谷から歩いて10分くらいのところにある「totod

写真家・鈴木心さん、ぽんずさんと写真バトル企画はじめます

Twitterで「重大発表をします」と告知したのですが、タイトルの通り… 写真バトル企画「さどまち、ぽんずと、すずきしん(仮)」をはじめます! 写真を始めてからというもの、毎日が悩みの連続。 なんで撮ってるのか? なにを撮りたいのか? どう撮ればいいのか? 自分と向き合うだけでなく、撮った人、見せる人など、人の感情が素直に現れてしまう写真だからこそ、向き合うことが沢山あり、頭の中がごちゃ混ぜになっていました。 鈴木心さんと出会い、新たな価値観に触れる そんな中、「ぜん

目に入ったもの全てを「運命」と仮定する

東京に来てからというもの、目に入ったものを全て運命だと仮定して日々過ごしている。 やりたい衝動に駆られた時、 会いたい人がいる時、 どこかに行きたい時、 お金や時間、自分の力量不足を言い訳にせず、思ったこと自体が「運命」だと思い込んでまずは予定を入れる、そしてやってみる。 もちろん、初めてやることは不安だらけで、予定を入れたはいいものの、その日になったら「ヤバいヤバいどうしよう……」と情緒不安定になって、彼に迷惑をかけていたりする。(いつもそんな私をなだめてくれてありが

珈琲を飲んで、心震えたことがあるか

「で、今日のお悩みはなんですか?」 ゲーム音楽に包まれたコーヒー屋さんでかけられたその言葉に、自分の心を見透かされたようで思わず泣きそうになった。 ******* つい5時間前、急遽仕事終わりにあるコーヒー屋さんに立ち寄った。 コーヒーを飲むとすぐにお腹をくだす私が、なぜコーヒー屋さんを訪れたかというと、今日のお昼過ぎに写真家・鈴木心さんの呟きを見たのがきっかけだった。 鈴木さんは「宣伝会議」の広告で、私が敬愛する道重さゆみさんを撮った方。 つい先日、ツイッターを

さどまち写真展「#湿度写真」開催のお知らせ

どうも、さどまち(@mck0129)です。 2019年1月26日(土)、27日(日) ついに、人生初の写真展「#湿度写真」を開催いたします! ▼さどまち写真展「#湿度写真」詳細 日程:2019年1月26日(土)、27日(日) 時間:11:00〜19:00 場所:自由が丘ギャラリー 住所:〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-2アトラス自由が丘ビル1F 今回の写真展では、「しっとりと湿度のある写真」をテーマに、#湿度写真 という名前で撮影した写真たちを展示す