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さどまちの写真と生活

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写真家としての活動や生き方、日々の生活について書いていきます。小さな幸せとかそういうのも報告させてね。
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2019年4月の記事一覧

#さどまちぽんずとすずきしん 1ヶ月を終えて

OL二人の写真バトル企画「#さどまちぽんずとすずきしん」が始まってからもう1ヶ月が経過! 6月の写真バトルまではあと2ヶ月となりました。 ちょうど1ヶ月ということで、少しだけ振り返って、今どのように考えているかぽんずさんと話してみました。ノー編集のゆるゆるとした話し合い、ラジオ感覚で聴いてみてください〜〜 ▼お話の項目 ⑴お互いの自己紹介 ⑵これまでの取り組みについて ⑶1ヶ月経っての感想 ⑷どの回が一番印象的? ⑸これからの課題 ⑹写真バトルに向けての意気込み ⑺心さんについて ▼写真バトルの雰囲気 写真はライブだ!「写真道場#2」in 代官山スタジオ https://www.youtube.com/watch?v=mayaFnE7fBU

女の子「だって」なんて思ったことなかった

人、人、人で溢れかえっている休日の池袋駅前。ときどきツンと鼻をつく不愉快なゴミの匂いは異国の街並みを思い出す。 写真の現像をカメラ屋さんでお願いしている間、本屋さんでフラフラと写真集を物色していると、いつの間にか18時を回っていた。まだ明るい街並みに、季節の変わり目に気づかされる。 空腹によってうなだれていた顔をふとあげると、高いビルの上に「女の子だって甲子園」という文字が見えた。それは、女子野球WEBコミック『花鈴のマウンド』の広告看板だったとあとで気づいたが、妙にこの

写真の上達に必要なことは写真以外の知識

1週間ごとに開催されている「さどまち、ぽんずと、すずきしん」。 前回は、鈴木心写真館にお邪魔して、置いてある写真集をぽんずさんとそれぞれ読んで、考察していくという回でした。 そこでまず学んだことは、写真を読みとくには写真以外の知識が必要ということ。写真家の方がその瞬間を切り取った意図、その思想を想像することには、まず自身に知識がないと読みとけないことを二人の写真への解釈を聞いて痛感しました。 そして、写真は料理と一緒で人それぞれの調理法がある、という心さん。同時に「人に

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スマホで水平垂直・角度を意識する

他人の死生観をきくこと

「死についてどう思いますか?」 お酒が入り盛り上がってからしばらくすると、私はよく相手の死生観について聞いてしまう。 というのも、私は死が怖い。 周りが死ぬことも、自分が死ぬことも。今までの経験・知識・意思が全部なくなってしまうことにピンとこなくて、考えだすと泣き出したくなって、眠れなくなる。 だから、他の人がどう思っているか単純に知りたいし、死をどう捉えているかによって、相手がどんな生き方をしているのか少しだけ分かるのが面白い。 お酒の場でそんな話題を出すと、最初

いつだってこれからが本編

いつ開花するのか、雨で流れてしまわないか、と散々わたし達を騒がした花びらがハイヒールを鳴らす灰色の床に落ちている。 イメージとは違うその大量の白に、まるで虫の死骸のようだとぼんやりと考えていた。 その子たちが昨日までいた場所を見上げてみると、ぼくはここだよ〜と言うようにゆらゆらと柔らかそうな葉が揺れている。 光に透けるその緑を見ていると、落ちた花びらはただの目次で、これからが本編なのだと気づく。それは「令和!令和!」と新元号への盛り上がりと、5月から長く続く時代へのワク