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2025冬・最近聞く音楽(ポジティブ文章)K-POP多め
ROSE 「toxic till the end」
ROSEのAPT.はもちろんなんですが、最新のアルバム「rosie」に収録されている「toxic till the end」。
この曲が大好きです!
オリビア・ロドリゴ的な古き良きバンドサウンドと「歌うま」ではなくROSEの「良い声」が遺憾無く発揮されてしまっています。
HipHop系統(打ち込みサウンド)から盛り上がったK-POPではずっとバンドサウンドが弱かったのですが、ROSEが見事に払拭したように思います。
また、歌が上手いのが当たり前のK-POPなので、これからは声質とサウンドの相性、人物の性格など本当の意味で「個性」を重視した傾向が強まりそうです。
BLACK PINKのROSEの私の中のイメージは「静かに泣く女の子」だったのですが、APTで「楽しくて、情緒豊かで、楽しいことが好きな自由な女の子!」に完全にアップデートされ、あまりにも魅力的で、可愛く自分をプロデュースしましたな!最高!という気持ちです。
あと、APT.のようにMVのCGやエキストラにお金かけすぎずアイデアをかける手法は増えてくるような気がします。
ビリーアイリッシュの「 BIRDS OF A FEATHER」がお金かかってないと話題になったのもあるので。恋愛に振り回される様を椅子で表現してます。
MEOVV 「TOXIC」
発表時期的に完全に偶然なのですが、ROSEの「toxic till the end」と対になるような歌詞、ROSEが昼ならMEOVVが夜という感じ。
2024にデビューしたばかりのMEOVVの中で一番推したい曲です。
ダンス色が強い曲が多い中、この曲だけaesthetic(美学的)な雰囲気。
この曲でデビューして欲しかったとちょっと思っています。
透明感のある天使の様な悪魔コア。都会感。
緊張感と開放感の絶妙なバランス。
最近の傾向として天使や悪魔の表現から宗教色や西洋色を無くしたものが多いです。
MINNIE 「Blind Eyes Red」
(G)I-DLEのMINNIEのソロ曲。
(G)I-DLEの「恨(ハン)」の込められた楽曲が大好物です。最早聴けるホラー。
※「ハン(恨)」は、朝鮮語で感情的なしこりや、痛恨、悲哀、無常観などを意味する概念。
静かにかっこいい。音の歪ませ方も好き。
IVE 「REBEL HEART」
多分卒業式ソング。
ポジティブな時のアヴリル・ラヴィーンをほんの少し彷彿とさせる感じ。
まだ出たばっかりだから聴き込んでないけど、いつも彼女たちのイメージを変に壊さないように丁寧に作られていて、スタッフさんありがとう。
パワーのある曲調だけど、荒くないのがIVEっぽい。
曲の出だしより、中盤どんどん盛り上がっていく感じが良いので是非最初だけじゃなく中盤までは聞いてみてほしい。
あとスタイリングが千秋っぽいからか、ポケットビスケッツも思い出しました。ポケビ大好き。日本的表現も好き。
XG 「HOWLING」
ネオ・もののけ姫
初期(中期かな)XGはもっともっとコアな平成アニメをオマージュしてたんだけど(私でもギリわかるのが攻殻機動隊とAKIRAくらい。もっとコアなやつ、多分「天使のたまご」とか「KEY THE METAL IDOL」とか…わかんないやつ)最近は「もののけ姫」とか「エヴァ」とかオタクじゃなくてもわかるくらいのオマージュ元になってよりストレートに表現し始めたイメージ。
セルフケアをイメージした「IYKYK」も優しくパワフルで大好きです。
「HOWLING」はもっと攻撃的表現、大好き。
XGは「産毛」とか「スキンヘッド」とか「牙」とか美しさの振り幅が豊か。
彼女たちに地球滅ぼして欲しいと思える楽曲。
LISA - NEW WOMAN feat. Rosalía
LISA - NEW WOMAN feat. Rosalía
あまりにもかっこよくて、MVの感じが完全にラッパー。完全にラッパーって?何て表現したら良いかな。
歌詞は結構今まで通り「わたし Lalisa!そこ通るから邪魔!」な感じなんだけど、MVに沢山のフェミニズム的要素が散りばめられていて「わかる人にはわかる」様になっている楽曲。
2024年夏にケイティペリーが中途半端なフェミニズム曲『ウーマンズ・ワールド』で炎上したのも影響している気はします。
このLISAの「歌詞に映像で意味を補強する」やり方は、アンチを刺激せずにファンに安全にメッセージを届ける賢い方法かもしれないので、今後増えるのではないかと思っています。
TAEYEON 「Heaven」
TAEYEON 好き。このゴリゴリに整った顔でホラー曲、ありがとうございます。「恨(ハン)」の曲。
「Heaven」とか「Hell」とか「toxic」とかの単語が私の好きな曲中に入ってる確率が高すぎる。あと大体悲鳴が入っている。
Die Antwoord 「 POKÉMON」
すごいすごい好きなDie Antwoordがぬるっと新曲出してたんですけど。
しかも「 POKÉMON」という最高のタイトル。
赤い子のおでこに書いてある通り「テンション」上がるので、私は飛行機の離着陸時に爆音で聞いて恐怖を誤魔化してました。感謝。飛行機怖い。
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見てください、この可愛い夫婦を。
リードラッパーのNinja(左。忍者!)、サイドラッパーのYo-Landi Vi$$er(右)
Yo-Landiちゃんはピカチュウみたいに声が高くて背が小さいので(だから彼女はネズミが好き)、私はずっとスプラトゥーン2のヒメちゃんのモデルなのではないかと疑っているラッパー。
もこもこの真っ白ダウンジャケット着てる姿がそっくりだったから。あとテンション。
「 POKÉMON」はアップテンポだけど、静かな曲もかっこいい、謎の振り幅。
「なぜ わたしは にほんが だいすきなのですか」
「わたしは ぜんせで にほんじんでしたか 」
なんて日本語で歌っている。
日本にゆかりの薄い方の想像するにほんがわたしはすごい好きです。わたしもいつかにほんに行ってみたいなー。
さいごに
私は普段K-POP以外のどちらかというとマイナーな曲(アメリカのゴスの子とか、タイのラッパーの女の子とか、ゲームのファンミュージックとか)いっぱい聞くのですが、K-POPは本当に新曲が多い!ので結果K-POPが多めになってます。
K-POPは最近バンドサウンドが「打ち込みバンド風」から「バンド演奏」になって来ている傾向をなんとなく感じます。
あとR&B的「声を張り上げる歌上手な歌い方」より「良い声(低い声とか、儚いとか」を推す曲もちょっとずつ増えてる印象。(new jeansの影響が強いと思う)
あと、K-POPで一番好きなのはnew Jeansなので……2025年の新曲がとても楽しみです!あの子達&ミン・ヒジンさんなら大丈夫でしょ!待ってる!という強い気持ちです。
上に並べてない期待のグループ、バンド、ラッパーいっぱいいるので季節変わったら、またまとめられたらまとめたい予定ー。
それまでスレッズに突発的に好きな曲貼る。
おまけ:プレイリスト紹介
好きな音楽のyoutubeプレイリスト4種類をはてなブログの方で公開してますー。