わたしが豪華客船鍼灸師になった訳。
どうも、こんにちは。
豪華客船鍼灸師のmasamiです。
豪華客船って、すんごい特殊な環境です。
良くも悪くも。
今回は、なぜわたしが豪華客船鍼灸師になろうと思ったか?
ちょっとディープな話になるかもしれません。(笑)
まず初めに豪華客船鍼灸師の仕事を知ったのは約7年前、2013年の時でした。
大学を卒業し神戸にある鍼灸院に勤めていました。
この業界では珍しくないのかもしれませんが、まあブラックでした。(笑)
安月給長時間労働休日出勤当たり前。
当時は就職して1年目、何も分からないド新人。
学べるものは沢山あったし、むしろ何か盗むまでは絶対辞めるもんか!と思ってました。
(実際は入社1日目から退職するまで毎日辞めたいと思ってました。笑)
もちろん、当時のわたしも至らない点ばかりだったと思います。
ただ、パワハラモラハラも酷かった。(笑)
その顔なんとかならないの?
その身体で恥ずかしくないの?
そんなことを結構言われたり、質問するとため息で返ってくるのは当たり前、自社商品の強制購入など。
それが続くうちにだんだん疲れてきてしまって、気付けば勝手に涙が出て止まらなくなったり、当時はそんなに飲めなかったお酒を1人で大量に飲んだり。
母親に泣きながら辞めたい、と電話したり。
(親に泣きながら電話したのも、仕事を辞めたいと言ったのもこの時が最初で最後です。)
だんだん笑うことができなくなり、先のことも考えることができなくなってました。
たぶん、ちょっとウツっぽくなってたんだと思います。
そんな時、仕事の一環でしていたブログ。
自分でブログを書くほかに、他の方が書いたブログを見てコメントしたり読者登録して集客に繋げることがありました。
いつものようにブログをチェックしていた時にあるブログが目に留まりました。
それが当時働いていた豪華客船鍼灸師さんのブログだったんです。
どなたのブログだったか、書かれていた内容は正直覚えていませんが、当時半分ウツっぽかったわたしにとって、世界を舞台に働くということがとても刺激的で魅力的だったんです。
自分は本当に狭い世界しか知らない。
いまわたしがこんなに悩んでることは世界から見たら本当に些細でちっぽけなことなんだ。と。
その時に、わたしも絶対ここにいく!と決意。
ただ当時は技術も知識も英語力も全くなく、今は無理だと。
とりあえず知識と技術をもっと身につけようと思いました。
1年で神戸の治療院を退職し上京を決意。
どうしても勤めたい鍼灸院があり、そこがダメだったら上京を辞めて地元に帰ろうかと思っていましたが、実際なぜか受かる気しかせず他のことは何も考えていませんでした。笑
無事合格をもらい上京、
入社直後の写真です。
わかい!!!笑
28歳で船に乗る!
と決めて28歳と2ヶ月の時に無事合格、
28歳と6ヶ月で乗船を果たしました。
結果、豪華客船でのお仕事はもちろん楽しいことばかりではありません。
言語の壁はもちろん、毎日のセミナーや売上のプレッシャー、日本でのキャリアのストップなどなど。もちろん人によりますが。
でも。
沢山の友だちができました。
行ったことない色んな国に旅行することができました。
水平線で見る夕陽はめちゃくちゃ綺麗でした。
日本人も鍼灸師も1人しかいなかったので英語が喋れるようになり度胸も身につきました。
ほかにも色々。
自分の知らない世界を沢山見て色んな経験をして、自分の世界が広がっていくのかなと思います。
まだまだ知らないことたくさんですが。笑
豪華客船で働いて本当によかったとわたしは思っています。
次はどこに行こうか。