newjeansの主張について。ただのいざこざでは無く社会的な闘争だという事について
KPOPに全然興味ない人にはただの社内のいざこざに見えるだろうけど、
ニュージーンズの主張にはそれ以上の意味のある社会的な闘争があります。
2024年9月12日
newjeansのメンバーが自分たちのおける立場や権利、今までの事とこれからの事を主張する動画をyoutubeで発表しました。
下記わかりやすい翻訳されたものです。
今kpopの子達には沢山の発言できる場所があります。
Instagramでも、24時間で消えるストーリーでも、ティックトックでも、
ファンだけを煽りたいならファンだけが見えるツールもあります。
でも彼女たちが選んだのはその為の場所を用意し、黒っぽい服を着て、文章をまとめ、顔を出して発言し、動画を残すこと。
これは単に「若い子の文句」ではなく、企業に対して大人と対等に筋道立てて発言したかったからだと思います。
なぜならこれは自分だけの問題ではなく、これからのk-popの後輩のためでもあるし、監督やプロデューサーなどの先輩のためでもあるし、なんなら男性的な価値観で固められた企業に理不尽なコントロールをされている女性、若い男性の為ですらあると思うからです。
そもそも、ミンヒジンを不当に解雇する発表が出た時(8月下旬)、本人たちは当事者なのに何もできない状況を歯痒く、悲しく思っている、と言う感じの発言をしていました。
彼女たちの行動は労働組合の代表主張のようなものです。
彼女たちの稼ぐお金が欲しいのに、ビジネスの妨害もしているHYBE。
これは単に金銭、ビジネス、経営の話ではなく、差別やコントロール、意味不明なプライドのための掻き回しです。
彼女たちは新曲の練習をボイコットすることもできるし、歌わないこともできる。
代わりはいないという事を分かっているし、そう思わせてくれた今までの環境は貴重なものでした。
貴重だけどそれは10代を取り巻く環境としては当然あるべきものだとも思います。
彼女たちの心身を守るためなら、大好きなニュジが解散しても良いとすら私は思います。
彼女たちなら新しく何かを始めても、それは素晴らしいものになる確信があるからです。
正直違約金だって集めたら秒で集まるだろうし、ニュジが彼女たちであるかぎり最強だなと思いました。
そもそも違約金はHYBE側がニュジ払うべきかもしれない、と言う話もあるそうですね。確かにね。
余談ですが「あんな事しない方が良かったのに」という日本人の主張が散見されます。
ですが「○○な立場なら○○な態度でいるべき」というのは「トーンポリシング」という差別的な態度です。
少なくとも良い大人が権利を主張する立場の弱い人に対してそんな風に表現することは前時代的な体制を押し付けるだけの恥ずかしい行為なので、ニュジを応援したい人は気にしないでください。
また余談ですが、韓国ではHYBEに不利な記事を書くと削除要請が来るそうです。日本でのKPOP関連のメディア記事はほぼ韓国語の翻訳記事なので酷い記事が量産されています。
そもそもニュースメディアが翻訳だけを仕事にしているのが無責任でまずおかしいと思います。
ミン・ヒジンはどんな風にニュジをプロデュースしていたかについての過去記事↓