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さどまちの写真と生活

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写真家としての活動や生き方、日々の生活について書いていきます。小さな幸せとかそういうのも報告させてね。
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2019年2月の記事一覧

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雨の中帰るサラリーマンがヒーローのように見えた

会ったこともない人に恋をしたあの頃

学生の頃、会ったこともない人に恋したことが2度がある。 1度は中学生の頃にハマっていた「CURURU」というブログを通じて知り合った人。 「ドナルド」というユーザーネームからふざけていたが、その人のブログやコメントはユーモアにとんでいて、何度もメッセージのやりとりしていくうちに、その人のことしか考えられなくなった。 しかし、その気持ちを共通の友人に相談したところ、まさかの「ドナルド」が女性だという事実を知り、あえなくその一過性のドキドキは終わった。 2度目は、高校生の

自信をつけるには、美味しいおにぎりだと自覚すること。

「自分に自信がないんだよね……」 店員と客の話し声が混ざった騒がしい居酒屋で、そう言って落ち込む目の前の友人。 こういうときにかけられる「大丈夫だよ、自信を持って!」なんて言葉は、背中を押してもらえる時もあるが、「そんな簡単に持てたら苦労しないんだよ、バカヤロー!」と素直に受け止めることが難しい時もある。 多くの人が知っているように「自信」というものは凄まじい威力を持っている。 以前、AbemaTVの「チャンスの時間」で、お笑い芸人・千鳥の大悟さんが名言メーカーとして

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修学旅行に歩いたこの道を、大好きな人と歩けるなんて17歳の私は想像もしていなかった。

眠れぬまま明けた夜

都会の中のワンルーム。 いつもよりも早い時間にベッドに入ったのに、そういう日に限って目が冴えて眠れない。眠くなるまで少しスマホを見ていようとすると、負のスパイラルまっしぐら。 ブルーライトにあてられ、余計眠りとは遠ざかってしまう。分かっているのに、ついついスマホに手が伸びてしまう私はきっとスマホ依存症なのだろう。 起きているのか寝ているのかわからない、曖昧な時間を過ごしているといつのまにか太陽が顔を出してきた。 「ああ、またやってしまった……」とベッドの中で悶絶するの

真夜中のラブレター症候群

この世の中は、何かと起こる現象にはしっかりと名前が付いている。 例えば、本屋さんで便意を感じることを「青木まりこ現象」というのだけど、これは「こういう現象ありませんか?」と彼女が雑誌に投稿したことがきっかけでこの名前がついたらしい。ああ、なんて不憫…… 他にも、曲が頭から離れないことを「イヤーワーム」という。これに関しては、「何にでも牛乳を注ぐ女」というNHKの曲が圧倒的にこの力があると思っている。彼氏にこの曲名を伝えると頭から離れなくなって嫌がられたことがある。(これを

飲み込んだ言葉はどこに消えるのか

「コミュ力やばいっすね」 と先日行ったセミナーで言われた。「本当は根暗だよ」と思うけど、上京してから頻繁に言われるようになった言葉だったので特に気にならなくなった。 普段から「素直」「本能的」「人間らしい」と表現されるのだが、多分他人から見たときに私はなんでも気にせずズバズバと思ったことを口に出してしまう人間なのだろう。 うん、その通りだ。全然間違っていない。 だけど、こんな私でも昔から自分の意見を最後まで通せない相手がいる。 その人相手だと「言っても意味がない」と

今日から毎日更新に挑戦してみようと思う

タイトルの通りなのですが、今日からnote毎日更新に挑戦してみようと思います。 これは完全に友人のぽんずさんに触発されたのがきっかけなのですが、彼女は昨日で毎日更新300日達成したらしいのです。その継続する力、半端なさすぎる。 しかも、毎日の更新にも関わらず、読み応えと清涼感があるので、読了後すぐに親指が「スキ」ボタンを押してしまうんですよねえ…… 3日坊主になりがちの私が、この過酷なチャレンジをしてみようと思ったのは、ぽんずさんが書いた「300日目の毎日noteに向け

君のためだけに用意したステージ

女性を撮るということ

昔から、戦う女性が好きだった。 セーラームーンやパワーパフガールズ カードキャプターさくらや、神風怪盗ジャンヌ。 総合プロデューサーを卒業してしまったが、つんく♂さんが作るハロプロの楽曲に出てくる女性もまさに「戦う女性」なので、聞くたびによだれが止まらない。 写真を撮るようになってから、そういった感情がより一層強くなった。 というのも、カメラに映されている女性はまさに「戦っている」から。 刻一刻と過ぎていく時間の中で、「今の一番美しい自分を残したい」という感情がバシ