乳がんサバイバー もうすぐ2年

1年9ヶ月目の検診

3か月ごとなので術後7回目

診察の90分前までに採血を済ませて、診察の時間まで待機。

容易なタスクのパズルゲーム、
病気が見つかってから始めた。
クリアしたら紙吹雪を飛ばして褒めてくれる。

小さいおめでとうや小さいお祝いで、小さいハッピーを積む。

これ結構癒される。

伊藤絵美さんの『セルフケアの道具箱』から学んだ。コーピングのためのセルフケアの課題は、しょぼければしょぼいほど簡単に自分を癒せる。

今日の待ち時間は、時々ゲーム、時々読書、時々ぼーっとする。であっという間の2時間。

今日は採血が空いてたので、診察までの待ち時間が長くなった。

病院で待ち時間が長いことにイライラする人は多いようだけど、わたしは病院の待ち時間は嫌いじゃない。
通院の時は他の予定を入れないようにして、自分を外界から隔離する。
電波の届かない離島で解放されているような気持ちに近い感じに自分を持って行くようにしている。

いろいろとイライラするのはもう卒業したい。

いい大人がイライラしているのは見苦しいと感じる。
いい歳のとり方をしたい。

いつもにこにこして「ありがとう」って言ってる、そんな人になりたい。

今日、待ち合いで隣に座った高齢の女性がそうだった。血液検査の表を見ながら「異常なしやって。ありがとうございます。」って検査表に頭を下げながら呟いてた。


乳がんが見つかってからもうすぐ2年。

最近気付いたのだけど、わたしは子どもの頃からの経験で自分を守る技を身につけている。

受け入れたくないけれど受け入れざるを得ないことがある時、感情を稼働せず、時間が過ぎるのをやり過ごす。自分を守るために、感情は動かさない。知らない。見てない。何もわからない。そうすることで、わたしも周囲も、「何もなかった」ということにできるから。みんな守られる。

青山ゆみこさん主催の「ゲンナイ会」
オープンダイヤローグ的な聴く&話す会に、昨年から数回参加していて、自分のそういう所に気付いて、受け止められるようになってきている。(まだ発展途上)

乳がんが見つかった時も、この技で通り過ぎてきた。

手術後もうすぐ2年。

やっと、自分が何を経験したのか。に向き合えるような気がして、心が動き始めた。

渦中で心を稼働する勇気も強さもないことを自分で気付いていたんだとおもう。

乳がんの記録。
リアルタイムでnoteに残しておいてよかった。と思う。

つらい経験の記憶を消してしまうのが得意なので、この2年のことはあまりよく覚えていないから、自分の残したnoteを読んで、2年前の自分と客観的に出会うことができる。

やっと病気と向き合えるような気がするので、がんピアサポーター講習というのを受講することにした。

独り語りになったな
今日のnote。

夜中のnoteは、どうだろう。。

まぁこういう日があっても、
まぁ いいか

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