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ヘルヴァボスS2ep9のヴェロシカの考察
HELLUVA BOSS APOLOGY TOUR - S2 Episode 9
この記事はヘルヴァを1話から見ている人向けに書いています。
ヘルヴァを見たことない方にはちんぷんかんぷんな内容になっていると思います。
また、ネタバレを含みますのでご視聴後にお読みください。
また、私の殆ど思い込みみたいな考察なのでどうか鵜呑みにしないでください。
まず最初に、おすすめの日本語訳動画を貼っておきます。
個人的には、英語がわからない方でも公式の自動翻訳、何人かの翻訳を色々見るのがおすすめですが、人にお勧めしやすいのがこちらの方の翻訳動画です。
ストーリーとしては、ブリッツィー(元カレからの呼称)(悪口で呼ぶならブリッツォ)の被害者たち(元カレ、元カノ、おそらくその友人、暴力の被害者も含む)のブリッツォ アンチパーティーに本人がこっそり行く、という話です。
ここで私は主催者のセレブアーティスト・ヴェロシカについての考察を書きます。
ヴェロシカの未練、そして心配の種
まず、毎年マメにアンチパーティーを主催し、招待状まで手書きで送っているヴェロシカには独特なブリッツィーへの未練があります。
未練だと少し語弊があります、ブリッツを「心配」「気にかけている」のが近い表現だと思います。
最初はそれこそ普通に未練だったかもしれませんが、人間関係を丁寧に築くヴェロシカ的に、一度気にかけたブリッツが一向に人間関係構築が上手くならず、何度も同じ失敗を繰り返すのを心配しているようにも見えます。
要は失恋パーティーですが、本当に呼びたいのはブリッツ本人だったのかもしれません。
追記:
サキュバス系列(ヴェロシカ含む)しか本来来れない人間界でのパーティーなので、最初は本当にブリッツのいないところでやる意味がありましたが、人間界に行き来する手段を得てる事を知ってからは待っていたかもしれません。
ブリッツの本気の恋愛感情に気づいている
何年も開催できるほどブリッツが人を傷つけ続け、何年もハロウィンに繰り返されているアンチパーティー。
もしかしたらブリッツ本人に気づいて欲しかったのかもしれません。
しかし彼は一向にこのパーティの存在に気づくことはありませんでした。
何故なら別れた後の恋人(?)に2度と自分から会いに行くことはなかったからです。何故なら謝罪の言葉などなかったから。
しかしストラスの場合は違いました。
言葉選びは最低だし、ストラスの怒る本質がわかっていませんが、彼なりに関係回復をするために会いに行き、アンチパーティーの存在を知ります。
そして気になると確かめずにはいられない彼の性格上、まんまとパーティーに忍び込みます。
つまりヴェロシカから見れば「パーティの存在に気づいたブリッツが乗り込んでくる」こと自体が、彼の心の変化の現れであり、その理由になった存在を何かしら大切に思っている証拠でもあります。
ブリッツが隣にきても驚きもしなかったヴェロシカは、薄々彼の心の変化とストラスとの関係に気づいていたのだと思います。
ブリッツォケーキの心臓の部分はヴェロシカがとっておいた?
ブリッツにそっと渡されたグロテスクなブリッツォケーキの「心臓(ハート)の部分」。
これはヴェロシカがとっておいたものですが、もしかしたら毎年、誰にもハートの部分は取られたくなくて、とっていたのかもしれません。
それをブリッツ本人に渡しますが、ブリッツは横に置いてしまいます。
ブリッツは自分自身に価値があるとは思わず、自信家なのに自己肯定感がとても低いので、自分のハートにも価値があるように思えない、という描写だと考えられます。
ヴェロシカの成功は失恋ソングから?
ブリッツと付き合っている頃のヴェロシカは、まだ大物セレブではありませんでした。
今回のラストで流れるヴェロシカの失恋未練ソングはもしかしたらブリッツと別れた直後に書かれたもので、もしかしたらこの失恋ソングで彼女はトップスターになったのかもしれません。
今は未練は彼への心配へとシフトし、ストラスの影響で変われそうなブリッツに半ば安心しかけている、というのがヴェロシカの今の状況ではないでしょうか。