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さどまちの写真と生活

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写真家としての活動や生き方、日々の生活について書いていきます。小さな幸せとかそういうのも報告させてね。
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2019年3月の記事一覧

どこまで行けるか誰も分からない

この1週間、インスタもツイッターもピンク一色で埋められていて、  そんな綺麗な写真撮りたいとか、桜が似合う女の子っていいなあ、なんて思っていたらいつの間にか春がもう半分まで通り過ぎようとしていた。  暖かくなったと思ったら、急に寒くて、来たと思ったら、すぐに去っていく。まるで女の子のような情緒不安定さを持った季節だ。 ********  昨晩、母と電話をしていたら、 「なんでそんなに動き回るの?」 「もう十分じゃないの?」 「安定した収入で、子供産むのが普通の幸せ」

ドラマのような「なにか」という幻想

「なにか面白いことないかな」 「なにかいいことないかな」 と考えているとき、私の場合は黄色信号だ。 学生の頃から頭の中で呟いていたこの言葉は、思考の中に根深く棲みついてしまっていて、ふとした時にひょこっと現れる。 そんなときは、きまって何かから逃げていたり、人生の舵取りが出来ていないときなのだ。 「ないかな?」なんてのは、他人へ期待してしまっている証拠だし、その他人とは特定の誰かではなく、ドラマのような劇的な「なにか」なのだ。 25年間生きていれば、そんな「なにか」

春だから、もっと気持ちよく生きたい

春になったので、そろそろ生活習慣を正していきたいと思っている今日この頃。 というのも、ここ最近満足のいくインプットもアウトプットもできていないのだ。 #100の花束と彼女 企画の短編小説も、誘ってもらったZINEの作品作りも、noteの文章だって。 つい時間がないから、疲れたから、と何かを言い訳に布団の中に入っては、ブルーライトに当たってしまっている。 甘々なのだ、私は。なんて言ってる時点で、甘いのだけど。 写真も撮れば撮るほど悩んでしまって、自分が何を美しいと

良い写真ってなんだろう? 〜平面構成編〜

写真バトル企画の第1回目の記事「結局、良い写真ってなんだろう? 〜基礎編〜」にて、 「いい写真とは、伝えたいことが伝わっていること」と書いたのですが、今回は実際撮る時に、何を考えるべきなのかを書いていきたいと思います。 壮大な勘違いをしていたこと その前に、「伝えたいことを伝えられるのがいい写真」と心さんから聞いたとき、私が勘違いをしていた話を最初にしておきたいのです。 "写真で伝えたいこと"というテーマに対して私は、「この写真を見た誰かを救いたい」とか「社会性がどうの

古書店はオリバンダーの店でした

小さい頃から魔法の世界への入口に憧れていた。  ハリーポッターのダイアゴン横丁の入口や、ナルニア物語のクローゼット。はたまた、ふしぎ遊戯の四神天地書など。  今でも道を歩いていて、ごちゃっとしている雑貨屋さんや本屋さんをみると「もしや……」なんて思いながら、だけど一歩踏み出せず、向こう側の世界へ思いをはせていたりする。  そんな臆病者の私が、先日人生で初めて「古書店」に足を踏み入れてみた。 初めての古書店へ  そこは渋谷から歩いて10分くらいのところにある「totod

【メモ】水平垂直、正面を意識した写真筋トレ垢

写真家・鈴木心さん、ぽんずさんと写真バトル企画はじめます

Twitterで「重大発表をします」と告知したのですが、タイトルの通り… 写真バトル企画「さどまち、ぽんずと、すずきしん(仮)」をはじめます! 写真を始めてからというもの、毎日が悩みの連続。 なんで撮ってるのか? なにを撮りたいのか? どう撮ればいいのか? 自分と向き合うだけでなく、撮った人、見せる人など、人の感情が素直に現れてしまう写真だからこそ、向き合うことが沢山あり、頭の中がごちゃ混ぜになっていました。 鈴木心さんと出会い、新たな価値観に触れる そんな中、「ぜん

目に入ったもの全てを「運命」と仮定する

東京に来てからというもの、目に入ったものを全て運命だと仮定して日々過ごしている。 やりたい衝動に駆られた時、 会いたい人がいる時、 どこかに行きたい時、 お金や時間、自分の力量不足を言い訳にせず、思ったこと自体が「運命」だと思い込んでまずは予定を入れる、そしてやってみる。 もちろん、初めてやることは不安だらけで、予定を入れたはいいものの、その日になったら「ヤバいヤバいどうしよう……」と情緒不安定になって、彼に迷惑をかけていたりする。(いつもそんな私をなだめてくれてありが

作品から何を感じるかは受け手の特権

昨日、東京都写真美術館で行われている「APA AWARD 2019」に行ってきた。 テレビやポスターなどで実際に見かける「広告作品部門」と、公募型の「写真作品部門」の2つの部門からなる写真の公募展だ。  ものすごい数の写真に囲まれたその部屋に入った瞬間、一気に胸が高鳴った。普段はツイッターなどのSNSを利用して、他人の作品を探すことが多いが、この場所には日本で第一線を張っている人たちの作品がぎゅっと濃縮されているのだ。なんて、贅沢。  1つ1つの作品を見るたびに、どうして

たまには撮ってもらう、そんな1日

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家族っていいよね

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kaskaさんの記念すべきデビューの写真を撮影

春が近づいてきたので、旅に出たい。

ここ最近、妙に「一人で旅に出てみたい」という気持ちがウズウズと顔を出している。 それはきっとマルタ留学をしているきっちゃんをはじめ、周りの友人が海外に対して積極的な人たちが多くなったからだろう。そして、なにより気温が暖かくなったからだと私はにらんでいる。 小さい頃から年に1回台湾に行ったり、高校はアメリカ、大学は台湾とフィリピンと交換留学をしていたので、海外に行くことに対しては特に抵抗がない。 そこで偶発的に生まれる出会いや、景色、環境などが楽しくてたまらないのだが、い

「嫌い」を知ることで「好き」がわかる

去年の8月、人生で初めて富士山に登った。 普段からスポーツもしないし、山に登ったこともないのに、2018年の目標に軽く「富士山に登る」と書いてしまったがゆえに友人三人と登りにいくことになった。(言い出したら達成しないと気が済まないのだ) 新宿駅に集合したが、一人はまるで高尾山にいくような小さなリュックで登場。それとは対照的に私は会社の先輩から借りたフル装備で固めてきていた。 非常食、水、雨避け、山の高さによって変える着替えにスティック。それらを詰め込んだリュックは大きく